インターネットの発達によって、私たちはすぐに多くの情報を手に入れることができるようになりました。
しかし、それは正しいものだけではありません。あるときには、私たちを混乱させるだけのものも存在します。
インターネットは、正しい情報も間違った情報も、フラットに存在する場所だからです。
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ネットをひとつの商店街と思ってみると…
想像してみましょう。あなたの町の商店街。今は、商業施設に様変わりしているかもしれませんが構いません。想像してみましょう。
あなたはその中を歩いています。はたして、あなたはすべてのお店に入るでしょうか?
そんなことは決してありませんよね。お目当てのお店はあるはずですし、怪しいなと思うお店は避けて通るはずです。
しかし、インターネットの世界では、そんな商店街のお店すべてに、気軽に訪れることが可能です。あなたが信頼している道具(あなたのスマホやパソコン)を通じてつながる世界、また、あなたの部屋などリラックスできる環境でつながることができる世界だからこそ、「ウソも存在するのだ」というストッパーがはずれて、「簡単に信じてしまう体制」ができあがってしまうのです。
アクセス数が多いからといって正しい情報とは限りません。
一度は疑って、そして確かめて!
WEBの世界のよいところは、調べようとすれば何でもいくらでもすぐに調べられること。そして、その手段は多く存在することです。
アクセス数が多い情報が正しい情報とは限りませんし、また、WEBのフラットなテンプレートのおかげで、怪しい情報もよりスマートに発信されていますから、「そんなことってあるだろうか?」と、一度は疑ってみる、そして確かめることはとても大切なことです。
そうすることによって、間違った情報に振り回されることも格段と少なくなります。
今、グローバル化による混乱という、人類にとって初めてのできごとが起こっています。
戦争の原因も突き詰めれば、情報の歪曲が原因だったこともあるくらいです。
ですから、今こそ、間違った情報に踊らされることなく、より吟味して、情報を取捨選択していきましょう。