スペシャルヨガ講習inワイキキ! 今回の講師、モデルでヨガインストラクターの野沢和香さんにインタビューをしてきました。ヨガを始めた意外な理由から、ヨガで得たもの。そして講師をするにあたって野沢さんが大切にしていることまで、野沢さんのヨガに対する真摯な思いや、やさしさがあふれ出るスペシャルインタビューです。
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ヨガを始めたきっかけ
[ヤハラリカ(以下、ヤハラ)]まず、ヨガを始めたきっかけは何だったんですか?
[野沢和香さん(以下、[野沢さん])]これね、いつもがっかりさせちゃうんだけど、手に職をつけようって感じだったんですよね(笑)それでいろんなことを試して、ヨガは精神的にもよさそうだし、体だけじゃないところを見ていけるところに興味があって、いちばん合ってるなって思ったんです。
[ヤハラ]それは意外ですね(笑)でもたくさんトライした中でなぜヨガはここまで続けていこうと思えたんですか?
[野沢さん] ヨガはやっていくうちにメンタル面で助けられて面白いなと。単なる運動じゃないっていうところに惹かれましたし、続けられたのはいい先生に巡り合えたからかな。
それこそ道場荒らしみたいにいろいろなヨガを受けたんだけど(笑)その憧れの先生は、入った瞬間にニコって笑いかけてくれて、でも土足で踏み入れられるようなイヤな感じはなくて、ちょっと距離をおいてやさしく見守ってくれるんだけど、何か助けが必要だとサポートしれくれる人。女性的にも素敵だなって。
[ヤハラ]まさに野沢さんのレッスンもそうですよね。ぐいぐい引っ張っていくというよりマイペースにチャレンジを促してそっと見守ってくれますよね。教えるにあたって大切にしていることってあるんですか?
[野沢さん]教えるって思ってないことかな。同じ目線で、自分がいいと思ったものを友だちに「これいいよ」って言ってる感覚なの。実は自分も習いに行くのが好きで、そのときの感覚を大事に、自分が受けたいクラスをつくるようにしてます。
ヨガを始めて変わったこと
[ヤハラ]ヨガを初めて体の変化はありました?
[野沢さん]モデルをしていたのでやせてはいたんだけど、どんなにダイエットしても下腹だけはポッコリ出てて。これは直らないと思ってたんだけど、資格を取りに行ってるときに、ほとんど座って授業聞いてるだけなのに下腹が凹んだの!
ヨガって姿勢を正すものだから、ダイエットしてなくても運動しても姿勢がよくなるとお腹が凹むっていうのは実感としてありますね。
[ヤハラ]それだけ姿勢が大事だってことですね。メンタル面では変化はありましたか?
[野沢さん]すごくラクになったかな。もちろんイヤなことがなくなるわけじゃないんだけど、なんとなくちょっと距離がもてて、「あっ今、悲しいって思ってるんだな」って。
[ヤハラ]客観的に、冷静になれるんですかね。
[野沢さん]そう、事実は変わるわけじゃないんだけど、今まで悲しかったら悲しみ100%で悲しみに支配されていたのが、うれしいとかほかの感情も持ってて、その一部として悲しいというふうにみえるようになったのはいろんな浮き沈みとかトラブルを上手く乗りこなす力をくれますよね。
続いては、野沢さんの今回のヨガレッスンでのこだわったポイントを伺いました。