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ダイエットの強い味方! スーパーフード「ブルーベリー」でおいしく冬太りを解消

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シャッターストック_ブルーベリー画像

寒さが厳しい冬は、体が熱を作り出そうとして代謝が上がるため、本来はやせやすい季節とされています。でも、ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまう機会が多い年末年始以降、体重が増えてしまってなかなか戻らないという悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。暦の上ではもう春。春本番に向けて、冬太りは冬の間に解消したい!という人におすすめの対策をご紹介します。

監修 : FYTTE 編集部

ダイエット専門誌として1989年に雑誌創刊し、2016年よりWEBメディアに。ダイエットはもちろんのこと、ヘルスケア、ビューティなど体の内側からも外側からも美しくかつ健康でいるための体づくりのノウハウを、専門家への取材とともに紹介。“もっと、ずっと、ヘルシーな私”のキャッチフレーズとともに、編集部員も自らさまざまなヘルシーネタを日々お試し中!

Contents 目次

ヘルスコンシャスなエリアで冬にブルーベリー人気が高まる理由

お皿の上のブルーベリー画像

カナダの西海岸エリアでは、7月〜8月の収穫期に次いで、冬になるとブルーベリーの人気が高まるといいます。それは、カナダではブルーベリーがスーパーフードとして広く認知されているため。飲食の機会が増える一方、運動する機会は減りがちなことや、新年を境に「より健康的な生活を送りたい」という意識が高まることなどから、12月から2月にかけての時期に、栄養価が高く冬太り対策にも効果的なブルーベリーの人気が高まるのだろうと分析されています。

ブルーベリーの栄養価と効果的なとり入れ方

シャッターストック_ブルーベリーを食べている女性の画像

カナダ西海岸ではスーパーフードとして知られているブルーベリーですが、日本ではその栄養価や効能についてよく知らないという人も少なくないでしょう。そこで、管理栄養士の柴田真希さんに、ブルーベリーの栄養価と冬太り対策にはどのようにとり入れるのが効果的かについてお話をうかがいました。

柴田さんによると、ブルーベリーはビタミンEをはじめとするビタミン群、不足しがちなミネラル類のほか、抗酸化作用の強いポリフェノールの一種アントシアニンが豊富に含まれ、非常に栄養価の高いフルーツだそう。また、フルーツの中では食物繊維の量がトップクラスで、低カロリー低脂肪のため、ダイエットにも非常に適しているといいます。

アタリ_ブルーベリーの入った紅茶の画像

ブルーベリーに豊富に含まれるアントシアニンには血糖値の上昇を抑える働きがあり、それにより、摂取した糖分が脂肪として蓄えられるのを防ぐ効果が期待できます。アントシアニンの効果が発揮されるのは食後1〜3時間後と考えられているため、夕食前の小腹が減りがちな夕方ごろにヨーグルトや紅茶などにブルーベリー加えてとり入れるのがおすすめとのことです。

柴田真希さん考案! ブルーベリーのおすすめレシピ

冬太りが気になる季節は、水分摂取量が減ったりダイエットで無理に糖質を減らしたりということから、腸内環境が乱れがちに。腸内環境は代謝にも影響を及ぼすため、腸内環境を良好に保ち、便秘しないように気をつけることはとても大切だと言います。そこで柴田さんがおすすめするのは、水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく含むブルーベリーを日々の食事でとり入れること。また、食物繊維には糖質や脂肪の吸収を抑える作用もあります。そこで今回は、柴田真希さんに手軽に作れるブルーベリーのレシピを教えていただきました!

間食メニュー
【ブルーベリーのサワーゼリー】

ブルーベリーのサワーゼリー
(c)e-mish

【材料】(2人分)
(A)ブルーベリー(冷凍):60g
(A)水:200cc
(A)はちみつ:30g
ゼラチン:4g
りんご酢:大さじ2

【作り方】
(1)ゼラチンは大さじ2の水でふやかしておく。
(2)鍋に(A)を入れて中火にかけ、沸騰しないように混ぜながらはちみつを溶かす。
(3)ブルーベリーの色が出てきたら、ふやかしておいた(1)を加える。ゼラチンが溶けたら、火を止めてりんご酢を加える。
(4)器に入れて、冷蔵庫で冷やす。

食事メニュー
【ブルーベリーのドライカレー】

ブルーベリーのドライカレー
(c)e-mish

【材料】(2人分)
ブルーベリー(冷凍):60g
豚ひき肉:150g
玉ねぎ:1/4個(50g)
赤パプリカ:1/4個(40g)
コーン:30g
ごはん:2杯分
(A)にんにく(みじん切り):1かけ
(A)オリーブオイル:大さじ1/2
(B)カレー粉:大さじ1
(B)ケチャップ:大さじ2
(B)塩:小さじ1/4
(B)こしょう:少々
イタリアンパセリ:適量

【作り方】
(1)玉ねぎ、赤パプリカを8mmの角切りにする。
(2)フライパンに(A)を入れて中火にかけ、にんにくの香りがたったら、豚ひき肉を加えて炒める。火が通ってきたら、玉ねぎ、赤パプリカ、コーンの順に加える。
(3)全体に火が通ったら、(B)を入れて全体になじませ、雑穀ごはんとブルーベリー(冷凍)を入れて炒め合わせる。
(4)器に盛りつけ、イタリアンパセリを飾る。

ブルーベリーはヘルシーなのに栄養価が高く、皮をむいたり切ったりすることなく手軽に食べられるのも魅力。冷凍ブルーベリーならコンビニでも手軽に手に入り、常にストックしておくこともできるので、日々の食卓にうまくとり入れて、冬太りは冬のうちにきちんと解消したいですね。

画像提供/シルバーバレーファーム 文/野田美香

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