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CATEGORY : ヘルスケア |不調

暑さだけじゃない!酷暑の今夏は「3大隠れ●●」に要注意

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ボトルを頭に当てる女性

連日厳しい暑さが続き、熱中症でダウンする人が急増しています。その対策として、普段からこまめに水分補給を心がけている人も多いと思いますが、酷暑の夏に気をつけたいことは、熱中症だけではないのです! 今回は、気づかぬうちに進行する、夏に注意すべき3つの症状とその対処法をご紹介します。

監修 : 石原 新菜 (医師)

イシハラクリニック副院長。1980年長崎県生まれ。医学生のころから父の石原結實とともにメキシコのゲルソン病院、ミュンヘン市民病院の自然療法科、イギリスのブリストル・キャンサー・ヘルプセンターなどを視察し、自然医学の基礎を養う。2006年に帝京大学医学部を卒業後、大学病院での研修医を経て、イシハラクリニックにて漢方薬処方を中心とする診療を行う。現在、クリニックでの診察をはじめ、テレビ、雑誌などで活躍中。

Contents 目次

見えないうちに進行する「隠れジミ」

夏に気をつけたい1つ目の「隠れ●●」は「シミ」です。

ほほに手を当てる女性

「隠れジミ」とは肌の奥に潜むメラニンのことで、シミ予備軍とも呼ばれています。通常、肌のターンオーバー(新陳代謝)によって肌の表面に押し出され、排出されるのですが、肌のターンオーバーが乱れると「隠れジミ」が沈着し、やがて肌の表面にシミとなって現れます。一般的に、目に見えるシミは30代後半から増えてくると言われていますが、「隠れジミ」はシミが目立たないうちから増えているのだそう。

では、この「隠れジミ」を減らすにはどのような対策が必要なのでしょうか? イシハラクリニック副院長の石原新菜先生によると、
「まず大切なのは、肌のターンオーバーを促すこと。その働きを促進させる成分のひとつとしてよく知られているのが、ビタミンAです。β-カロテンは、摂取すると体内でビタミンAに変換されるため、カロテンが豊富に含まれるにんじんを使ったジュースを継続的に飲むことで『隠れジミ』を減らすことができます」
とのこと。

β-カロテンは生野菜でとるよりも、ジュースなどに加工したほうが体内での吸収率が高まることが報告されているそうです。

石原先生のおすすめは「野菜ジュース」+「レモン汁」。レモンに含まれるビタミンCには、強力な抗酸化作用があり、コラーゲンの生成を促す働きも期待できます。そのため、レモン汁をチョイ足しすることで、美白効果がよりアップするのだそう。

続いては、夏に気をつけたい2つめの「隠れ●●」についてご紹介します!

 

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