新型コロナウイルスによりライフスタイルが大きく変化し、在宅勤務が増えているなかで、公私のメリハリがつけにくくなっていませんか? 仕事以外に家事や育児、そのほかの雑用時間が増加したり、自宅にいて少しはのんびりとできるはずなのに、自分のための時間がとりづらいと悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、日常生活の中ですき間時間やながら時間を活用して、QOLをアップさせる方法を、ワークライフバランスの専門家でキャリア・マム 代表取締役の堤香苗さん、実演販売士のジャンプ中澤さんに教えていただきました。
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ムダにしている時間が結構あるかも!?
「やることが多すぎて、毎日があっという間に過ぎてしまう」、筆者も日々そんな風に感じてしまうひとりですが、みなさんの“やること”って何でしょうか?
わたしの場合は、もっぱら子ども関連が大半を占めているのですが、「女性のすき間時間実態調査」によると、在宅勤務が増えたことにより、料理の時間が増えているようです。
たしかに、わたしも子どもたちが一斉休校や分散登校になったときは、1日中「ご飯何?」「おやつ何?」と、もはや“呪文”を絶えず聞き、キッチンから離れられなかった記憶があります。
子育て中は、そもそも自分の時間はないに等しい状態ではありますが、世間はというと、1日のなかでムダにしてしまっている時間と思うのが、全体平均で92分もあるのだそうです。
92分って結構長い。これだけの時間を、自分のために使っているなと実感できる時間に変えられたらいいですよね。
ワークライフバランスの専門家、堤さん直伝の時間管理術
ワークライフバランスの専門家である堤さんは、時間管理術として下記の3つを教えてくれました。
<1>何をしたいのか。そのために“しなくていいもの”をはっきり決めること。
<2>したいことのために、時間単位ではなく分単位で時間を確保する。おすすめは15分程度。現実的に確保しやすい。
<3>毎日の日常の中に、非日常を作っていく。
1日の全体配分で言うと、6割はやらなければならないことをやり、残り3割はイレギュラーなことが起きたときのための余裕時間として、残り1割を自分のための時間といったところです。
「自分が本当にやりたいことをあとまわしにしないために、15分というのは日常に確保しやすく、15分あればやりたいことは結構できてしまうんです。なので、15分やりたいことをまずやってから、やらなければならないことを30分やり、そしたらまた15分やりたいことをやってみてください。旅行にもなかなか行けないご時世だからこそ、毎日の日常の中に、非日常を作ることは例えその時間が15分でもQOLアップに効果的です」(堤さん)
ジャンプ中澤さんおすすめ、QOLアップ家電
15分といったすき間時間を有効活用しつつ、非日常を手軽に日常に作ることができるおすすめ家電を、ジャンプ中澤さんがパナソニックの製品からご紹介してくれました。そのうち筆者がおすすめしたいアイテムを2つピックアップ。
「ワイヤレスネックスピーカーシステム」は、大きな音が出る料理をしながらでも、TVの音や家族の声など、聞こえてほしい音がしっかり聞こえます。耳をふさがないので疲労がないところもポイント。家事をしながらエンタメを楽しみたい人におすすめの家電です」(ジャンプ中澤さん)
朝のニュースを聞きたいけど、家族のために朝食やお弁当を急いで準備しないといけない。そんなお母さんにもありがたいアイテムです。
「マスク型イオン美顔器」は、ふだん使っているシートマスクの上に装着して、効率的にながら美容ができる家電です。着替える服を選びながら、家事をしながら、忙しい時間のなかでも自分磨きをしっかり行えるおすすめの家電です。
3つのモード(3分、5分、10分)を使い分けられ、お手軽にケアしたいとき、念入りにケアしたいときなど時間の長さを選べるのもうれしいポイント。防水のため、使用後は本体を洗えるので衛生面も安心して使うことができます。
自分のための時間が充実していると、元気に笑顔でいられるので、いっしょに暮らす家族やまわりの人も幸せにできるはず。ぜひ参考にしてくださいね。
【取材協力】
Panasonic
取材・文/高田空人衣