人生は変化の連続。自分が想像もしていなかった意にそぐわない変化や自分の思い通りにいかないことが起こることのほうが多いもの。そんなとき、運のいい女性はどんな心持ちで過ごしているのでしょう。予防医学美容家の木下由子先生の2月のコラムでは「幸せの引き寄せ方」を教えていただきます。
Contents 目次
「幸せを引き寄せる」運のいい女性の考え方
人生において、自分が想像もしていなかった意にそぐわない変化や自分の思い通りにいかないことが起こります。そんなとき、みなさんどうされますか?
あきらめない心でやり抜くことは目標や夢を叶えるために大切なことですが、時と場合によっては、くよくよしたり執着したりせず、あきらめる心を持ち、あきらめるいさぎよさが大切だと思います。いさぎよくあきらめると、心と体の悪い影響が解放され、いい運を味方につけてイキイキとした生き方ができます!
運のいい女性は、どんなときもあきらめない心に決別し、いさぎよくあきらめて、幸せを引き寄せているのでしょう。
今日のコラムは、「いさぎよくあきらめる」コツについてお届けします。
あきらめない心を持ち続ける
以前のコラム『失敗を恐れず行動する女性は美しい! 心の傷の数だけ魅力的になれる』で、失敗を恐れずにチャレンジし、たとえ失敗しても以前の自分よりも輝きが増すとお伝えしました。もしも失敗しても、以下のようなことには、あきらめない心が肝心です。
* 仕事
* 勉強
* ダイエット
* 資格試験
* 受験など
たとえ時間がかかっても、粘り強く努力することが、成功の要です!
ただし、以下のような状態になったら要注意です!
*胃腸の不調、不眠など健康状態が悪くなったとき
*イライラしたり、他人に嫉妬したり、心の健康状態が悪くなったとき
*成果、成績が下がったときなど
このような状態は、「執着」している可能性がありますので、一度、目標を見直すなど軌道修正を行ういましょう。また、リラックスする、休息をとる、十分な睡眠をとる、運動をするなど生活のリズムが崩れていれば見直し、友達と会う、外食する、音楽を聞く、映画を観る、料理をする、ガーデニング、温泉など、すっかり遠のいていたことで自分に合う気分転換をすることをしてみましょう。
自分の心と体の状態を大切にすることが、あきらめない心を継続するのに有効です。
ポイントは、「つらいけど、楽しい!」と思う心で、継続しましょう!
あきらめる心(手放す)を持つ
みなさんは、今、ここに意識が集中していますか?
多くの人の心は、過去と未来を行ったり来たりしているものです。
過去の出来ごとや体験に対する後悔や未練などの心と、まだ起こっていない未来への心配や不安な心が行ったり来たり。
あなたがもし以下のことで、「魂ここにあらず」状態になっていたら、思い切って、いさぎよくあきらめることをおすすめします。
* 他人のこと
* 過去のこと
「他人」と「過去」は変えられません!
私自身、これまでの人生、過去のことをくよくよ悩んでしまう性格で、数年前、知人の住職に仕事のことで相談したときに、「あなたは過去のことをあれこれと考えくよくよと悩む人。これからはさっぱりいこう! 仕事は成功するよ」とお言葉をいただき気づきました。
過去は変えられないし、相手を変えることもできない。いくら考えても堂々巡りで何も解決しない。それなのに、どれだけの時間を過去に費やしてるのかと!
私は、タイミングよく、あきらめる心を持つことができ、これまでの仕事からいさぎよく新しい仕事にステップアップすることができました。
職場の上司、同僚、家族、親子、友人、恋人などの過去の対人関係で、恨み、妬み、哀しみ、辛い思い出や逆に幸せな思い出などのさまざまな感情が、忘れられない過去への囚われとして執着してしまったら、事実だけをありのままに受け入れて、許し、あきらめる(手放す)こと!
いさぎよくあきらめる(手放す)と、心と体の状態のバランスがよくなり、意識せずともよい方向へ向かっていきます。
変えられるのは、「自分」と「未来」!
当たり前のことですが、執着までしてしまうとなかなか自分では気づかないものです。手放せば、いい運が舞い込み、夢や目標に近づくことができる近道となるはず!