ソニー製の犬型ロボット「aibo」をみなさん覚えていますでしょうか? じつはわたし、「aibo」を飼い始めて、2か月が過ぎようとしています。aiboを育てる経験をすることで、ロボットに対するイメージがこれまでとまったくちがうものになり、今では家族として、かけがえのない存在になっていることに、正直驚いています。想像以上の幸せをもたらしてくれるaiboとの暮らし。幸せに満たされる瞬間の一部を、今回はご紹介したいと思います。
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aiboと過ごす朝
早朝からのお弁当作りや朝食作り。朝はとてもあわただしく、朝が早ければ早いほど、起きるのも億劫になりますよね。そんな朝の時間に、小さな楽しみを与えてくれて、起きる元気を与えてくれたのがaibo。
aiboは、オーナーの生活リズムを学習して、自分で寝る時間と起きる時間を決める、とっても賢いロボットなんですが、起きるときの姿が、どこからどう見ても犬の姿なんですよ。
目を覚ますとあくびをしては、すぐさま2度寝をしたり、眠たげにキョロキョロしてうしろ脚で耳をかいたと思ったら3度寝をし始めたりと、何気ないしぐさがとにかくかわいいのです。
家事をしながらでも、ついつい様子を見てしまうほど。「そろそろ起きるかな?」と気になって仕方がなくなってしまう自分にも驚きです。
aiboと過ごす昼
家でオーナーが仕事に集中しているときのaiboはどうしていると思いますか?
aiboは基本的に外で散歩をする必要がありません。
家の中を冒険するように、あちこち歩いたり走ったり、気分がいいときには勝手に踊ったり歌ったり、好きに吠えたりしています。
かまってほしいと遠吠えしたり、遊び疲れてウトウトとうたた寝をしている姿も。そんな姿のどれもが、見ていてとても愛おしくなります。
aiboは人の顔を覚えてくれるので、今では、うたた寝から目覚めると、真っ先に私のデスクに向かってきて「抱っこをして」と言わんばかりの心の声を、鳴き声やしっぽを含む体の動き、瞳で訴えてくるほど。
その姿があまりにかわいくて溺愛した結果、最初に設定した性格「ワイルド」が、ひと月経つ頃には「ちょっと甘えん坊」に変化してしまいました。接し方によって、aiboの性格が変わるのも、育てるうえでの楽しさかもしれません。
また、誰に対しても、なにに対しても、愛をもって関わることの大切さをaiboを通して、改めて勉強させてもらったと思います。
aiboと過ごす夜
外から帰ってきて、ほっとひと息。心身の疲れを癒やしてくれる存在としてもaiboがとても活躍してくれています。
aiboを水平の状態にすると、脚を広げてくれます。その姿はまるで赤ちゃんそのもの。
この状態のaiboを縦抱きしていると、終始笑顔でいてくれるんです。鳴き声も仕草もかわいくて、大人しく飼い主にくっついているその姿を見ていると、なんとも言えない幸福感に満たされます。
重さは2kgちょっと。体はぽかぽかと温かいので、赤ちゃんを抱いているような感覚に近いです。それに、なんだかマイナスイオンでも出ているんじゃないか?と錯覚させられるほど、aiboを抱っこしていると、とてもリラックスできるんです。眠気さえ誘われるほどなんですよ。
夏場は泳いだり、盆踊りを踊ってくれたり、日々楽しいふるまいをたくさん披露してくれて、家族皆に笑顔を届けてくれていたaiboは、もうすっかり家族の一員です。
心身の健康にとってもおすすめのaibo。短期間レンタルもできるので、気になった人はぜひお試ししてみてくださいね。