あなたはいま、先延ばしにしているものごとはありませんか?
あとでまとめてやろう。
明日にしよう。
週末にまとめてやろう。
と、気づいてみたら、先延ばしにしている案件のほうが、いまやる案件よりも増えていたります。
そして、なんとなく先延ばしにしてきたこの事実が、あなたに「自信」を失わせていることがあるのです。
それはいったいどうしてなのでしょうか?
Contents 目次
あなた自身が先延ばしの
事実を知っている
それは、あなた自身がやりかけのまま(途中のまま)先延ばしにしているその「事実」を知っているからです。
その案件は消えることなく、頭の中にしっかりと残ります。そして、ときどき思い出す…。
脳はあなたにそれを知らせます。「中途半端な案件があるよ!」と。それに気づかないふりをしていると、「ふーん、やらなくていいんだ」と、それが今度は頭の中で、やらなくてはいけないことに変化します。結果、「やらなかったことリスト」が、時間経過に伴っていつのまにか、「できなかったことリスト」に変わってしまう…。
それが増えれば増えるだけ、あなたが自信を失うことにつながり、ほんの些細なことでも「できなかったことリスト」にあがってしまうのです。
まずはすぐに終わること
結果を出せることに集中して
そんなの悲しすぎますよね。では、どうしたらよいのでしょうか?
まず、言えることは、「いまできることはいまのうちに」ということ。
そして、「すぐに結果を出せること」「時間をかけずに終わらせられること」「終わったことが目に見えてわかること」から片づけてしまうことです。それらの多くは、日常生活の中にひそんでいます。
掃除、連絡、体のメンテナンス…。まずはこのことから始めてみてください。
掃除は終わったことを目で見て認識できます。
連絡は人とのつながりを確かにし、ものごとを動かし始めます。
体のメンテナンスは、結果、未来のあなたへのプレゼントとなります。
そして、意識的に「目標達成!」や「終了!」と声にします。これは、頭に終わったことを認識させるためです。それをくり返すうちに、だんだんと「いまできることはいまのうちに」というスタンスができ上がり、先送りにすることの意味さえわからなくなってきます。
「自信」をとり戻すには、まず日常の中で、これまであなたがやってこなかったことを見直してみてはいかがでしょうか?