ビジネスシーンにおいては、上司や同僚と近距離でやりとりすることもしばしば。自分の、そして他人の「におい」が気になったことがあるという方は多いと思います。中でも口のにおいは、気になってもなかなか指摘しづらいもの。裏を返せば、自分自身の口臭も、自分で気がついてケアをするしかないということです。あなたのオーラルケアは大丈夫ですか?
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気づいていないのは自分だけ?不十分なオーラルケアが口臭のもとに
6月1日、口腔洗浄器『ジェットウォッシャードルツ』の新モデルを発売した「パナソニック株式会社」では、内科医師であり「におい専門家」でもある桐村里紗先生監修のもと、20〜50歳の男女計400名を対象に「オーラルケアに関する意識調査」を行いました。すると、全体の86%もの人が他人の口臭が気になったことがあり、「口臭が気になった場面」としては、「人の近くに座ったとき」(64%)、「仕事で指示をする/されるとき」(30%)、「電車に乗ったとき」(26%)など、主にビジネスシーンの中で口臭が気になっているケースが多いことが明らかになりました。一方、約7割の人が「自分の口臭が気になったことはない」という調査結果も。多くの人が他人の口臭は気になっているのに、自分の口臭は気にならないということは、自分のにおいには鈍感になりがちだということがうかがえます。
口臭のもととなるのは、歯の間についた磨き残した歯垢(プラーク)。桐村先生によると、磨き残しによって口の中に蓄積した歯垢は、いわば細菌の塊であり、歯垢を放置することによって、歯と歯ぐきの間にできた深い歯周ポケットに歯周病菌が入り込むと、『ザリガニ臭』や『ドブ臭』とも称される悪臭の原因になってしまうとのこと。歯磨きだけでは歯垢の除去率は61%、マウスウォッシュやデンタルフロス、歯間ブラシなどを使用した場合でも15%~20%の歯垢は残ってしまうそうで、歯垢による口臭を防ぐためには、さらなるオーラルケアが必要であるといえそうです。
「口腔洗浄」という一歩進んだオーラルケアで口臭ゼロへ
歯周ポケットに残った歯垢による口臭の予防には、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットを清潔に保つことがポイント。日々のセルフケアとしては、歯ぐきを傷つけずに汚れを水流で洗い流すことができる「口腔洗浄機」を使ったケアが有効なのだとか。
今回の調査では、他人との距離感が近くなる瞬間が意外と多いビジネスシーンでは、他人の口臭が気になった経験のある人がとても多いことが明らかになりました。パブリックなシーン、そしてデリケートなことだからこそ、気になっても指摘しにくい口臭。自分の口臭で誰かに不快感を与えてしまわないためにも、自分自身の健康や快適さのためにも、これからは「口腔洗浄」をオーラルケアのスタンダードにアップデートして、ビジネスシーンはもちろん、いつ、どんなときでも歯垢残りゼロ、口臭ゼロを目指したいですね。
文/ゆうこ