甘酒や麹など、さまざまな発酵食が料理に使われるようになってきましたが、あまり目にすることのない「しょうゆもろみ」を使った料理が楽しめると聞き、“発酵のある暮らし”がテーマの「こころダイニング 吉祥寺店」へお邪魔してきました。

「しょうゆもろみ」とは、しょうゆになる一歩手前の状態。それを絞って熱を加えるとしょうゆになるのだそう。しょうゆよりもとろみとコクのある味わいで、いろんな料理に広く使えそうです！

今回のミニ料理セミナーでは、料理研究家で国際中医師の村岡奈弥先生による、しょうゆもろみを使った秋にぴったりの料理を教えていただきました。

薬膳では、空気が乾燥しやすい秋には、咳や喘息を引き起こさないために肺をうるおわせる食材「柿」や「梨」、「アーモンド」などの木の実がおすすめだそう。そして肺の働きを助ける「菊」や、お腹を温める効果のある「マッシュルーム」もこの季節には欠かせません。

梨、春菊、もってのほか、などを使ったサラダと、きのこのマリネ。どちらも味つけにしょうゆもろみを使った料理です。
サラダはしょうゆもろみ調味料の「サクサクしょうゆアーモンド」と梨を混ぜ合わせたドレッシングで味つけされていて、さわやかな甘みにナッツの歯ごたえと春菊と梨のシャキシャキ感がとてもおいしかったです。
きのこのマリネはマッシュルームの他に、えのきたけのとろみが出ていてもろみしょうゆのコクのあるうま味とマッチしてお酒のあてにもぴったり！

さらに、11月１日より「こころダイニング」のアンテナショップと公式オンラインショップの通販で販売される冷凍そうざいもいただきました。

どれもとても手の込んだ料理で、冷凍そうざいとは思えません！
とくに「最上鴨のロース煮〜山椒風味〜」は、しょうゆもろみと赤ワインを合わせた味わいで、解凍して切るだけなのに晩酌がグレードアップしそうです！
温めて簡単にしょうゆもろみを使った料理が食べられるので、仕事で帰りが遅い日の晩ご飯や、おもてなし料理のプラス１品にも役立ちそうです。

料理にさっと使うだけで本格的な味わいに決まる「しょうゆもろみ」。これから注目な発酵調味料です。
（編集おこめ）

「こころダイニング 吉祥寺店」
営業時間：11:00 ～ 20:00（年末年始を除く）
アクセス：東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-5
吉祥寺駅北口より徒歩５分
TEL：0422-23-0071
https://cocoro-dining.co.jp/

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