日本では、第三次タピオカティーブームが巻き起こり、連日大騒ぎとシカゴに居ながらその話題を目の当たりにしていますが、そう言うシカゴでもタピオカが話題です。こちらで流行っているタピオカドリンク、どんなものだと思いますか? シカゴ在住ライターが現地よりレポートします。
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アメリカでは「ボバティー」「バブルティー」と呼ばれる
その呼び名ですが日本ではタピオカ、本場台湾ではボバやパールなどと呼ばれ、そしてアメリカではバブルティーやボバティーと呼び、どちらでも通じるようです。以前からチャイナタウンなどでは取り扱いがあったようですが、去年よりバブルティーを取り扱うカフェや、アイスクリームショップ、専門店が増え、そのつどテレビやネットで話題となっています。
本来食に関する色で海苔、黒ごま、ひじきなどの黒色はアメリカでは好まれない色と言われていて敬遠されていましたが、ここに来てなぜ黒色のタピオカが人気となったのか直撃してみました!
タピオカティーがなぜアメリカでも人気なの?
日本では流行に敏感なティーンや、20代女子に大人気で、インスタ映えするお店や有名店では長い列ができているそうですが、アメリカでもティーンや若い女性たちに人気なのはもちろん、意外にも幅広い層からも支持を受けています。週末ともなるとオープン時から子連れのママたちや、ファミリーサービスをしているパパが子供たちをつれてきたり、アメリカに住むアジア系のファミリーなど、さまざまな人たちがタピオカティーを楽しみに来ています。
話題に乗りたい人や、タピオカティーを飲んでインスタグラムにアップしたり、レストランレビューをあげたり、面白い歯ごたえのタピオカやジェリーを楽しみたいなどいろんな理由で人気のようです。個人経営の小さいお店から、大きなお店で専門店などお店のスタイルもさまざまです。タピオカティーと一緒に写真を撮り、インスタグラムにアップするのに最適なかわいい、オシャレなスポットを店内に構えたりと話題を狙っているようなお店もチラホラ。もちろん味がおいしく、種類が豊富であることが人気店になるためには前提ですね。
そしてタピオカティーと一緒に食べられるスイーツでバブルワッフルやトーストパフェも大人気。どちらも日本では数年前から流行っていますがシカゴではタピオカミルクと一緒に話題となっています。
シカゴではこんなお店でタピオカが飲める
いちばん簡単に気軽にタピオカティーが飲めるのはアジア系のレストランで、手の込んだメニューは飲めないにしろ、とりあえず話題のタピオカティーが飲めます。オーダーの仕方も簡単で、さほど多くないフレーバーのメニューから選べてラク。次におすすめなのは、タピオカをメインにしている小さめのお店で、食後のデザート感覚でオーダーし、その場で飲んでも、持ち帰ってもOKで気軽に立ち寄れるお店。学校帰りに立ち寄れるような気楽な雰囲気のお店が若い世代に人気です。
最後にご紹介するのは、日本でも絶対流行る、話題となるようなスタイリッシュなイマドキのおシャレなお店です。シカゴのダウンタウンにそんなお店がどんどんオープンしていますが、シカゴ郊外でも続々オープンし負けてはいません! 店内の装飾に力を入れ、ガールズトークが弾むようなかわいくてお洒落な内装が増えています。そこでオーダーするタピオカはベースとなる飲み物をジャスミンティー、ウーロン茶、抹茶、フルーツティーなどから選び、次に糖分やミルクを選び、最後にトッピングをタピオカ、ジェリー、プリン、あんこなど面白いものから選べるのが人気です。シカゴの短い夏を楽しむ演出をするタピオカティーブームはまだまだ続きそうです。
アメリカに遊びにくることがあったら、こちらのタピオカドリンクも試してみてください!
写真・文/脇方真由美、ホリ・コミュニケーション