今、女性が「ほしい!」「興味がある」家電製品のひとつといえば「ロボット掃除機」ではないでしょうか。Panasonicから3月に新たに発売される「ロボット掃除機RULO(ルーロ)」は、今までのロボット掃除機ができなかった、ある機能が備わった賢い“次世代ロボット掃除機”なのだとか。一体どんな製品なのか、ご紹介します。
Contents 目次
「ほしい! だけど、買っていない」その理由とは?
Panasonicが行った調査において、ロボット掃除機に関心がある人は約78%。しかしなんと普及率は、わずか約7%という現状! つまり、興味はあるけれど買わない理由があるわけです。
では、その理由はなにかというと「掃除前の片づけが面倒」「ごみの取り残し」といった不安の声が多く挙げられたのだそう。かくいう筆者もまさに同じ理由で、ロボット掃除機を迎え入れることを躊躇しているひとり。
ところが、千葉工業大学とPanasonicが、2017年より産学連携センターを設立。これらの不安を一掃した、待望の次世代ロボット掃除機RULOが、2020年3月に発売されるんです!
もう床は“そのままでよし” 次世代ロボットのスゴイ機能
今回発売される、「ロボット掃除機RULO」は、ひと言で言うと「賢い」んです。
例えば、家のあちこちにある、ちょっとした段差。今までのロボット掃除機なら、当然のごとく、段差の前で止まったり、段差をよけて違う方向へ進んでしまうものだったのが、RULOはなんと本体をリフトアップして、段差はもちろん、ラグやマットの上もひょいと乗り越えてキレイに掃除できるんです。
段差だけではありません。床に置いてある本や、ゴミ箱、洗濯ものや家具など、ロボット掃除機が動くうえでの“障害物”をうまくよけて、ぶつかることなく掃除してくれるんですよ。
もちろん人だって認識してくれるから、宅トレに集中している最中でも、自分がいる場所を避けて周りをキレイにしてくれます。
これならロボット掃除機を使うことで、「掃除前より散乱してない?」「物が壊れた」なんて心配もないから、留守中でも安心して掃除を任せられますよね。
こういった賢い動きができるのは、3種類のセンサーや、レーザーSLAMといった技術が使われているから。
ちなみにこのレーザーSLAMのおかげで、360度全方位の間取りをすばやく正確に認識し、学習してくれるので、ゴミがたまりやすいところや見逃しがちな場所も、徹底的にお掃除してくれるんですよ。
ゴミの正体、知ってました?
今までに、およそ1300種類ほどの掃除道具を試した人として知られる暮らしのプロ・藤原千秋さんによると、毎日掃除をしていても、自然と床に落ちているほこりの正体は、衣類の綿ぼこり、髪の毛、ペットの毛、泥や砂がほとんどなのだそう。
さらにこのほこりに、カビやダニ、花粉などが付着して床が汚染されるだけでなく、上に置くものが汚れてしまうのだそうです。
つまりは、外からとり込んだ洗い立ての洗濯ものも、床が汚れていたら台無しということ。床が汚いだけで、家事の効率が下がりかねませんよね。
家事の負担を減らすためにも、ロボット掃除機のある暮らしをそろそろ本気で検討してみてはいかがでしょう?
<取材協力>
ロボット掃除機RULO
取材・文/高田空人衣