ぽかぽか暖かい日が続き、だんだんと春が近づいてきましたね! ウォーキングやランニングをするにもちょうどいい気候です。
そんな中、用事があって神楽坂(東京都新宿区)に行ったときのこと。少し時間があったので、密を避けるために路地裏に入り、石畳の道をてくてく歩いていると…結構お高めの日本料理店の前で、若手の板前さんらしき人が「お安くなっていますよ~いかがですか?」と野菜と果物を売っているところに出くわしました。ひと目見ただけでも、“いい食材”でありそうなことがわかり、思わず購入してみたのですが…。
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緊急事態宣言が再び出され、飲食店の営業時間が20時までになってから約1か月半。昨年4月のときにも、飲食店はもちろんのこと、食材を卸している生産者の方が打撃を受けているというニュースをよく見聞きしていました。その行き場のない食材をお得な値段で販売するサービスなども出てきて、利用したいと思いながらずっとここまできてしまったのですが、つい一昨日、用事があって神楽坂の路地裏にある石畳の道を歩いていたところ、ややお高めの日本料理店の前で、若手の板前さんらしき人が、野菜と果物を売っているところに遭遇しました。
パッと見ただけでも、よさそうな食材であることがわかりました。コロナ禍で客足が遠のき、それでも使いきれない食材が出てきたときは、捨てるのがしのびないので、この日のようにお店の前で販売しているとのこと。
今回私が購入したのは、長崎県産のデコポン「しらぬい」(420円・3個入り)と、同じく長崎県産のデコポンとレモンが合わさったような「はるか」(500円・3個入り)、長崎県産のミニトマト「トマトベリー」(280円・12個入り)の3点。ほかにも、立派な大根やカブ(葉つき)、かぼちゃなどがありました。
わが家でも、庭の半分ぐらいを畑にして少し野菜を作っているので(この時期だと大根や小松菜、夏はトマトやなす、きゅうり、ブルーベリーなど)、生産者の方々ほどではないですが、野菜を育てる大変さと育てた野菜の愛おしさは多少わかるような気がしています。
実際の味はというと…。
どれもめちゃくちゃおいしい! こんなおいしい食材がそのまま捨てられたらもったいなすぎる! ぐらいおいしい!
「しらぬい」はとにかくジューシーで甘いです。房(小袋)の皮(内果皮:ないかひ)がとても薄く、そのまま食べられちゃいます。ワタも少ないのでわずらわしさもありません(私はワタをキレイにとらないと気がすまないので…(笑))。
また、「はるか」はレモンのような柑橘系の香りが結構強いのですが、「じつは酸っぱくなくて甘いんですよ」とお店の人が説明してくれた通り、意外なほどに甘い。むしろ、酸味がほとんどないので、酸味が好きな人には少し物足りないかもしれませんが、ニガテな人にはオススメです。
「トマトベリー」は、名前の通りフルーティーな味わいです。普段トマトを食べるときには塩をつけるのですが、そのまま食べるのがオススメ。一般的なミニトマトより水分が多く、トマトジュースを飲んでいるようなのどごしのよさ!
購入した食材がおいしくて、ひとつひとつの感想をただ述べただけになってしまいましたが、微力ながら、少しでもお店と生産者の方々の助けになるといいなと思いました。
今回はたまたま店舗前で余った食材を購入しましたが、次は同じように行き場のなくなった食材を販売しているオンラインショップを利用してみたいと思います。
みなさんもよかったら試してみてくださいね。
(今回紹介したお店を知りたい場合は、編集部までご連絡ください♪)
(編集 けーこ)
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