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CATEGORY : ビューティ |スキンケア

自己流ケアは肌老化を招く? 洗顔から保湿まで間違いだらけのスキンケアに喝!

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ラボスペースの小物画像

2020年がスタートして何か新しいことを始めたいな、と思っている人におすすめしたいのがスキンケアの習いごと。銀座にオープンしたタカミのコンセプトショップで受けられるスキンケアアクティビティなら、アドバイザーの人に正しいお手入れ方法をレクチャーしてもらえます。区切りよく「正しいお手入れ」を始めれば、来年の今ごろは新しい自分に出会えるかも?! 私もレクチャーを受けてみて、日ごろの自己流ケアを反省する点がたくさんありました。内容をご紹介しながらお伝えします!

監修 : 牧内 夕子 (コスメコンシェルジュ)

化粧品メーカーにて18年にわたりアンチエイジング化粧品や健康食品などの商品を開発。その経験をもとに、コンセプトプランニングやコンサルティング、美容と健康に関して執筆する傍らコスメコンシェルジュ(日本化粧品検定特級)としても活動。

Contents 目次

銀座並木通りのタカミギンザへ

タカミ路面店外観(リース)画像

最近続々とビューティスポットが誕生している銀座に、2019年12月タカミの路面店が初オープンしたのをご存じですか? 並木通り沿いのショップは、おなじみのスキンピールの青色が目印のかわいらしいお店です。

タカミギンザは“「正しいスキンケア」を見つける”がコンセプト。こちらでは毎日のスキンケアの質を高めるために、スキンケアアクティビティというサービスがあります。アドバイザーが、スキンケアの正しい方法をレクチャーしてくれて、実際にその場でトレーニングもできます。無料で受けることができるので、コスメカウンターでメイクサービスを受けるような感覚で出かけてみてはいかがでしょう。

ラボスペース画像

お店の奥にあるのが大きな鏡や洗面台のあるラボスペース。こちらでお手入れ方法を教えてもらうことができます。白いタイルにステンレス台という佇まいが、なんだか研究室のようでちょっとドキドキしますが、アドバイザーさんとペアになり、日ごろのお手入れについてのカウンセリングからスタートします。

カウンセリングシート画像

タカミといえば「角質美容」を掲げたブランドとして以前もご紹介しましたが、角質は肌のいちばん表面にある部分で、この部分を美しく保つためには肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーを整えることが重要。通常28日程度といわれるターンオーバーのサイクルは、年齢を重ねるにつれてどんどん遅くなっていくのだとか。年齢とともにターンオーバーしにくくなっていくなかで、よい角質を育てるにはどうすればよいか、という視点でアドバイスをしてもらいます。

まずは肌チェックで現実と向き合おう

皮脂チェッカーの画像

【皮脂量のチェック】

皮脂量チェックの結果画像

チェッカーをおでこにぴたっと貼り付けて、今の皮脂量を調べると、かなり乾いたカラカラ状態であると判明。ファンデーションの上からのチェックではありますが、あまり自覚しておらずいきなり反省…。いつもの保湿ケアではまだまだ足りない、という事実に驚きました!

【角質状態のチェック】

白い角質を映し出した拡大カメラの画像

角質もチェッカーで、はがれる量をチェック。写真は、拡大カメラではがれた角質量をチェックしたものです。白い部分がはがれた角質。角質が良好な状態であればいちばん上の角質のみ薄くはがれるのですが、私の場合ごっそりはがれてしまい、角質の状態は今ひとつの結果。

角質は肌のうるおいを守ると同時に、外部刺激が中に入るのを防ぐ屋根瓦のような役割をしています。私の屋根はかなり頼りない状態だとわかりました。もうこの時点でしっかりお手入れしなければ、という危機感がMAX。焦る心をおさえて、お手入れトレーニングに入ります!

洗顔→保湿ケアまで実践しながらトレーニング

【肌をさわるタッチの確認】
化粧品の説明書や雑誌記事など、何を見てもお手入れは「やさしいタッチで」と書かれていますよね。では、実際の力はどのくらいなのでしょうか。こちらでは角質を再現した肌モデルにふれることで、いかに肌がデリケートなものかを体感できます。

肌モデルを手で触っている画像

上の写真が実際の肌モデル。まるで繊細な和紙のようです。「これを壊さない程度のやさしさ」が「やさしいタッチ」の正解なのですが、手がふれるかふれないかくらいの感覚でないと、壊さないのは不可能! 実際のお手入れでも手が肌をさわっていると感じるレベルでは、摩擦が強すぎて角質を壊してしまうのだとわかります。「やさしいタッチ」とは、自分が思っているよりもさらにデリケートな力なのだと実感しました。

【洗顔のポイント】
続いて洗顔へ。クレンジングでは先ほどの肌モデルの感触を思い出しながら、とにかく「やさしいタッチ」を意識。洗顔フォームの泡立てもかなりしっかりていねいに。そして、クレンジングや洗顔フォームの洗い流しのときに大事なポイントが! それはお湯の温度です。

私の肌の表面温度を測ってもらうと31℃だったので、お湯はなるべくこの温度に近づけるのが正解。この時期、シャワーの温度は40℃以上を設定していませんか? それでは熱すぎて肌のうるおいが蒸発しやすくなってしまいます。お湯が温かい、と感じるくらいだとNG。思っているよりもだいぶぬるめがちょうどいいので、洗顔のときはお湯の温度設定に注意してみてくださいね。

【保湿ケアのポイント】

保湿アイテム画像

1、たっぷりの量をハンドプレスで重ねづけ
すっぴん状態になったら、今度は保湿アイテムを使っていきます。それぞれのアイテムの正しい使用量を手にとると、かなりたっぷりめです。一度につけてしまうと肌が保湿アイテムを吸収しきれずにぬるぬるしてしまうので、2回に分けて重ねづけをしました。また、私は肌になじませるときに毎回マッサージをしてしまうクセがあるのですが、何ごともやりすぎは禁物。よい角質を育てるためには肌をこすらず、手のひらで肌を包むようにやさしくハンドプレスしながらなじませるのがいいそうです。

2、手のひらの間で温めると浸透アップ
化粧品はいったん手のひら同士でサンドして温めてから肌になじませます。冷たいままよりも肌へのなじみがよくなるテクニックです。

ここまでで1時間ほど。
アドバイザーの人にていねいに指導してもらったおかげで、いつものお手入れ時とは比べものにならないほど、モッチモチのしっとり肌になれました! セルフでメークをして、アクティビティは終了です。

2~3か月ごとのチェックで季節美容情報も入手しよう

陳列棚画像

今回は初めてだったので、基本的なお手入れ方法を教えてもらいましたが、季節変化に合わせて2~3か月ごとに来店するのがおすすめだそう。その時期に必要なお手入れをプロにレクチャーしてもらえるのは心強いですね!

スキンケアアクティビティでは季節のおすすめアイテムを紹介してくれるので、その場でサンプルタッチをして、あとからオンラインで購入することも可能です。定期お届けサービスで商品価格がお得になる特典もあるそうです。

スキンケアってお手本を見る機会がなかなかない分、自己流になりがちなのではないでしょうか。その結果、肌に負担を与えたり保湿が足りなかったりと、気づかぬうちに肌老化につながることも。私もついついマッサージをしすぎるクセが抜けないので、定期的にお店に通って指導してほしいな、と思っています。自分のお手入れに不安がある人は体験予約してみては?

タカミ銀座の建物画像

【店舗情報】
TAKAMI GINZA
東京都中央区銀座3-2-9 1F
営業時間 11:00~20:00
TEL 03-5579-5955
※スキンアクティビティは事前予約が必要です。

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