話しかけられても「えっ?」と聞き返すことが続き、もしかして聴きづらい音があるのかな…と若干心配になってきた私。この不安を解消できるようなアプリを探したところ、「自分で聴力検査」にたどり着きました。同アプリは名前の通り、自分で聴力検査ができるスグレもの。簡易的に自分の聴力がわかるとあって、利用者からは「自分の聴力に衰えを感じて、心配になったので測ってみたら正常で安心しました!」「オーディオユーザーなので定期的に検査中。最近『大きな音で音楽を聴くようになった』と思う人がいたら試してほしい」といったレビューが。さっそくインストールして、自分の聴力を測ってみたいと思います。
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自分の聴力がカンタンにわかるアプリ!
アプリを開くと、3つのボタンを選択できるシンプルな画面が登場しました。検査はイヤホンかヘッドホンを装着して実施。音が流れてくるので、聴こえている間はボタンをタッチし続けます。病院などで実施されている検査方法と同じですね。
それでは検査を開始してみましょう。イヤホンをつけて開始ボタンをタップしたところ、機械のような音が左耳だけから聞こえてきました。音は最初が大きくて、徐々に小さくなっていく様子。今どの周波数を聴いているのかは、画面の枠内に表示されていきます。異なる7種類の周波数を聴いたら左耳は終わり。同じことを右耳でもくり返したら、検査終了です。聴こえ方によって異なるかもしれないですが、検査時間は2分ほどだったので思い立ったらすぐにできそう。
検査を終えたら、グラフのような診断結果がすぐ出てきます。この「オージオグラム」は聴力レベルを表しているもので、下へ行くほど「聴こえが悪い」という結果に。私は右耳に比べて、左耳の250~1000ヘルツ辺りがあまり聞き取れていませんでした…。しかし25デシベル未満であれば健聴レベルといえるため、まだ聴力は衰えていないようです。
診断結果は保存できて、ホーム画面からいつでも確認可能。そのほかホーム画面では「自由音」メニューを選択することもできます。「自由音」で周波数や音量レベルを自由に調節してみたところ、周波数が低い音は非常に聞き取りづらい印象でした。自分の診断結果を見て、聞き取りづらかった周波数を自由音で確認してみるとよいかもしれません。
アプリで聴力検査を行ってみた人たちからは、「カンタンにできるので便利です。もちろん耳鼻科でチェックする余裕があるのならそれがいちばんですが、なかなかそうもいきませんからね」「あくまで簡易的だけど『高い音が聴こえてない』『右と左で聴こえ方が違う』といった傾向をつかむには十分。静かな場所でテストするのが重要!」などの声が上がっています。
同アプリではカンタンに聴力を検査できるものの、本格的な医療ソフトではありません。聴力が気になる人は耳鼻科などで測ってもらうようにしてくださいね。
<レート>
3.0(最大5/App Store/2月18日現在)
<アプリ情報>(App Storeより)
販売元:Hiroaki Ito
サイズ:21.2MB
互換性:iOS 9.3以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
言語:日本語、英語
年齢:12+
軽度な医療または治療情報
Copyright:(C)2018-2020 Hiroaki Ito
文/矢野りさ