皆さん、こんにちは! リアルに海外へ行けないコロナ禍の今、以前より人気のオンラインツアーがぐっと進化しています。世の中を一変させた今回のパンデミックですが、「旅」のあり方を変えてしまいそうなんです。 今回はそんなオンラインツアーの最新情報と、各旅行会社の商品についてご紹介したいと思います。 「旅気分」が自宅にいながら気楽に手に入る時代がやってきました。ぜひ参考にして下さいね。
Contents 目次
ステイホームでも海外旅行を身近にする旅のカタチ
突然ですが、日本のパスポート保有率はどれくらいかご存じですか? 外務省がまとめた2019年(1-12月)の旅券統計データーでは23.7% 日本国民の4人の内ひとりしかパスポートを持っていないことになります。言い換えればパスポートを持っていない、海外に行ったことのない 3/4の人が海外オンラインツアーによって海外旅行の予行練習ができるわけです。
さまざまな事情で遠出できない人、飛行機に乗れない人なども「海外気分」が味わえます。もっとたくさんの人たちが海外にふれてもらいたいと思っている僕としては、この自宅時間の間にオンラインツアーは気軽に海外にふれることができるよいタイミングだと思っています。
コロナ禍で進化するオンラインツアー!
今までのオンラインツアーは国内外の観光シーンを視覚的に楽しむ企画が中心でした。以前の記事『バーチャルツアーで旅行気分。ステイホームを楽しむ新しい「旅」のカタチ』でお伝えしたように新しい「旅のカタチ」として観光施設を中心にたくさんの企画が出回り、多くの人たちが自宅から「旅気分」が得られたように思います。
しかし「旅」の楽しみは以前からお伝えしているように視覚的な観光だけではないんですよね…。地元の人たちと言葉を交わしたり、自分が見たいものに時間をかけたり、ガイドに質問したり、料理や鉄道、芸術や工場見学、ショッピングもしたいですよね? そんな旅心を自宅にいながらかなえられるオンラインツアーがたくさん企画されています。もうオンラインツアーでなく、「オンラインエクスペリエンス」と呼んだほうがしっくりします。各旅行会社もそれぞれのアイデアで新しい取り組みをつぎつぎ発表していますのでいくつか紹介したいと思います。
自宅にいながら旅のリアルにふれる
各大手旅行社は積極的にオンラインツアーを展開しています。残念ながらコロナ禍で海外旅行はほぼできない状況です。大手旅行会社は世界各国の支店がありますので、各国のスタッフ雇用維持も含め、新しいオンラインツアーでさまざまな取り組みをしています。
各旅行社で共通してるのはバーチャルにリアルをプラスする取り組みです。
例えば現地物産のお土産つき企画などですが、おもしろいのは申し込んだ海外/国内観光地のお土産が事前に届く点です。事前に届いたお土産にふれたり、実際に味わったりしながら現地をバーチャルに観光できるのは臨場感が増しますよね。
各国の名物ガイドによるオンラインツアーも目を引きます。
注目なのは一方通行でなくガイドに質問したり、ガイドに装着した小型カメラを通じて見たいものをリクエストしたりできます。その場にいなくとも一緒にいるみたいな感覚が味わえるのは今までのオンラインツアーと違うところです。通りすがりの雑貨店からかわいい小物を選んで代理購入してもらい、郵送で受けとるなんてこともできるツアーもあるんです。
希少な価値が身近に…
さらにすごいのは旅先のさまざまな価値がオンラインツアーでは簡単に手に入ります。
アフリカサファリではめったに出会えないBIG5 (ライオン、象、サイ、ヒョウ、バッファロー)やヌーの大群と出会うこともできます。人気なのは世界一周ツアー。2時間程で世界5か国をライブで巡りながら特別な時間を楽しむことができます。アラスカ、フェアバンクスからオーロラやスイス、マッターホルンの展望台からの生配信ツアーなども楽しそうですよね!
さらにおもしろいのはそれぞれが旅に求める価値に見合うオンラインツアーです。インドで有名な占い師とのセッションツアーや、芸術や建築を学ぶツアー、有名なシェフに料理を学んだり、スリランカでアーユルヴェーダ、インドではヨガなど。学生向けにバーチャルプチ留学なんていうのもあります。ありとあらゆる旅の楽しみが続々とオンラインツアーとして企画されています。
ぜひ各旅行会社のオンラインツアーのページをのぞいてみて下さい。その商品の品ぞろえにきっと驚きますよ。
オンラインツアーを提供している旅行会社3社
いろんな商品がありツアーによって金額が違いますので、各社のオンラインページTOPから気になるツアーを見つけてみてください。
今回はオンラインツアーの最新状況についての紹介でした。自由に海外旅行に出られる日はまだまだ遠そうですが、ぜひバーチャルな「旅気分」を楽しんでみて下さいね。
コロナ禍で大変な生活が続いている中ですが、新しい価値との出会いも確かにあります。旅の分野も時代にあわせてどんどん変化して行きそうですね。
次回も安全や安心を最優先に少しでも「旅」に関わるよい情報をお伝えしたいと思っています。
皆さんも気をつけて生活をお過ごし下さい。
それではまた!