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    スーパーフードを積極的に!美肌をつくる皮膚科専門医の食生活

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スーパーフードを積極的に!美肌をつくる皮膚科専門医の食生活

仕事として常に健康や美容といったことに接している女医の方々。では、実際に女医の皆さんが日々の生活の中で実践しているのは、どういったことなのでしょうか。すぐにでも真似できるような、健康や美容、ダイエットに関する方法を紹介していきます。今回は、皮膚科専門医である熊田朗子が美肌をつくるために行っていることを食生活を中心に教えてくれました。


美肌を得るためにはとにかく「保湿と遮光」

皮膚科専門医の熊田朗子です。総合病院と皮膚科クリニックで勤務するかたわら、一児の母として子育てに奮闘する毎日を送っています。今回は、美肌を作るライフスタイルについて述べたいと思います。

多くの患者様を診察する中で痛感しているのは、日常の肌トラブルの多くは普段のちょっとした心がけにより予防、改善ができるということです。私がどの患者様にもお話しているのは、美肌を得るためにはとにかく「保湿と遮光」!です。この2つはしわやたるみ、くすみ、しみを防ぐなど、アンチエイジングにとって欠かせません。

適切な洗浄(熱いお湯で洗わない、洗顔スポンジやブラシを使わない、タオルでこすらない)の後、たっぷりしっかりと保湿をし、日中は屋内であっても、冬であっても常に日焼け止めで紫外線をシャットアウトすることが重要です。また、日焼け止めをこまめに塗り直すのはもちろん、塗る量も大切です。多くの方は、必要量の半分程度しか塗っていないとされていますので、いつもの塗り方をしたあと二度塗りをしてください。こうしないと、製品に表示されているだけの十分な紫外線防御効果を得られません。

「マゴワヤサシイ」とスーパーフードを取り入れた食生活

そして、内側からのケアも大切です。
寝不足、過労やストレス、喫煙、飲酒、偏った食生活は皮膚のバリア機能の低下につながります。夜寝る前にパソコンやスマホに、つい手がいってしまい夜更かししてしまうことも多いかもしれません。そういったことで睡眠不足になると、肌の回復に必要な時間を確保できなくなってしまいます。

なかでも、私が特に重要視しているのが食生活です。「マゴワヤサシイ」はお聞きになったことがあるかもしれませんが、豆類、ゴマ、海藻類、野菜、魚、キノコ類、イモ類など日本の伝統的な食事を基本に規則正しく食べることが大切です。
さらに、今注目して取り入れているのが、スーパーフードです。これは食べるサプリメントとして、気軽に不足しがちな栄養素を摂取できるもの。近年新しいスーパーフードが次々と紹介されていますが、日本古来の玄米や、みそなどの発酵食、ごま、海苔などもスーパーフードです。

私の例を挙げますと、朝はスムージーを飲みます。これは、小松菜やホウレン草などの葉物野菜、りんごやオレンジ、バナナ、ブルーベリーなどの果物、豆乳をミックスしたもので、そこにスーパーフードである亜麻仁オイル、ヘンプシード、クコの実をトッピングします。

ご飯は玄米に黒米とキヌアを混ぜたものを炊き、ゴマをかけていただきます。そしてデザートには、ヨーグルトにスピルリナ入りの玄米酵素とチアシード、ローカカオをトッピングしたものを食べています。

  • 亜麻仁オイル:ω3脂肪酸を含み、アンチエイジングや美容に効く。
  • ヘンプシード:鉄や銅、亜鉛、マグネシウムなどの必須ミネラルや、必須脂肪酸を多く含む。
  • クコの実:疲労回復や血糖値を下げる効果がある。
  • 玄米:日本が誇る健康食。便秘の解消や、糖分・コレステロールなどのデトックス効果がある。
  • 黒米:白米に比べて、たんぱく質、ビタミンB1、B2、ナイアシン、カルシウム、食物繊維を多く含む。抗酸化作用のあるアントシアニンも含まれる。
  • キヌア:白米と比して、糖質が低く、たんぱく質が豊富。血糖値の上昇をゆるやかにする。
  • スピルリナ:五大栄養素をしっかり含み、アンチエイジングや免疫量アップにつながる。
  • チアシード:少量でも満腹感を得られる。たんぱく質やミネラル、ビタミンB、食物繊維が豊富。
  • ローカカオ:カルシウムや鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラルや、アンチエイジングに欠かすことのできない抗酸化物質が多く含まれる。

ほかにも、スーパーフードには、アサイー、ざくろ、マキベリーなど多々あります。

これらは味も美味しく、面倒な調理の手間もいらないので無理なく続けることができます。このライフスタイルを送ることで、肌荒れはしませんし、お通じも快調、とすこぶる調子がいいです。

かといって、健康食しか食べないわけではありません。大好きなパンやスイーツは心の栄養として欠かせないので(笑)、しっかり食べています。ただ、その際は原材料を必ずチェックします。食品添加物やトランス脂肪酸、ショートニングの使われているものは極力避け、できるだけ全粒粉や有機栽培のものを選ぶなど気をつけています。
「You are what you eat(あなたは、あなたの食べたものでできている)」です!
ライフスタイルの改善により、お肌だけでなく、体やメンタルの面でもよい変化が現れると思います。5年後、10年後、さらにもっと先のことを考えて、いまから初めてみてはいかがでしょうか。

写真(イメージ)/© Elena Schweitzer – fotolia.com

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熊田 朗子

熊田 朗子

富山医科薬科大学(現 富山大学)医学部卒業。金沢大学附属病院皮膚科にて、アトピー性皮膚炎や膠原病を中心に診療に従事し、研鑽を積む。現在は、聖光ヶ丘病院皮膚科に勤務。食事や生活習慣、環境など日常生活全般の改善を通した、皮膚疾患の治療に取り組む。女性の美肌ケアのみならず、一児の母としてこどもの皮膚ケア、食生活についても精通する。

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