今や世界中に約3万店舗展開しているスターバックスですが、香港にはちょっと変わった昔ながらのレトロスタバが2店舗あります。そのひとつがオフィス街の片隅にあるダデルストリート店。店内に一歩足を踏み入れるとタイムスリップしたような感覚に陥り、香港オリジナルのフードとかわいい小物がいっぱいの「絶対行ってみたいスポット!」です。
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昔ながらの喫茶店を再現
香港島のオフィスビルが並ぶセントラル地区の片隅にある都爹利街(Duddell Streetダデルストリート)は映画の撮影などにもよく使われ、香港の歴史を感じられるエリア。突きあたりにある石段は1889年に完成し、当時使われていたガス灯は今も使われています。そんな昔の香港を感じられる石段の途中から入店できるのが、スターバックス・ダデルストリート店です。店内は香港の昔の軽食喫茶店である冰室(読み方:ビンサッ)を再現しています。香港雑貨ブランドのG.O.Dとのコラボインテリアは、レトロなポスターやおもちゃなどが飾られ、古いなかにもオシャレ感があります。フォトジェニックな店内や石段はセルフィを撮るインスタ女子の姿が絶えません。
ここにしかない限定メニュー
メニューには冰室の定番メニューである軽食が8種類あり、どれもここでしか食べることのできない限定版。おすすめは写真映りもいい、ちょっと硬めのパイナップルバンの中に分厚いバターが挟まっている厚切牛油菠蘿包(バター入りパイナップルパン)と珈琲蛋撻(コーヒー風味エッグタルト)。パイナップルパンはシェアして食べたい大きめサイズです。中秋節(毎年10月頃)の時期にはスタバのオリジナル月餅も売り出されます。
おみやげにも喜ばれるスタバグッズが豊富
グッズのディスプレイコーナーも広く、HONGKONGの文字が入ったスタバご当地マグはもちろんのこと、それ以外にもお土産にしたら喜ばれそうなかわいいマグが何種類もあります。香港を代表する乗り物の二階建てトラムやスターフェリーのレトロ感があるマグや、B級グルメのワッフルや飲茶のシュウマイの絵がついているマグは自分用に使いたいかわいさ。旧正月(毎年2月)前に並ぶ干支マグはその年の干支のほか、十二支が勢ぞろいします。2019年の猪年は香港でいうと豚年、つまりYear of the Pigなので愛くるしい豚ちゃんスタバグッズが並んでいます。
今流行りのフォトジェニックでもあり、限定品が多い特別感があるスタバにぜひ立ち寄ってみてください。
文・写真/りん・みゆき 、ホリ・コミュニケーション