紫外線が増加する夏は、日傘や日焼け止めなどの対策が欠かせません。とくに肌を気にする女性にとって強い日差しは天敵です。さらに、蒸し暑さが続くことによる熱中症対策も必要ですよね。けれどもこれらの対策について、ネット上には「日焼け止めを塗ってるのに肌が赤くなっちゃった」「外出先でも効率よく体を冷やせたらいいのに」「完璧な紫外線対策を知りたい!」と悩む声が数多く上がっています。そこで今回は、夏の日差しに負けないさまざまな知識をご紹介。美容だけでなく健康にも役立つテクニックを覚えて、元気に過ごしていきましょう。
Contents 目次
紫外線に負けないスキンケア方法
最初の健康知識は、日焼け止めの使い方について。日焼け止めは肌になじむまで時間がかかるので、家を出たあとや出る直前に塗ってもしばらくは効果が得られないかもしれません。しっかり紫外線をブロックしたいなら、塗るタイミングは太陽のもとに出る30分前が理想的だそう。
美肌キープには日焼け対策だけでなく、毎日の洗顔も大切。汚れをキレイに落とすために、皮脂の出やすい鼻から洗いはじめてください。鼻の次はおでこ、ほお、口まわりの順番で洗顔。乾燥しがちな目のまわりを最後に洗えば、全体のバランスが整いやすくなります。
手のひらや足裏を冷やして熱中症予防!
7月11日放送の「くりぃむしちゅーのハナタカ! 優越館」(テレビ朝日系)ではさらに、スポーツ内科医の栗原隆先生が熱中症になりそうなときに体を冷やす場所について教えてくれました。体温には皮膚温と深部体温の2種類があるのですが、深部体温が上がると熱中症のリスクも上昇。深部体温を下げるには、手のひらや足の裏を冷やす方法が理想的です。体の末端の温度を下げることで、深部体温を効率よく下げられるそうです。わきの下や首を冷やす方法もありますが、これはあくまで熱中症になってしまったときの応急処置。予防の際は末端を冷やすほうが効果的だそうです。
露出が増える夏は、女性が体型を気にする季節でもありますね。栗原先生は、体型管理に便利な体脂肪計の使い方についても教えてくれました。多くの体脂肪計はグリップを握ることで測定が行われますが、グリップを握るときは汗を拭いて乾いた手で行い、軽い力でやさしく握ってください。また膀胱に水分がたまっていると体脂肪として計測されてしまうことが。なるべく正確な数値を出すため、トイレに行ったあとに測りましょう。
夏に役立つさまざまな知識は、「予防と応急処置で冷やす場所が違うのは驚き」「家の体脂肪計なんとなくで使ってたからこれは助かる!」「肌のケアもダイエットもしっかりやろう」と視聴者に大好評。残暑に負けず、快適な日々を過ごしたいですね。
ライター/プリマ・ドンナ