少しずつ暖かくなってくると、気になるのが花粉。毎年春になると花粉症に悩まされる人も多いのでは? 今日は、ボディメイク講師の城山珂奈見さんに、花粉症対策について伺ってみました。
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花粉症に負けない生活習慣7つ
こんにちは! バレリーナのような体をつくるボディメイク講師の城山珂奈見(かなみ)です。ふだんは体づくりについてお伝えしていますが、今回は花粉症対策について、お伝えしたいと思います。
というのも…じつは花粉症対策って、花粉自体の接触を少なくする以外は、負けない体づくりに尽きるんです。なんとも地道ではありますが、やはり基本の体の素地は大切なんですね。今日は、もう一度、体を強くするための基本と、プラス、花粉の接触を少なくして症状を緩和する方法についてまとめてみたいと思います。
(1)自律神経のバランスを整える
まずは自分の体を整えることから始めましょう。自律神経が正常に働く状態になるように心がけます。睡眠不足やストレスなどで自律神経のバランスが崩れ、副交感神経が過剰に働きすぎることで、免疫が過剰になり、その免疫がアレルギー症状をさらに刺激・悪化させてしまいます。交感神経と副交感神経がバランスよく働く状態を維持することが、症状を改善するためのひとつ有効な方法です。これをきっかけにもう一度、「健康的な食生活」、「十分な休息と睡眠」、「適度な運動」を見直してみましょう。
さて、次からは、もう少し具体的な症状のおさえ方をご紹介していきます。症状に困っている人は、ぜひ試してみてくださいね。
(2)帰宅したら手洗い・うがい・洗顔
外出すると、どうしても花粉はくっついてきてしまいます。帰宅後の症状を緩和するために、まずは帰宅したら体に付着した花粉をとり除くことを徹底しましょう。
手洗い、うがいはもちろんですが、できれば一緒に洗顔も。さらに可能であれば、シャワーを浴びる、もしくは着替えをしましょう。シャワーまでできれば、スッキリ落とせていいですね。
(3)上着や持ちものを払ってから帰宅
帰宅する際、部屋に入る前に一度、玄関で上着やマフラーなどの身につけているものを脱ぎ、少しはたきましょう。カバンなどの持ちものも同様です。少しでも室内に入る前に花粉を落としてから帰宅することで、部屋の中の花粉を減らすことができます。
(4)花粉が付着しにくい衣服を
花粉がなるべく付着しないように、上着などはツルツルした素材のものを選べるといいですね。フリースやウールなどより、綿、ポリエステルなどの素材がおすすめです。また、花粉は静電気でも引き寄せられるので、洗濯に柔軟剤を使ってあげると改善されるかもしれません。
(5)外出時はメイクをする
肌を休ませるためにノーメイク…と言いたいところですが、肌に直接花粉が付着するのを防ぐために、花粉が多い時期はメイクをして外出するようにしましょう。フルメイクでなくても、パウダーをさっとつけるだけでもいいので、ぜひ!
(6)鼻づまりにはツボ押し
いろいろと花粉対策をしても、それでも鼻がつらい…。そんなときは、小鼻の上あたりの鼻通(びつう)と言われるツボを押してみましょう。少し鼻がスッキリしますよ。
(7)のど・鼻の保湿
のどや鼻の乾燥を防ぐことで、炎症をおさえることができます。のどあめを舐めたり、定期的に温かい飲みものを飲んだり、マスクをすることで、花粉をブロックする以外に、のど・鼻の保湿にも効果が期待できます。
以上今回は、私が実践している生活習慣7つをご紹介しました。ウイルス対策やアレルギーによる花粉症ともうまくにつき合って過ごしていきましょう!