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航空会社勤務でボロボロだった肌・体の不調が食とヨガで回復。20代よりアラフォーの今がいちばんキレイ!と思える自分に

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高木さんのおうちヨガ後ろ姿

お正月が明けて2022年がスタート。みなさん今年1年はどんな年にしたいですか。さて、今日は新連載・ライター・ヨガインストラクターの高木沙織さんの企画をお届けします。初回は、「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする高木さんご自身についてご紹介します。

監修 : 高木 沙織

ライター・ヨガインストラクター。「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、スーパーフードエキスパートや雑穀マイスター、発酵食品ソムリエの資格を生かした料理・レシピ開発。運動では、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したパワーヨガの資格を有し、これまでに4,000本以上の記事執筆を行う。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。コラムのほかにも、WEB小説やエッセイなど連載多数。
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Contents 目次

食とヨガに目覚めたきっかけ。食の力でインナーに、運動の力でアウターに!

高木さんのおうちヨガストレッチ

はじめまして。
ヨガインストラクターの高木沙織です。

2022年になり、ライター歴は12年。そして、ヨガインストラクター歴は6年を迎えました。

私がふだんどのような原稿を書いているのかというと、主に“食”と“ヨガ(ストレッチやトレーニングも含む)”についてです。食は、スーパーフードや雑穀、発酵食品を使った和食のレシピが中心。ヨガは、骨盤ヨガや筋膜リリースヨガといったゆったり系のクラスから、体幹を意識的に使うパワーヨガのクラスを担当しており、そのポーズや効果についてを執筆。

「食の力でインナーに、運動の力でアウターに」をテーマに、美容・健康に関する情報を発信させてもらっています。

そんなこんなで、私自身30代も終わりが近づいてきた今。

肌や体のコンディションは、なんと20代のころよりも断然上がってきています。というのも、かつての私は、食にも運動にもまったく関心がなかったから。それが、どうして今につながったのか…。私自身のことも含めて少し、お話させてください。

「キレイになりたい!」と思いながらも、表面を飾ることしかしなかった20代

2022年の初日の出

私は20代のころ、某外資系航空会社の地上職員をしていました。地上職なので、職場は配属先の空港です。CAのように各地を飛び回ることはないけれど、早番や中番、遅番といった不規則なシフト勤務であるうえに、旅客機を定刻通りに離発着させるためのさまざまな業務は、華やかそうに見えて想像以上に激務。

基本的には、立ったままパソコンを使用してチェックインをしますし、お客様のスーツケースを担ぎ上げることもしばしば。ゲート周辺では、常に走りまわります。

そのうえ、いつイレギュラーが発生するかわからないという緊張感から気持ちが休まらず、疲れて帰ってきても神経が昂ってよく眠れない…。唯一のストレスのはけ口は、休みの前日の深酒です。精神的にも、肉体的にも、いつも疲労困憊でヘトヘトでした。

そして、そんな生活が続くと、額やほほ、あごにニキビがポツポツと現れるようになったのです。口内炎が何個もできたり、扁桃炎で高熱を出して病院に運ばれたりしたことも。

今、振り返ると、それもそのはずなんですよね。生活習慣もさることながら、食生活がズタボロだったのです。

口にするのは、コンビニエンスストアのお弁当やお惣菜、インスタント食品ばかり。ジャンクフードで済ませることもあったし、甘いドリンクを飲んで疲労感をごまかすこともたびたび。休憩時間に職場へかり出されることも多く、「食べられるときに、食べておかなくちゃ」と、早食いのクセがついたのもこのころです。

そこで、肌荒れを何とかしようとがんばったのはスキンケア。なのですが、高価な化粧品やクリームを使っても一向によくならず、それどころか肌にふれたときのニキビの凹凸と刺激に落ち込んで、ファンデーション・コンシーラーは厚くなるばかり…。

「お客様に顔を見られたくない」
「自分でも顔を見たくない」

こんなふうに、鏡を見ることがどんどん嫌になっていったある日。
ふと、実家の冷蔵庫を開けたことがきっかけとなり、そこから劇的な回復を遂げていきます。

母の食事がきっかけ、肌も体調も回復!

高木さんのおうちヨガ

社会人になってからの数年間。

実家で暮らしていた時期もあったのですが、不規則なシフトで働いていたこともあり、母の手料理を食べる機会はすっかりなくなっていました。

それが、ある日。

冷蔵庫に入っていた母の料理をおもむろにつまむと、懐かしい味に心がホッとほぐれたのです。出来合いのお弁当ばかり食べていた私にとって、すごくやさしい味に感じました。それからというもの、ときどき母の料理を食べるようになると、くり返しできていたニキビが姿を見せなくなってきたではありませんか。

肌の赤みも落ち着いてきて、どんどん調子がよくなっていく。つられてメイクも薄くなっていく。

「これは、食事の力に違いない!」と、栄養について勉強を始めると、母の料理は今でいうスーパーフードの宝庫だったことが判明。

ご飯はミネラルが豊富な玄米、食物繊維を含むきのこ類や海藻類、抗酸化作用の高い野菜、たんぱく質は低脂質な大豆から。発酵食品であるみそを使ったみそ汁も。それを真似て、自分でも料理を始め、会社にはお弁当を持参。

肌も体調もグッと調子が上向いてくると、あるファッション誌で読者モデルを経験させてもらう機会を得ました。そこで、ブログを書き始めると、もっとたくさん美容・健康情報を発信したいと思うようになり、食に関する資格の勉強と同時進行しながら、今の仕事であるライターを目指すことに。

約6年間のエアライン生活を終え、生計を立てるために派遣社員として会社の受付をしたりしながら、見習いライターとして原稿を書くようになりました。

さらには、その後。当時流行り始めていたホットヨガで、長年の悩みでもあった体のこりがずいぶんとラクになった経験からインストラクターの資格を取得。

食事によって体の内側から、ヨガによって体の外側から、その両方のアプローチによって体だけではなく気持ちも上向いていく自分を実感したのでした。

食事やヨガが私の人生を変えてくれたように、同じように悩んでいる人に寄り添いたい。そう思い、日々執筆・レッスンを続けています。

これからFYTTEさんの連載では、スーパーフードと呼ばれる食材や雑穀、発酵食品を使った最新のレシピ・情報を中心に、ときにはヨガ・運動も交えて体の内外から美と健康を手に入れる方法をみなさまとシェアしていけたらと思っています。

ヨガのインストラクターの資格を取得してから、さまざまなことに興味を覚え、こんなにいろんな資格を取ってしまいました! これらを活かした記事を今後お伝えしていきますね。

ジュニアスーパーフードマイスター/スーパーフードマイスター/スポーツスーパーフードマイスター/雑穀スーパーフードマイスター/トップスーパーフードマイスター/スーパーフードエキスパート/産前産後ヨガインストラクター/筋膜リリースヨガインストラクター/Core Power Yoga CPY/リフレッシュドライヘッドスパ/アロマ空間デザイン

次回は、私たちの食生活になじみの深い“ジャパニーズスーパーフード”について紹介していきますので、ぜひご一読いただけたらうれしいです。

*写真は本人によるもの

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