花粉症の症状を、少しでも軽くしたい! そのためには、いかに花粉が自分につかないようにするかを気をつけたいですよね。
洋服はもちろんのこと、メイク、そして髪の毛! 見落としがちな髪の毛は、花粉が毛にからまってしっかりと付着しやすいからこそ、この時期は花粉がつきにくいヘアスタイルを死守しましょう。
Contents 目次
髪の毛に、花粉をつきにくくするポイント
・ポイント1
まずは、顔まわりに花粉をつけないスタイルにすることです。顔まわりに髪がかかるだけで、髪についた花粉が目鼻につきやすくなるから、これをまずは徹底阻止する必要があります。
・ポイント2
傷んで乾燥した髪は、静電気が発生して花粉がよりつきやすくなります。だから花粉がつきにくい髪の状態にすることが大切です。そのためにはトリートメントを欠かさずすることで、乾燥からくる静電気を防止して花粉がついても落ちやすい髪にする必要があります。
・ポイント3
花粉がつきやすいスタイリング剤、例えばベタつくワックスやスプレーは、使うことを控えましょう。花粉がついてもサラリと落ちやすい髪にすることが必要です。
花粉をつきにくくするロングヘアスタイル
ロングヘアの人は、顔まわりのおくれ毛をしっかりまとめたお団子ヘアがおすすめです。
ゆるふわアップスタイルは、この時期は封印して、すっきりまとまったヘアにしましょう。
ほかにおすすめのまとめ髪は、2つに分けて三つ編みをしてアップスタイルにしたヘアスタイル。
毛先が露出した状態のポニーテールよりも、三つ編みにすることで静電気が発生しにくい状態にできますから、花粉が髪の毛につきにくくなるんです。
このヘアスタイルも、三つ編みを崩してラフにせず、2つの三つ編みをしっかりうしろで交差して、ヘアピンで留めてしまいましょう。
襟足の髪の毛もすっきりまとめることが、花粉をつきにくくするポイントです(chihoさん)
花粉をつきにくくする、ミディアムヘアスタイル
ミディアムヘアも、ロングヘアと同じように顔まわりにおくれ毛を残したり、襟足の毛を残したりすることなく、ひとつ結びにしてしまうか、編み込みしてすっきりまとめてしまうヘアスタイルがおすすめです。
花粉をよりつきにくくするポイントとして、髪の毛をまとめたときの最後のゴムの位置を、なるべく毛先ギリギリにしてしまいましょう(chihoさん)
花粉をつきにくくする、ショートヘアスタイル
ショートヘアの場合は、ロングヘアやミディアムヘアの人のようにすっきりまとめ髪というわけにはいかないため、帽子をかぶって髪に花粉をつきにくくしたり、オシャレなターバン、カチューシャで髪を覆って、顔まわりをすっきりさせたりと、小物に頼ることがおすすめです。
または、前髪をポンパドールにして、すっきりあげてしまったり、ハーフアップにして、顔まわりをすっきりさせるのもよいでしょう。
また、ショートヘアの人は、パーマをかけているとアレンジしやすい半面、花粉がつきやすく静電気も発生しやすいため、花粉症の時期はストレートヘアで乗り切ることもひとつの策ですね(chihoさん)
いつもしているヘアアレンジも、ちょっとした工夫をするだけで、花粉をつきにくくしてくれるんですね。
スタイリング剤やヘアアクセサリーを見直しつつ、教えてもらった花粉がつきにくくするヘアスタイル、ぜひやってみましょう!
取材・文/高田空人衣 イラスト/中村奈々子