その昔、「朝バナナダイエット」が大ブームになりましたが、今、アツいのは「夜バナナダイエット」! やり方は超カンタン。夜にバナナを食べるだけで、ツラい運動は一切なし。なんと10日間で-3㎏を達成した人もいるという、この驚きのダイエット法について、腸の名医である松生恒夫先生に教えていただきました。
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夕食前に食べるだけ! ストレスフリーなダイエット
そもそも、なぜ朝ではなく、夜にバナナをとるのがよいのでしょうか?
「日本人は夕食にウエイトを置く食習慣が定着しているので、朝より夜の食事を工夫するほうが、ダイエット効果が得やすいためです。夕食前にバナナを食べることで自然と食事量が減り、ムリなくカロリーダウン。さらに、バナナの食物繊維が腸の働きをよくして便秘解消にもつながります」(松生先生)
そのやり方は、いたってシンプルでストレスフリー。
「夕食前にバナナ2本と、その後に水分を約200mlとります。そして、脳が満腹を感じる30分程度経ってから夕食を食べるだけ。夕食は好きなものを食べてOKです。空腹と戦う必要がないので、リバウンドの心配もなく手軽に続けられますよ」
夜バナナダイエットでやせる理由
POINT 1 低カロリーなのに食べごたえ満点!栄養バランスもよし
バナナ1本あたり(可食部100gあたり)のカロリーはたったの86kcal。ご飯1膳が約250kcalなので、ご飯に比べてもグッと低カロリーです。一方で食べごたえがあり、満足度大。ビタミンB6・C、カリウム、マグネシウム、ミネラルといった栄養素も豊富で、偏りがちな栄養バランスを補ってくれます。
POINT 2 食物繊維のパワーでおなかスッキリ!
バナナは、余分な脂質を吸着して便と一緒に排出させる水溶性植物繊維と、水分を吸収して便のかさを増やしたり、便意を促す不溶性食物繊維の両方をバランスよく含有。この効果でスムーズな排便を促してくれます。
POINT 3 夜、食べることで過食を抑制しリバウンドもしにくい
3食のうち、もっとも食事が不規則になりやすい夕食での過食をブロック。食前にバナナを食べることで、過剰な空腹を解消し、食べ過ぎを防ぐことができます。置き換えや断食のような食事制限がないので、失敗やリバウンドしにくいのもうれしい!
バナナの持つうれしい効果を上手に活用しながら、健康的に夜バナナダイエットにチャレンジしましょう!
FYTTE編集部