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ダイエット・腸活・ストレス軽減に効果あり!「酢えのき」の作り方

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酢えのき

「酢キャベツ」やそのアレンジレシピは、手軽に作れるダイエッターに大人気の腸活フード。「冷蔵庫には、いつも酢キャベツ」という人も多いかもしれませんね。しかし、酢を使ったダイエット&健康応援フードは、キャベツ以外にもいろいろ。もっともっと試してほしいから、『手づくり健康酢バイブル』(主婦の友社)などの著者である酢の達人、管理栄養士の金丸絵里加先生にあのヘルシー食材を使ったお酢レシピを教えていただきましょう!

監修 : 金丸 絵里加 (管理栄養士)

管理栄養士、料理研究家、フードコーディネーターとして活動中。栄養価計算(カロリー計算)や栄養指導、そしてその改善メニューの作成など、だれもが家庭で、楽しく、おいしく健康管理ができるような料理を提案したいと日々活動している。

Contents 目次

「えのきたけ×酢」がダイエットを応援します!

えのき氷

酢と組み合わせたい食材のひとつは、「えのきたけ」です。えのきたけと聞くと、ダイエットに興味がある人の多くは「えのき氷ダイエット」を思い出すのではないでしょうか。えのきたけの脂肪分解を促す効果などが注目されていましたよね。
そんなダイエット食材といえる、えのきたけを、代謝アップや脂肪燃焼を促してくれる酢と組み合わせようというのが、金丸先生の提案。2つの食材を掛けあわせることでどんな効果が期待できるのでしょうか?

「えのきたけは、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を多く含む食材です。そのため、腸内環境を整えて、便秘を改善するのにもってこいの食材といえます」(金丸先生)

さらに、最近の研究からこんな話もわかってきたそう!

「水溶性食物繊維をとって腸内環境が改善されると、脳にもよい影響が及び、食欲をコントロールしやすくなるといわれています。さらに、えのきたけにはGABAとパントテン酸も含まれていて、ストレスの軽減や、ストレスに対する抵抗力の向上に役立つと考えられています」

GABAは、抗ストレス作用のある天然のアミノ酸の一種。そしてパントテン酸は、エネルギー代謝などに関わる水溶性のビタミンです。

「これらの働きが、ストレスを解消しようとして陥りがちな食べ過ぎの防止にも、ひと役買ってくれるのではないでしょうか。そのほか、きのこ類にはβ‐グルカンという成分も含まれていて、免疫細胞を活性化し、感染症を予防する効果なども期待できます」(金丸先生)

さまざまな効果がありそうな「酢えのき」。作り方もとても簡単なので、ぜひお試しください!

<酢えのきの作り方>

<酢えのきの作り方>

材料(作りやすい分量)
えのきたけ……2袋(400g)
酢……2カップ
はちみつ……大さじ1
コンソメスープの素(顆粒)……小さじ1
塩……小さじ1

作り方
(1)えのきたけは石づきを切り落とし、長さを2~3等分に切り、ほぐす。
(2)小鍋に酢、はちみつ、スープの素、塩を入れて火にかける。煮立ったら(1)を加え、しんなりするまで煮て火を止める。
(3)粗熱がとれたら、清潔な保存びんに入れ、冷蔵庫で保存する。
※保存の目安は約10日間。

次回は、「酢えのき」を使った料理レシピもご紹介します。

取材・文/三浦良江 撮影/安井真喜子 スタイリング/井口美穂

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