休みの日の最後の夜は明日からの1週間のエネルギーをチャージするために、ゆったりとした時間を過ごしたいもの。「来週がいい1週間になりますように!」と誰もが思いを寄せています。そんな夜に、みなさんの心がちょっとホッとするような愛のあるメッセージを、スピリチュアル研究家のshocolinaさんがお届けします。今週のテーマは「スピリチュアルって何?」です。
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今週はちょっとスピリチュアルのことについて書こうと思います。スピリチュアルと聞いて何を思い浮かべますか? 伝えるということではスピリチュアルガイド(守護霊)からのメッセージ。ほかには広い意味でチャネリング。宇宙からメッセージを受け取り伝えるという方、天使からのガイダンスを伝えるといった方もいます。結果的には目に見えない存在からのメッセージを伝える人やその現象ととらえがちですが実際はそれだけではありません。
ひとりひとりが大切でかけがえのない存在
実際はスピリチュアリティとは霊性のこと。人間の本質といってもいいかもしれません。ただ、このスピリチュアリティも各々の置かれた環境によって移り変わる概念です。というのも、その背景にある国の文化や信仰などにも影響を受けるという特徴があるからです。で、結局は何よ?ということになるのですが、それはダイレクトに「見える」「聞こえる」といった感覚の世界というよりも、それらを超越した「ものごとのとらえ方や思想と行動」のことと言えると思います。わたしたちには、一人一人に個性があって、それぞれが霊性を備えています。ひとつの体にひとつの命があるのと同様に霊性が備えられているわけです。ですので、すべての人間がスピリチュアルな存在であるということです。ひとりひとりが大切な存在で、かけがえのない存在なのです。人間の「生」を構成する一因子としてスピリチュアリティがあるということです。
幸せの形は、人の数だけあります
突然ですが、目の前にひとつのリンゴがあったとします。あなたはそれをどうしますか?
ひとりで食べることもできます。また、誰かと分け合うこともできます。それを題材として絵を描く人もいるかもしれないし、りんごが苦手な人は誰かにプレゼントするかもしれません。そのときに出てくる答えが個性であって、そこから個を超越した思想や行動がスピリチュアリティとなるわけです。
スピリチュアリティは個性に、個性はスピリチュアリティに影響を与えます。
この世界(現世)は修行の場というとらえ方をする場合もありますが、厳しさだけがスピリチュアリティを磨くわけではありません。喜びや悲しみ、挑戦などからもスピリチュアリティは磨かれます。霊性は、毎日のちょっとしたできごとで、磨かれたり、また、曇ったりするわけです。そのときに、磨くか曇らせるかは、わたしたちのものごとのとらえ方と行動しだいです。幸せになるために、何かを得なくてはならないとか、なにかしらに到達しなければ得られないということはありません。幸せの形は人の数だけあります。誰かと違っていて構わないのです。まずは自分の幸せに気づくこと、望みに気づくことが大切です。わたしたちは、幸せになるために、自分のスピリチュアリティを高めるために生まれてきました。これがスピリチュアリズムの核といってもいいかもしれません。このコラムではスピリチュアリティのとらえ方を織り交ぜつつ、あなたがあなたの幸せに気づくコツ、また古代からずっと現代でもファンが多いパワーストーンや癒しの方法などについてもご紹介していきたいと思います。