ゆっくり湯船に浸かってもすぐに手足が冷たくなり、布団に入ってもなかなか寝つけない…。眠れたら眠れたで、朝は布団から出るのがツラ過ぎる…! そんなあなたは、もしかして低体温ではありませんか? 低体温を改善して体内温度を上げることで、免疫力も上がり、冷え症だけでなく健康的な体作りにも役立ちます。今回は、コンテンポラリーダンサーの得居幸さんがおすすめする、起床後すぐに体内温度を上げるエクササイズをご紹介します。
Contents 目次
体内温度アップエクササイズ ステップ<1>
<1>床にあお向けになり、頭の上で軽く手を組みます。このとき両脚はまっすぐ伸ばして閉じておきましょう。
<2>両脚は<1>の状態をキープしながら、手のひらを天井に向けて、両腕を床につけたまま頭上へまっすぐ伸ばします。伸ばした腕をゆるめたら、これを3回くり返します。徐々に腕を少しでも遠くへ伸ばすように、大きく動かすとよいでしょう。
<3>次に両腕を伸ばしながら、脚を動かしていきます。まずは右脚から。
足の裏を床につけてひざを立てたら、外側へパタンと倒し、もう一度ひざを立てた状態へ戻します。ポイントは、脚のつけ根から動かすことを意識して行うこと。
右脚をまっすぐ伸ばして元の位置に戻したら、今度は左脚。左ひざを立てて、一連の流れを同様に行います。
最後にもう一度、体全体を大きく上下に使って伸びをしましょう(得居さん)
体内温度アップエクササイズ ステップ<2>
<1>床にうつ伏せに寝たら、両手はおでこの下にラクに置きます。
<2>ひざを曲げたら、両足首もしっかり曲げて足裏を天井に向けます。つま先をまっすぐに天井方向へ伸ばしたら、つま先を頭側に倒すようにして足の甲をスッキリ出しましょう。この流れを、10回くり返します。
<3><2>のひざ下の形をキープしたまま、両ひざとくるぶしの内側がくっついた状態を作り、骨盤から動かすように、両脚を左右にゆっくり傾けます。
この流れを左右で1回とし、10回くり返しましょう。腰が床から浮きすぎないように、注意して行ってください。
<4>最後に、両手両脚を広げてゆらゆらと左右にゆらし、深呼吸をくり返しましょう(得居さん)
体内温度アップエクササイズ ステップ<3>
<1>両手と両ひざを床につけます。肩の下に手のひら、脚のつけ根の下にひざがくるように。このとき、目線は床へ向いています。
<2>息を吸いながら、お腹を床へと下げていきます。同時にお尻の尾てい骨を引き上げるイメージで、目線はななめ上に向けましょう。
<3>息を吐きながら腰を大きくうしろへ引き、背中や腕のつけ根を伸ばしていきます。この動きを1回とし、5回くり返してください。
朝からできる冷え症改善エクササイズを、ぜひ始めてみてくださいね。
取材・文/高田空人衣