今や音楽は“VR”で視聴する時代!? 先日適当にネットサーフィンをしていたところ、とても興味深いアプリを見つけました。その名も「新音楽視聴体験 音のVR」! 同アプリにはKDDI総合研究所独自のインタラクティブ視聴技術が使われており、今までにない臨場感たっぷりの音楽体験が楽しめるそうです。実際にアプリを使った人からは、「素晴らしいのひと言に尽きる! これぞVR体験って感じ」「新しい音楽の楽しみ方」「ヘッドフォンをつけるとより臨場感を楽しめる」といった好評の声が。正直説明だけではまだ「?」ですが、とにかくすごいということはわかりました。さっそく私も「音のVR」を体験してみたいと思います!
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「3月9日」の混声4部合唱を聴いてみたら…
“VR”といってもVRゴーグルは使わず、用意するのはスマホのみ。手軽に音のVR体験が楽しめます。ただモバイル通信での視聴はデータ通信料を消費するため、Wi-Fi環境での視聴がおすすめ。それではいよいよアプリを起動させてみましょう。
まずアプリを立ち上げた様子はこんな感じ。東京混声合唱団による合唱が堪能できるようで、画面上には「通常版」と「リモート合唱」の2つのコンテンツが並んでいました。
試しに通常版のほうを開いてみると、「旅立ちの日に」や「大地讃頌」といった合唱曲がずらり。なかでも「旅立ちの日に」は卒業式で歌ったので、思い出深い曲です。しかし「3月9日」も捨てがたいし、「心の瞳」も名曲なんですよね~。“Extra Edition”というのも気になるところですが、今回は「3月9日」ノーマルVer.を視聴しようと思います。
曲名をタップした瞬間、目の前に合唱団の姿が。合唱団は4つのグループに分かれており、画面左からソプラノ・アルト・テノール… 画像には映っていませんが、バスの順に並んでいるようです。そのままピアノの伴奏が流れ始めると、東京混声合唱団による「3月9日」が始まりました。
もちろん動画は、ただの動画ではなく“VR動画”。360度自由自在に見渡せますし、好きなパートに近づくこともできます。実際にソプラノにピンチアウトしてみたところ、ソプラノパートの聴こえ方がより鮮明に!
ほかのパートはもちろん、ピアノ伴奏にフォーカスするのもお手のものです。CDや生の合唱ではできない、VRならではの楽しみ方といえるのではないでしょうか。
動画は5分弱で終わってしまいましたが、臨場感あふれる合唱に大満足! 社会人になってからあまり合唱曲にふれてこなかった私でさえ、もっといろいろな曲を聴いてみたいと思いました。これはおもしろいアプリに巡り会えたかも♪
今度の休日は同アプリを使って、“音のVR”を楽しんでみてはいかが?
<レート>
4.5(最大5/App Store/5月21日現在)
<アプリ情報>(App Storeより)
販売元:KDDI Research, Inc.
サイズ:10.8MB
互換性:iOS 13.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
言語:日本語
年齢:4+
Copyright:(C)2018 KDDI Research, Inc. / KDDI Corporation
文/矢野りさ