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もっと、ずっと、ヘルシーな私

胃腸マイ活

2025年の「ガット(胃腸)フレイル対策」を経て、胃活・腸活はさらに進化。2026年は、短鎖脂肪酸を生み出す発酵性食物繊維や、腸と脳が相互に影響し合う脳腸相関を意識した食習慣・メンタルケアにも焦点が当たると予測。心と体を整える“私(My=マイ)に合った胃腸活=胃腸マイ活”が広がりそうです。

オピニオンリーダーのコメントComment

  • 浅野まみこさん

    浅野まみこさん

    管理栄養士・食生活コンサルタント

    腸活は今後さらにパーソナライズが進み、生活リズムや食事内容、腸内細菌のタイプに合わせた提案が主流になりそうです。中でも注目は、腸内で短鎖脂肪酸を生み出す“発酵性食物繊維”(穀類、いも、豆、などに多い)。まだ一般的な認知は低いものの、腸の「えさ」として菌の働きを支える重要な存在です。 今後は、従来の水溶性・不溶性という分類に加え、“発酵性”という新たな視点での研究や商品展開が進むでしょう。行動変容を促す仕組みや食習慣のアップデートにも期待が高まります。

  • 工藤あきさん

    工藤あきさん

    内科医

    腸活が注目される一方で、見落とされがちなのが「胃」の働きです。たんぱく質の消化を担うのは胃酸であり、これが十分に分泌されないと消化不良を起こし、腸内環境の悪化や栄養吸収の低下につながります。消化は口から腸までの一連の流れであり、腸活を成功させるには“胃活”が欠かせません。ストレスや疲労で自律神経が乱れると胃腸機能も低下するため、しっかり休み、“考えない時間”をとることも大切。心と胃腸を整えるケアがこれからのカギになりそうです。

  • Sayaさん

    Sayaさん

    フィットネスインストラクター

    腸が全身の機能に影響を与えるという認識が広がり、食の選び方も変わりつつあります。特にアメリカでは、腸と脳が相互に影響し合う「脳腸相関」が注目され、腸内環境の乱れがうつや認知機能の低下を招く可能性が指摘されています。腸内細菌のバランスを整えることが、心身の健康維持に直結するという考え方が浸透中。最近は“やせるための腸活”よりも、“腸の炎症を抑え、心身を整える腸活”へと関心がシフトしています。

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