新しい年を迎え、今年もヘルシーに過ごしたい!という気持ちが強くなるこの時期。ダイエット熱や美容熱がひときわ高くなる時期でもありますね。そんな自分の思いを叶えるために、まず整えたいのが「腸」。腸とのつき合いが美をも制す、というのは言い過ぎかもしれませんが、健康で美しく、ストレスともじょうずにつき合っているプロは、どんな風に生活して大腸マネジメントしているのでしょうか。誰もが手軽に続けられる栄養指導やメニュー作りに定評のある金丸絵里加先生に、ご自身の食生活について聞きました。
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みそ汁を多彩なバリエで楽しみながら腸活
水溶性食物繊維と発酵食品をできるだけ、食事の中にとり入れるように意識しています。
たとえば、納豆に青菜のお浸し、めかぶなどを混ぜます。
野菜炒めにワカメを入れたり、みそ汁に海藻類、アボカド、ごぼうなどを入れたりします。
アボカドをみそ汁に入れると、少しかたいものでもおいしく食べられるのでおすすめです。じゃが芋とか、きのこ類、玉ねぎ、トマトなどとよく合います。「トマトもみそ汁に入れるのですか?」と驚かれるのですが、入れます! 煮崩れない程度が好みです。しその葉を最後に散らせば、さわやかですよ。
おみそ汁にチーズも相性がいいです。
チーズinみそ汁の場合は、マッシュルームや、小松菜、キャベツなどの具が合います。今の季節なら、ゆずの皮のせん切りなどをトッピングしてもいいですし、粗びき黒こしょうをひとふりすると味が引き締まります。
料理の際には、とにかく、水溶性食物繊維を多く含む食材を入れるよう意識しています。そう考えると、きのこ類、海藻類はマスト。まいたけ、えのきたけ、なめこ、しめじ、エリンギ、マッシュルームなどのきのこ類は、冷蔵庫には欠かさないようにしています。白米にもち麦や発芽玄米を合わせて炊いておき、それを主食にするようにもしています。
忙しい日の朝はヨーグルトが味方に
ヨーグルトはおやつもしくは、忙しい日の朝食に食べるように意識しています。
最近よく食べているのは、無調整豆乳を混ぜたプレーンヨーグルトに、「フルグラ 糖質オフ」(カルビー)と「大麦フレーク」(はくばく)をミックスしてかけるというもの。さらに、青汁の粉を混ぜてしまうことも。
外食が多かったり、食物繊維が不足したと感じたりするときには、食物繊維配合食品を利用します。個人的にはイージーファイバー(小林製薬)ととても相性がいいので、朝いつも飲んでいるコーヒーに入れて、食物繊維をとるようにしています。