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お尻でV字ポーズ

ダイエットやスタイルアップのために、日々美ボディづくりに努力しているけど、全然改善されない…。そもそもこのトレーニングを続けていて結果は出るのか…なんて疑問に思うことありませんか? 今回は、アスレティックトレーナーで理学療法士の伊藤彰浩さんのパーソナルトレーニングにかけ込み! 以前から気づいていた自分の体のゆがみと向き合い、スタイルアップに導くコツを実際に体験しながら教えていただきます。

監修
伊藤 彰浩

「美ボディ」づくりの近道は…

トレーナーに指導されている女性

スポーツ選手や女優、モデル、一流と言われる人たちはいつも美しくきれいな美貌を維持しています。その美しさを保つ方法があるなら知りたいですよね。その方法のひとつとして一流の人たちの側には、自分の理想とする体を維持するために支えてくれる専門家の存在があります。

今回は「スタイルアップを目指したい!」「今よりやせてきれいになりたい!」「今までいろんなことをしてきたけど、なかなか抜け出せない…」そんな人に「美ボディ」をつくるヒントを編集部 マチが体験を交えてお届けしていきます。

約2か月間という期間を設けた体験ですが、果たして私(編集 マチ)の体は変わることができるのでしょうか…。

「美ボディ」づくりのステップ

ワークアウトプランが書かれたボード画像

初回は自分の体の現状を知るというプログラムに時間をかけていきます。この自分の体の現状把握をするだけでも、自分の体が「変わろう!」という意志に切り替わるのです。以下のステップでどんどん体が変わり、心も変わり、表情も笑顔になっていきます。

ステップ1:自分の体の問題点を知る(現状把握)
パーソナルトレーニングでは、自分の体の現在地を知るために、姿勢や体のゆがみ、バランス、動作チェックなどを行い、体のクセを見ていきます。この現状把握(SOAP:ソープ)を行うことで、自分のこうなりたい! という目標とのギャップを明確にしていきます。そして、ギャップをなくすために自分に合った方法で体と向き合うことができるのです。

SOAP:ソープとは…
【S】Subjective…主観的情報、カウンセリングを行い目標や目的、過去〜現在までの体の情報を聞く。
【O】Objective…客観的情報、姿勢や筋力、動作チェックを行い、体の特徴やクセなどの情報を測定する。
【A】Assessment …評価、「S、O」で集めた情報を分析して現状を評価する。
【P】Plan of Action…評価に基づいて目的、体に合った施術、トレーニングを行う。

動作チェックでは、立ち姿勢、歩行、筋力、バランス、体のゆがみなどが評価できる内容で、専用の器具を使って測るものもあります。このチェックを行うだけでもすでにじんわりと汗が出てくるのですが、このチェックと問診に答えていくと健康状態や姿勢、体のゆがみや筋肉のバランスなど自分自身の体の問題点が把握ができます。それを知ることで、なかなかやせない理由、自分の体が思うように動かない理由などが見えてくるんです!

自分の体を変えたいなら、まずは自分の体の現状を知ること。体に問題があれば、その問題を解決できるトレーニングをすることが、理想の体づくりにおいてとても大切なことだと実感します。

今回、自宅でも簡単にできる動作チェックを教えてもらいましたので、3つご紹介します。

 

上体反らし

〜上体反らし〜
右は両手をバンザイしたまま行けるところまで上体を反らしています。左は両手を腰に当てた状態で上体を反らしてみました。手の位置を変えるだけでこんなに反り方が変わるんです!

【伊藤さんコメント】
手の位置で上体を反る角度が変わるということは、肩関節や肩甲骨周りの硬さがあるということです。
両手を腰に当てた状態では、肩関節や肩甲骨周りは上体を反る動作に関与しないため、純粋な上体を反らす動作をチェックできます。つまり、マチさんの場合、手を上げた状態と下した状態で反り方が変わるということは、肩関節や肩甲骨周りの硬さがあるということです。

左右ひねり

〜体を左右にひねる〜
両脚を閉じてまっすぐに立った状態で、腕はまっすぐ自然な状態で体側に置きながら左右に上半身をひねります。このとき、ひざが曲がったり、上体が傾けてムリやりひねるのはNGです。

【伊藤さんコメント】
このテストは上半身をひねったときに、反対側の肩が見えるところまでひねることができたら正常です。
左にひねったときは、右肩が見えるところまで。右にひねったときは、左肩が見えるところまで。

マチさんの場合は、左右ともに反対側の肩が見えません。特に、右へひねる動きは左へひねる動きに比べて硬いですね。左側へひねる動きと右側へひねる動きで顔の見え方が違いますね。
このテストを行うことで、体をひねる動き、特に右へひねる動きが硬いということが分かりました。

椅子に座って前屈

〜椅子に座って前屈〜
背すじをまっすぐにして、椅子に浅く座り(足裏が床にぴったりつくくらいの位置)、脚を開きます。開いた脚の中に上体を行けるところまで入れていきます。このとき、お尻が椅子から離れてないようにします。もっと行けるかと思いましたが、股関節とお腹が圧迫されてこれが限界。

【伊藤さんコメント】
このテストは背骨と股関節の柔軟性をチェックしています。
横から見たときに背骨がきれいなCカーブを描くことが正常ですが、マチさんの場合、青の箇所はよく動いていますが、赤の箇所の動きがでていません。特に、胸椎(きょうつい)の下側と腰椎(ようつい)の動きが硬いですね。

この3つのチェックだけでも、体のこわばりや左右のゆがみがあることがわかりますよね。そうした場合は、まずはトレーナーがゆがみを調整して改善していきます。このとき、体全体の関節や筋肉などの動きを細かくチェックしていき、全体のバランスや問題点を探り、それを改善する手助けをしていきます。

このチェックでわかることは、ひとつの箇所に負担があれば、その負担を補うために別の箇所が影響している。要するに動きの鈍い箇所があれば、別の箇所も影響していますよ、ということ。単に運動やエクササイズ、ストレッチなどをしていても、この問題点を改善していかないことには、美ボディやパフォーマンスの向上を目指していてもなかなか変化が見られないということなのです。バランスって大事ですね!

ここまで見てもらって私のメジャーポイント(体の主要な問題点のこと)が2つわかりました。

【1】骨盤と腰椎(ようつい/腰の骨)の関節と筋肉の動きが固い
【2】体幹インナーマッスル(コア)がうまく使えていない。体幹がうまく作られていないため土台が弱い

この2つのメジャーポイントに対して行うことは…
まずは骨盤や背骨周りの筋肉の硬さをとり、関節ひとつひとつの動きを広げて、体がラクに動ける状態にすることなのだそうです。

骨盤は女性にとって大事な場所ですよね。
お腹のインナーマッスルを活性化することで、骨盤周りの筋肉が働きやすくなります。骨盤が安定すると、内臓の位置も整ったり、便秘や生理痛などの症状の改善も期待できます。
動きをよくしたい、体のこりや張りがある女性はぜひ一緒にやってみましょう!

次回の記事では、いよいよ自分に合うトレーニングにチャレンジしていきます。

取材・文/FYTTE編集部

伊藤 彰浩

伊藤 彰浩

MEDI-TRAIN代表。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、理学療法士。JIN整形外科スポーツクリニック、リバーシティすずき整形外科でトップアスリートから子ども、高齢者まで幅広い年代に向けたリハビリテーションを経験。東京広尾の女性専用パーソナルトレーニングスタジオにてダイエット指導やボディメイクなどの経験を持つ。現在は、医療、フィットネス、教育分野などで幅広く活動中。

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