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“ちりつも”で体についたぜい肉を、ヤセミッションの積み重ねで確実に落とす! ダイエットコーチEICOの『ちりつもダイエット』
「気づいたら太っていた」――“ちりも積もれば山となる”ならぬ“カロリーも積もればぜい肉となる”。こうしてついたぜい肉を、“ちりつも”で燃焼! FYTTEのダイエットチョイスでもおなじみ、ダイエットコーチEICO先生の新刊『ちりつもダイエット』(5月14日発売)には、ムリなく実践できるヤセミッションが満載。1日1個の実践で、1か月後には確実に-1kg。さあ、今日はどんなミッションをやってみる?
Contents 目次
お腹が空くのには理由がある
お腹が空いたら、すぐおやつに飛びついていませんか? ダイエットコーチEICO先生によると、「お腹が空いた」と感じるには4つの理由があるそうです。
「お腹が空いたと感じる理由は、食べものが足りないからとは限りません。じつは4つの理由があります。ひとつ目は水不足、2つ目は栄養不足、3つ目は睡眠不足、4つ目は糖分不足です。お腹が空く原因を糖分不足と短絡的に考え、おやつを食べてしまいがちですが、本当の理由がほかにあった場合は、うっかり脂肪を増やす原因になってしまいます。
だからお腹が空いたら、まず水かお茶を飲んでみましょう。それでも変わらないときは、低カロリーのもずくや野菜サラダなどでビタミン、ミネラルを補います。また、睡眠時間が6時間を切っているときは睡眠不足による食欲増進の可能性が高いので、とにかく寝てください。
この3つを試してもまだお腹が空いていたときに、はじめて“おやつを食べる”を選択しましょう」(ダイエットコーチEICO先生)
なるほど、お腹が空いたら、まず原因を突き止めてから、おやつを手にとるようにしたいですね。さて、今回は“食”習慣から2つ、“動”習慣からひとつミッションをご紹介します。ひとつのミッションを実践すると、-240kcalが実現。240kcalは、体脂肪1kg(=熱量7200kcal分)を30日で割った値。毎日続けると1か月後には-1kgが叶いますよ。
鏡の中の自分と食事する
●自分が食べている姿を鏡で確認しながら食事する
●美しく食べようとするとドカ食いできなくなる
⇒食べる量が減って、-240kcal達成!
自分が食事をしている姿を鏡で確認してみてください。写真や動画を撮ってもOKです。食べている姿を美しいと感じましたか? きっとショックを受けた人のほうが多いのではないかと思います。ドカ食いモードに入ってしまったときこそ、このミッションをやる意味があります。多くの人が猫背で食べものを次から次へと口に運んで、顔はまったく笑っておらず、楽しい、おいしいと思って食事をしていないとわかるはず。その姿は、あなたのあこがれの人物像とはかけ離れているのではないでしょうか。自分の食事姿の現実と向き合いましょう。つらいかもしれませんが、ショックを受けるほうがいいのです。そのほうが、食欲が急激に減退します。
ごはんは背すじを伸ばして、ゆっくり楽しみながら食べなければ美しくない。この気づきこそが、ドカ食いから自分を遠ざける第一歩になるのです。
今日からコンビニ立ち入り禁止令
●今日から1か月、ムダにコンビニへ行くのをやめる
●買った覚えのない食べもので太っている可能性あり
⇒ムダ食い1回-240cal×30日を達成!
人がコンビニで一度に使う金額は平均750円だそう。そのほとんどは、食べものに使われています。ふらっと立ち寄ると、つい必要のないお菓子を買う人が多いのだとか。つまり、用もないのにコンビニに行く人は、それだけ太りやすい。
先月の1か月分の、コンビニのレシートを集めて、その総額を計算してみましょう。2~3万円ほど使っていることに気がつくはずです。ちょっとした旅行に行ける金額だと思いませんか? これは「気づいたらお金がなくなっている」人の典型的な例。旅行は思い出になりますが、コンビニで使ったお金は記憶にすら残りません。特にお腹が空いているときは、必要のないものまでドカ買いしてしまう傾向も。
自宅でお腹が空いたときは、冷凍の焼きおにぎりやプレーンヨーグルトを食べるのがおすすめ。今日から1か月コンビニに行くことをやめれば、ムダ食いも減り自然と1kg減が叶うはず。
次は“動”習慣からの紹介です。“動”といっても「睡眠」です。え? 睡眠? と思われるかもしれません。じつは、寝ることは体力をすごく使うそうです。
22時就寝+昼寝
●しっかり寝て脂肪を燃焼しやすい体にする
●運動、食事よりも優先すべきは睡眠
⇒いつもの睡眠+4.5時間で-240kcal達成!
じつは体力をとても使う「睡眠」、8時間の睡眠でなんと424kcalも消費するそう。だから手っ取り早く240kcal消費したいなら、昼寝3時間(159kcal)+ふだんより1.5時間くらい早寝(79.5kcal)すればいいのです。
昼寝3時間はさすがに難しいという人は、昼寝1時間+ふだんより3時間半早く寝るのでもOK。今日だけ仕事を早めに切り上げて、そそくさと寝てしまいましょう。それだけでヤセるのですから!
睡眠不足はダイエットの大敵でもあります。睡眠時間が6時間を切ると、食欲が増すうえに、疲れて動けなくなります。人間の体はよくできていて、体力が足りないと代謝を落として体の中にエネルギーをためこもうとします。つまり、ますます脂肪が燃焼しにくい体になってしまうのです。忙しいときこそ意識的に寝ることで、頭の回転も速くなり、仕事もスムーズにできますよ。
(参考図書)
『ちりつもダイエット』(学研プラス/5月14日発売)
『ちりつもダイエット』(学研プラス/5月14日発売)
イラスト/小林潤奈(本書より抜粋) 文/FYTTE編集部