キレイな赤紫色の、食べやすい「酢紫玉ねぎ」。作り置きして冷蔵庫にストックしておくだけで、ちょっと気分が上がりますね。酢紫玉ねぎを使えば、いつものサラダやあえものだっておしゃれ度アップ! 料理研究家・管理栄養士の金丸絵里加さんにレシピを教えていただきましょう。
Contents 目次
■見た目もオシャレな「酢紫玉ねぎ」を使ったレシピ
酢紫玉ねぎには、紫色のもとで抗酸化作用のあるアントシアニン、玉ねぎのアリシン、酢の酢酸などの作用がギュッと詰まっています。紫外線による活性酸素の害から肌を守って、シミやしわを予防できるなど、美肌効果が◎。血流の改善や疲労回復に役立つのも、女性にうれしい作用です。
それでは、酢紫玉ねぎを使った2つのレシピをご紹介します。
◆酢紫玉ねぎ、鶏ささみ、パクチーのエスニックサラダ
材料(2人分)
酢紫玉ねぎ……80g
鶏ささみ……2本
塩……少々
酒……大さじ1
パクチー……2枝
クミンパウダー……小さじ1
黒こしょう……小さじ1/2
ナンプラー……大さじ1
砂糖……大さじ1/2
作り方
(1)鶏ささみは塩をまぶして縦半分に切り、耐熱皿にのせ、酒をかける。ラップをふんわりとかけ、電子レンジ(600W)で2分~2分30秒加熱し、粗熱がとれたら粗く裂く。
(2)ボウルに(1)を入れ、クミンパウダーと黒こしょうを加えてもみこむように混ぜる。ナンプラー、砂糖、酢紫玉ねぎを加え、さらによく混ぜる。
(3)パクチーを刻んで加え、さっくりと混ぜて器に盛る。
◆酢紫玉ねぎ、きゅうり、たこのピリ辛あえ
材料(2人分)
酢紫玉ねぎ……80g
きゅうり……1本
ゆでたこ(足)……1本(80g)
<A>
豆板醤……小さじ1/3
砂糖……小さじ2
しょうゆ……大さじ1
ごま油……小さじ1
作り方
(1)きゅうりはめん棒などでたたいて割れ目を入れ、食べやすい大きさに切り分ける。たこは薄いそぎ切りにする。
(2)ボウルに<A>を入れてよく混ぜ、(1)と酢紫玉ねぎを加えてよく混ぜ合わせる。冷蔵庫に20~30分ほど入れ、ときどき混ぜて味をなじませる。
紫外線対策は本格的な夏の前から、行いたいもの。ぜひ、おいしくてオシャレな酢紫玉ねぎレシピをとり入れてみてくださいね。
取材・文/三浦良江 撮影/安井真喜子 スタイリング/井口美穂