行楽シーズンはお出かけも増えてきますよね。でも、長時間の移動で、帰るころには腰が痛い…なんて経験はありませんか?
自分ではケアしにくい腰の痛み。そんな腰痛をリフレクソロジーでケアできます。
リフレというと“足”のイメージですが、足裏を刺激することで、間接的に腰にも効果が! しかも、おウチでできる簡単リフレで、腰痛を軽くできるなんて夢のよう!?
リフレクソロジーの専門スクール「クイーンズウェイ リフレクソロジー・スクール」のインストラクター・佐藤明子さんに聞きました。
Contents 目次
血流を促進して体をじんわりほぐす
足裏を刺激することによって、体の不調を改善するリフレクソロジー。足裏は第二の心臓と呼ばれ、足の筋肉が血液を心臓に向かって押し戻す働きがあります。これがスムーズになることにより、体の血流がよくなり、体を温める効果が期待できるのです。また、足裏の反射区を通じて間接的に体の各部位に刺激を加えほぐすことで、腰痛など日常的に起こる身体の不調を改善することに役立ちます。
簡単リフレで腰痛軽減!
腰に効く反射区は4つ。かかとは腰のこりをほぐします。土ふまずは、腸の反射区。腰痛で前かがみの姿勢になると腸に負担がかかりやすいので、よくほぐしていきましょう。足の内側の甲は脊椎をリラックスさせてこりを緩和してくれます。そして、足の外側の真ん中より後ろのあたりはひざの反射区。腰がつらいとひざに負担がかかりやすくなるので、ここもじっくりほぐしていきます。
それでは、4つの反射区を刺激する、簡単なリフレクソロジー術をご紹介します。
Step1
かかとの内側と外側の両方を小さく円を描いてすべらせるように刺激します。
Step2
左右の土ふまず全体を押し込むように刺激します。
Step3
足の甲の内側、脊椎の反射区を骨に沿ってすべらせるようにもみほぐします。
Step4
足の外側の真ん中より後ろの部分を徐々に力を強めながら、かかとからつま先の方へ向かって刺激します。
腰痛はひどくなると、椎間板ヘルニアなど深刻な病気を引き起こすこともあるので、毎日5分のセルフケアを実践して、不調をため込まないようにすることが大切です。
参照元/「疲れをとってキレイを手に入れる おウチでできる! ハッピー・リフレクソロジー」(PHP)