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    10月は肌荒れ注意報のシーズン。皮膚科医がすすめる!秋にやるべきスキンケア

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お肌が乾燥している女性のイメージ

秋の気配とともに、肌のかさつきが気になっていませんか。それは、空気が乾燥してきたせい。「肌荒れといえば冬」というイメージがありますが、実は秋口から肌荒れの季節は始まっているのです。ひふのクリニック人形町の上出良一院長に、秋の肌荒れの原因と対策を教えていただきました。


■10月は肌荒れが始まる時期

秋口に肌のカサつきを感じるのは、空気が乾いてくるから。「ターニングポイントは湿度30%。10月頃になると、急に肌荒れを起こす人が多くなります」と上出院長。

というのも、肌の表面にある角層は湿度の影響を受けやすく、湿度が下がると、肌の水分量も減ってしまうからです。

「秋から冬にかけては湿度が下がり、室内でも暖房を使い始め、常に肌は乾燥にさらされます。角層は保湿成分によって60~70%の水分量を保っていますが、表面は外気の影響を受けやすく、特に湿度が30%を切ると水分が蒸発してしまい、肌がカサついてきます。角層には、刺激やアレルゲンから肌を守る“バリア機能”という大きな役目がありますが、肌がカサカサになると、バリア機能が壊れ、刺激物が入り込みやすくなるため、肌荒れが起こりやすくなるのです」(上出院長)

皮膚の断面図のイラスト

■夏を引きずる洗顔のやりすぎで、さらに肌が荒れる

汗や皮脂でベタつきがちな夏は、洗顔にはさっぱり感を求めていたことでしょう。夏場は、汗や皮脂をしっかり洗い落しても、湿度も高く、すぐに角層はしっとり感を取り戻せていたかもしれませんが、秋になったら、そうはいきません。夏のスキンケアを引きずっていたら、要注意。バリア機能が壊れかかった状態では、洗顔もやり方次第で、肌荒れの原因になるのです。

「メイク落とし+洗顔料のダブル洗顔をしたり、ブラシでこするような洗顔をすると、角層にある保湿成分が洗い流されてしまいます。お湯も皮脂や保湿成分を奪っていきます。乾燥でバリア機能が壊れかかったところに、洗顔による刺激が加わることで、肌荒れは一気に加速してしまいます」(上出院長)

■秋の肌荒れ対策で大切なのは、ズバリ保湿

クリームを指ですくおうとしている

秋の肌荒れ対策には保湿が大切です。レベル別に対策をみてみましょう。

(1)肌のカサカサが気になる程度なら―――
「まず、ダブル洗顔などで洗い過ぎていないか、洗顔を見直します。お湯よりも水のほうがおすすめです。その後、化粧水と乳液で保湿を。人間には治そうとする力があるので、カサカサが気になる程度なら、自然に回復します」

(2)洗顔後に化粧水と乳液をつけても、カサつき感があるなら―――
「化粧水のあとに乳液をつけてみて、それでもカサカサ感があるようならクリームに切り替えます。段階を踏んで、保湿効果が高いものを使っていくといいでしょう」

秋の肌荒れ対策。まずは洗顔と保湿を見直してみることから始めてみましょう。

取材・文/海老根祐子

上出 良一

上出 良一

ひふのクリニック人形町
上出良一院長
東京慈恵会医科大学附属第三病院皮膚科診療部長などを経て、2014年に同クリニックを開院。同大学客員教授。「皮膚を通じて患者さんに寄り添う」がモットー。一般的な皮膚疾患のほか、アトピー性皮膚炎、光線過敏症などの専門性の高い皮膚疾患の治療も行う。

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