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    サンダルの時季に気になる、痛い!タコ、ウオノメ、マメはどうケアする!?

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サンダルをはいた女性の足元

夏はサンダルやミュールをはいたり、素足になることも多いですよね。そこで気になるのが、タコやウオノメ、靴ずれなどの足のトラブル。見た目が悪いのももちろん、痛みがあれば、歩くのもつらいもの。フットケアに詳しい、埼玉県済生会川口総合病院皮膚科主任部長の高山かおる先生に、タコ、ウオノメ、靴ずれのケアについて伺いました。


タコ、ウオノメは、足に合わない靴が原因

トラブルのないキレイな足裏

足裏や足の指にできるタコやウオノメ。“小指のウオノメがサンダルにあたって痛い”など、この季節になると、気になり出す人も多いのではないでしょうか。そもそも、タコやウオノメは、どうしてできるのでしょう。

●原因は?
「皮膚の角質が厚く固くなり、盛り上がった状態がタコ・ウオノメです。圧迫や摩擦などの刺激がくり返されることでできやすく、“前すべり”を起こすような、足に合わないヒール靴を履くことが大きな原因です。タコ・ウオノメは、その部分の角質を厚くして、刺激から皮膚を守ろうとする“防御反応”なのです。
特に夏場は、つま先がオープンで、足指の部分をストラップで固定するようなサンダルの場合、小指の外側や足裏にタコ・ウオノメができやすくなります」(高山先生)

●症状は?
「タコは、骨の上の“面”に対してできることが多く、角質が外側に向かって厚くなります。足裏の指のつけ根などにできやすいです。タコができた部分は、長時間歩いたりすると、痛みを感じることもあります。
一方、ウオノメは、足裏の指と指の間など比較的皮膚のやわらかい場所にできやすい。角質が内側に向かってくさび形に厚くなっていき、“芯”ができます。この芯が神経にさわることで、痛みが出ることもあります。
タコとウオノメの見た目の区別がつきにくく、同じ場所に同時にできることもあります」(高山先生)

●セルフケア&治療
「セルフケアのアイテムには、タコ・ウオノメを除去するサリチル酸配合の貼付剤や保護パッドなどがあります。使用するときは、用法をしっかり守りましょう。痛みがひどい場合は、医療機関で治療を受けてもいいでしょう。タコはメスなどで削り、ウオノメは痛みのもとになっている芯をハサミなどで取り出します。
角層が厚くなるため皮膚がやや鈍感になりますが、自分でカミソリやカッターで削るのは、絶対にNGです。削りすぎて、そこから菌が入り込み、炎症を起こすことがあります。
しかし、病院で治療をしたとしても、足に合わない靴をはく限り、タコ、ウオノメはくり返します。足に合う靴をはくことも重要です」(高山先生)

⇒ 本記事最後にある『足に合う靴をはいていますか?』コラム参照

靴擦れで起こるマメの対処法

靴擦れして足を痛がる女性

靴ずれで起こるマメ。ぷっくりとした水ぶくれができてしまうのも、素足だと気になりますよね。

「靴ずれなどで、皮膚が圧迫や摩擦を受けて、表皮が真皮からはがれてしまい、その間に水がたまったりするのがマメです。かかと、つま先、くるぶしなどにできやすいです」(高山先生)

●マメができたときには、どう対処するのがよいのでしょうか。
「水ぶくれをつぶしたりせずに、清潔を保ってください。そうすれば自然にマメがしぼんで、3日程度で治ります。マメがしぼんだ後の皮は無理にはがさないこと。皮膚に黒ずみが残って気になるかもしれませんが、無理にはがすと痛みが出ることも。治りも悪くなります。皮膚が再生すれば、皮は自然にはがれ、黒ずみも消えます」(高山先生)

●水ぶくれが痛いときは?
「靴があたって、水ぶくれができた部分が痛む場合は、保護パッドなどを貼っておきましょう。自分で針でつぶしたりすると、そこから菌が入り込み、炎症を起こす恐れがあり、治りも遅くなってしまいます。ガマンできない痛みがあるときは、皮膚科を受診しましょう」(高山先生)

●マメを予防するには?
「足に合った靴をはけば、靴ずれが起こりにくいものです。しかし、新しい靴は、靴ずれも起こりやすくなります。あらかじめ、靴ずれを起こしやすいかかとやくるぶしがあたる部分を手でやわらかくしておくといいでしょう」(高山先生)

コラム~ 足に合う靴をはいていますか?
足トラブルを招く原因のひとつが、足に合わない靴をはくこと。「実際のサイズよりも、サイズやワイズの合わない靴をはいている女性は、とても多い。ブカブカの靴や指が押される靴でも、それを自分のサイズだと思い込んでいる人も目立ちますね」と高山先生。

大きな靴をはくことは足にとってラクチンというイメージがあるかもしれませんが、それは逆です。「ヒール靴の場合、大きな靴をはくと、“前すべり”を起こし、足指がパンプスの先端に入り込んでしまいます。本来、パンプスの先端は“遊び”の部分で、足指が入ることはありません。靴の両側から押されることで、つま先が圧迫や摩擦を受け、タコ、ウオノメや爪の変形も起こりやすくなります」(高山先生)。また、外反母趾などの足の変形を招く一因にも。

靴は㎝で表記されるサイズのほか、2E、3Eなどワイズの合ったものをはくことが大切です。「サイズを計らずに靴を買う人も多いのでは? 自分の“感覚”で買ってしまうことも問題です。一度、シューフィッターのいる店で、自分の足サイズをきちんと計ってもらうことをおすすめします」(高山先生)

取材・文/海老根祐子

高山 かおる

高山 かおる

埼玉県済生会川口総合病院 皮膚科 主任部長
皮膚科専門医。フットケア、接触皮膚炎を専門とする。「100歳まで自分の足で歩ける社会づくり」を目指し、『足育研究会』を設立、代表を務める。『巻き爪、陥入爪、外反母趾の特効セルフケア』
(マキノ出版)など、フットケアに関連する著書も多数。

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  1. 足のトラブル

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