今回、私が宿泊をしたグローバルエージェンツが運営するライフスタイルホテル「The Millennials渋谷」内にはワークプレイス「.andwork」があります。渋谷のほかに麻布十番、大阪本町、福岡博多、京都、川崎、沖縄の全国に７拠点。

これまでは主に宿泊者の利用が多かったそうですが、今年はコロナの影響により、フリーランスやリモート勤務の人が増えたことから需要拡大の影響を受け、より多くの人にテレワークやワーケーション、オフィスとして利用していただくために全国のホテルでサービスを展開しているそう。施設利用者は30代が多く、フリーランスをはじめ、仕事帰りのサラリーマン、男女カップルや少し前までは海外からの利用者も多かったとのこと。ちなみに施設のスタッフはほとんどが外国籍の人だそうです。

ホテル一体型ワークプレイスでは、どんなサービスがあるの？
電源やWi-Fi、会議室やphoneスペース、除菌対策などの基本的な設備に加えて、ホテルの特性を活かした、コーヒーサービス（24時間）、NAPサービス、フリービール（17:30-18:30）、朝食（7:30-9:30）、シャワー利用、アメニティなどが充実。「The Millenials渋谷」への宿泊はもちろん、ホテルのベッドを利用して仮眠することも可能。

チェックインは、専用のQRコードを自分のスマートフォンで読みとると、チェックインに必要な情報を入力するページが出てくるのでそちらに入力したら完了です。複数の人が出入りするので、自身のスマートフォンで手続きを行うことで感染対策になるそう。

３階「.andwork」ではおしゃれなインテリア空間の中で仕事をしたり、プライベートな時間を過ごすこともでき、自由にオンとオフを選択できます。phoneブースでひとりの会議も４人がけのソファテーブルがあるので打合せもできます。フリースペースを実際に利用してみて、クリエイティブなデザインと広々とした開放的な場所なので、居心地がよく仕事もはかどりました！

４階ではコーヒーが飲めたり、キッチンスペースもあるので、簡単な調理をすることもできます。個人的にバルミューダの調理家電がそろっていたのがうれしかったです。

５階は、テレワークルームとなっており、各スペースにデスクとイスが用意されています。ひとりでもくもくと仕事に集中したいときによさそうな場所です。

６階はベッドルームで宿泊ユニット。ここの階はコンセプトがあって、各部屋には有名アーテイストたちのイラストが壁に描かれています。それぞれ描かれているイラストがすべて異なり、とてもユニークで楽しめる部屋です。アーティストたちの感性で自由なテーマで描かれているイラストなので個性あふれる空間となっています。予約の際は好きな部屋を選ぶこともできるそうです。

７階は女性専用のベッドルームで宿泊ユニット。シンプルな部屋でひとりで過ごすには十分なくらい広々としています。ベッドの下に荷物を入れるスペースがあり、鏡もついています。ベッドはリクライニング機能がついているので、ベッドとソファ両方のモードを楽しめます。チェックイン時に受けとったiPodで部屋の照明のオンオフやベッドのモード変更、目覚ましアラームなどの操作を行います。

そのほか、同階にはシャワールーム（３部屋）とトイレ、有料ですが洗濯機に乾燥機などの設備が用意されています。バスアメニティは、香りがよいとホテルアメニティの中でも評判がいいPROVINSCIAでした。アメニティやホテルオリジナルのグッズも販売しているそうです。

翌朝は朝食にデニッシュなどのパンとコーヒーをいただきました。キッチンのトースターで温めるとおいしかったです。朝からおしゃれなインテリアに囲まれて気分も上がります。

今回はホテルとワークスペースとを両方利用してみましたが、とても快適にゆっくり過ごせました。ちょっと気分転換をしたいなと思って利用してみたのですが、渋谷とは思えない静かさとクリエイティブな空間が旅行に行った気分にさせてくれます。感染対策もしっかりされていましたので安心して過ごすことができました。

「.andwork」は、１日単位でのワークスペースのみの利用も可能なので、気分を変えたいときに、お酒好きな人は仕事帰りにフリービールを飲みに利用するのもありです。拠点が全国に７か所あるので、出張時や旅行の際などの利用にも活用できそうですね。

（編集 マチ）

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