歯ブラシにフッ素配合の歯みがき剤をたっぷりつけてブラッシングし、口の中の泡などをはき出しただけでうがいせずに2時間。スウェーデンではそんな歯みがき法によって、国民の虫歯を大きく減らすことができたそうです。私もこの方法を試してみたくなったけれど、どの歯みがき剤を選べばいい? 通いつけの歯医者さんで、 歯科衛生士さんにおすすめの歯みがき剤を聞いてみました!
Contents 目次
スウェーデンでは虫歯の人が少ないという話を聞いたことはありませんか? 「イエテボリテクニック」という歯みがき法を実践しているのが大きな要因なのだとか。
「イエテボリテクニック」のやり方はシンプルで、歯みがきをするときに、フッ素入り歯みがき粉を2cmほど歯ブラシにつけて2分間みがき、そのあと、口の中の泡を出すだけでうがいをせずにフッ素を定着させるというもの。
フッ素がとれてしまうので、2時間ほどは飲食も避けるようにします。
※以前、テレビでは「うがいをしない」と紹介されていましたが、泡を出さずに少量の水でうがいをしてフッ素をいきわたらせる、というやり方を説明したサイトもあります。
さて、この話を知り、私もやってみたいとドラッグストアへ行ったのですが、歯みがき剤にはさまざまな種類があって迷います。フッ素配合の製品にしぼっても、うがいなしで大丈夫なのかどうか……。「ザ・歯みがき粉!」みたいな製品を使えば、うがいがしたくなってしまうし、歯みがき剤の添加物も気になります。
そこで、歯医者さんへ定期検診に行った際、お世話になった歯科衛生士さんに「イエテボリテクニックをするうえで、いちばんおすすめの歯みがき剤はどれですか?」とズバリ尋ねてみました。彼女がすすめてくれたのがライオンのチェックアップシリーズ。
ペースト状のスタンダードもいいですが、口をゆすがないならば、泡立ちの少ないジェルタイプがいいでしょう、とのこと。
フッ素の濃度やジェルの香りなどいろいろなタイプがありますが、使うのは私ひとりなので、1450ppmFという、フッ化物が高濃度に配合されたタイプを選びました。この濃度は成人用です。
「1日1回、寝る前にやるといいですよ」と言われたので、通常の歯みがきをしたあとに、ジェルを歯に塗るように軽く磨いています。
ジェルは透明。歯ブラシの上に乗せてもすぐに平らになってしまうほど、ゆるーいゼリーくらいのやわらかさです。
ほんのり甘く、控えめなミントの香りもお気に入り。
じつは自分で選んだ歯みがき剤でもイエテボリテクニックを実践していたのですが、すすめていただいた歯みがき剤のほうが、口をゆすがなくても口内に薬っぽい味が残らず爽快です。
夜、この方法で歯をみがくと「明日までもう食べないぞ!」という覚悟もできるので、ダイエットにも効果的なのではないか?とひそかにほくそ笑む私です。 (編集まりりん)
Omeza トークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。