4月1日に新しい元号「令和(れいわ)」が発表され、今月から新しい時代がスタート。この元号が変更することによって、この先何が起こるのか? どんな時代になるのか? 今回は「新元号」発表に際して、この先どんな変化が訪れるのか、漢方理論をベースにした『漢方女神占い』の監修者である村上百代さんに予測していただきました!
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「新元号」発表。これからどんな時代になるの?
「令和」ときいて、命令の令、法令の令? 次に音から「麗」が浮かびました。
これは女性がキレイにさらに輝く時代だと直感します。女性の進出は目覚ましく、政治経済の場面でも男女平等の活躍となり、役割分担も各個人の自由に任せ主夫もいれば、同性婚も、離婚の自由も各自の能力に任されるでしょう。
女性的な年号かと思いましたが、明治・大正・昭和・平成・令和と続くと、陰陽陰陽とバイオリズムのようにくり返すといわれ、明治が「陽」で令和は「陽」。「令和」は男性的で華やかさのある活動的な時代と思われ、20年ぐらい続くと思います。
新天皇陛下は、とてもまじめなバランスのよい宿命をお持ちで、気品のある一流を好むカリスマ性のある人なので、令和は明るく華やかな時代となり、ひとつの思考やこだわりに偏らずに仕事も家庭もどちらも犠牲にすることなく大切に過ごす時代になるのではないでしょうか。
令和が万葉集の国書から出典しているときくと、逆に日本のルーツは古代文明の黄河文化だったと、再認識します。世界の古代四大文明の中の黄河文明は紀元前4800年からといわれ、甲骨文字の発達、農耕文明が特徴です。占いや漢方医学も含めた東洋哲学は6800年の歴史があるのです。
日本はなぜ漢字文化を捨てずに「かな」と混ぜた現代の日本語を大事にしてきたのでしょうか。漢文の奥深さを大事にして、便利なものは否定せずにとり入れて祖先などのルーツを大事にするおおらかな国民性なのでしょう。四季折々の美しい自然の中で、寒さのあとに咲き誇る梅のように、一人一人がそれぞれの花を咲かせる、そんな時代なんですね。
令和の「愛情運・仕事運・健康運・金運・行動運」全体運をチェック!
これからは、日本の歴史や暦、二十四節気、旧暦の祭りや行事、月の運行、各地のしきたりや飲食、着物、華道や茶道、古典芸能、和楽器、今まで忘れかけていた日本のよさの掘り起こしや日本発信のアニメなどが再認識されるでしょう。
●愛情・恋愛・結婚・家庭運では…
夫婦の形もさまざまに変化して、別居や遠距離結婚、同性愛や歳の差結婚なども増えて、それが当たり前になるでしょう。女性も経済的に平等に評価され、離婚はもっと気軽になります。格差社会がさらに深刻になるので、経済力を考慮した結婚や、恋愛と結婚は別と考える人が増えるでしょう。
●経済や財産など金運は…
スムーズに進みにくい状況です。世界経済も好転する兆しはなく、有識者の意見を尊重して冷静に判断していきましょう。情報が飛び交い、多くを発信した人が成功します。
●健康や美容運は…
遺伝子レベルの健康法や美容法が新たに生まれます。しかしアレルギーのような現代病はますます増え、日本人の潔癖症の見直しも起こるでしょう。
●全体運は…
「令和」になって、東京オリンピックも開かれ、お祝いムードです。長い冬から春の訪れとなり、気持ちも行動も前向きに。万葉集という国書からの出典で、今の日本をもう一度取り戻すにふさわしい流れです。まじめに一生懸命取り組んでいけば、さらによい流れになってきます。
ただし、足もとをすくわれないように調子に乗りすぎないようにしましょう。準備は整ったのですから前進していかないといけません。油断大敵ですね。心行くまで楽しむように、また夢はモノクロではなく鮮やかなカラーでしっかりとイメージすることが大切です。