皆さまこんにちは♪ インナービューティープランナーの高橋美紀です。
毎日寒い日々が続きますが、冬の時期は腎臓や膀胱を総称して『腎』と言いますが、その腎が弱まる季節でもあります。冬に腎をケアしていかないと2~3歳老け込んでしまったり、腰痛や婦人科系のトラブル、膀胱炎になったりということが起きやすくなります。
Contents 目次
望診法とは?
顔や舌、皮膚、髪、爪、手、足などにそれぞれ体からのインナーサインとして出る印の意味を理解し、美容や健康、未病へとつなげていく方法です。
例えば吹き出物がいつも同じ場所にできてしまうのは、とり過ぎている食べものがあるサインなので、意味を理解すると吹き出物に悩むこともなくなっていきます。
そして吹き出物が出る場所からも弱っている臓器を知らせてくれているので、健康や未病へもつながります。
さて、冬に腎が弱まるとどんなことが起きるでしょうか?
◻目の下にクマができやすい
◻耳鳴りがする
◻腰痛やぎっくり腰になりやすい
◻虫歯になりやすい
◻ひざが痛くなりやすい
毎日歯を磨いていて、定期的に歯医者さんに行っているのになぜ虫歯になりやすいんだろう?と疑問に思っている方も多いのですが、腎と骨は密接に関わっていますので、腎が弱まっていると虫歯にもなりやすいので、歯を磨くと共に腎を補っていくことも必要になります。
腎の苦手な食べ物とは?
腎は苦手な食べ物があり、それは「甘いもの」です。昔は甘いものは年に2回くらいしか食べられなかったそうですが、今はコンビニや遅くまで開いているスーパーも多く、食べようと思ったら毎日いつでも食べられる状況にあります。そういったことからも現代人は腎が弱っている方がとても多いです。
あんみつ屋さんに行くと、あんみつと一緒に塩昆布が添えられていたりしますが、じつはそれには、とても意味があります。
あんみつで口の中が甘くなっているから、しょっぱいものでお口直しをしてくださいというものではなく、腎は甘いものが苦手で臓器が弱まってしまうので、腎を補う塩昆布をとってくださいということなのです。
このように脂が多い秋刀魚を食べるときには、油脂を流してくれる大根おろしを添えるなど、理にかなった食べ方が日本には古くからあります。
そして健康のために白砂糖はとらないように気をつけていている方も、マクロビスイーツや果物の果糖を食べ過ぎてしまって腎に負担がかかっている方も多いので、甘いものの量に気をつけて、甘いものを食べたときは必ず補っていく必要があります。
《腎を補う食材》
海苔、昆布、ひじき、黒ごま、黒米、黒きくらげ、カリフラワー、キャベツ、ごぼう、ブロッコリー、マッシュルーム、うなぎ、鯛、いしもち、海老、サザエ、ししゃも、すずき、すっぽんなど
黒い食べ物もいいので、白ごまより黒ごまなどを選ぶなどの工夫でも変わっていきます。
そして腎は寒さに弱いので体を温めて、冷たいものを飲み過ぎたり食べ過ぎたりしないよう気をつけて、この冬は腎をケアしていきましょう。