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    胃弱に悩む人に朗報! この冬のトレンド「発酵鍋」を おいしく食べて胃から元気! 編集部員が試食レポート!

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鍋

実は、30~40代の多くの女性が悩んでいる胃弱。しかも、胃に異常がないのに不調を訴える人も増えているそう。そこで、胃弱について医学博士であり、胃腸の専門医・山口トキコ先生に話を伺ったほか、この冬の一大トレンドで、胃弱対策にも最適な「発酵鍋」をいち早く試食。その驚きの結果をレポートします。


あなたも悩んでいるのでは? 20~40代女性に多いといわれる胃の不快症状

胃が痛い女性のイラスト

夏に冷たいものをとりすぎて胃が冷えていたり、これから年末にかけて飲み会が増え、胃に負担をかけがちなこの季節。胃もたれや、すぐにお腹がいっぱいになる、みぞおちあたりの痛みや灼熱感など、胃の不調が多くなってきます。「じつは、胃の不調を訴えてくる患者さんの中には、胃カメラで調べても何も異常がないという方が増えています。こうした内視鏡で異常がないのに胃に不調がある人は、すべて「機能性ディスペプシア」という病名になります。この病名が日本で正式に認められたのは2013年。それまでは、神経性胃炎やストレス性胃炎、胃下垂などといわれていました」(山口トキコ先生)。

これらの原因は、ストレスや、乱れた生活習慣が考えられます。
・三食、時間通りにとれていない。
・夕食を食べた後、2時間以内に寝てしまう。
・お腹が空いた状態でコーヒーを大量に飲む。
・早食いをしてしまう。
・ストレスがある。
これらに思い当たり、胃の不快な症状が1~2週間続く場合は、病院で診てもらいましょう。

また、胃の不調を解消するには、自律神経の乱れを改善する生活を心がけることが大切だといいます。「胃腸の働きは、すべて自律神経によって影響されています。そのため、ストレスを抱えていると、消化も悪くなってしまうのです。そこで、以下の改善策を心がけてください。

元気に食べている女性のイラスト

・食事はひと口30回、しっかりと噛む――噛むことで、細かく砕くだけでなく、唾液を出すことで、消化しやすくなるうえ、神経を落ち着かせる効果もあります。しかも、食べすぎも減らすことができます。
・朝食をしっかり食べる――寝ている間に胃酸が出るため、朝食をとることは大事です。朝食で、体温があがり、代謝もあがります。さらに、胃と腸はつながっているので、胃に物が入ると、腸の動きもよくなり、便秘解消につながります。
・食後にコーヒーを飲むようにする――胃の負担にならないよう、空腹時に飲まないこと。どうしても飲むなら、アメリカンや、ミルクを入れて飲みましょう。
・にんにくなどの刺激物や、脂っこいものを控える。――胃に負担をかけるにんにくや肉、揚げ物などを控えましょう。
・胃を休ませる――食べすぎたときは、食事をスープやおかゆ、ヨーグルトなどに変えて、食事の量を減らしましょう。夜だけ軽くするのはおすすめです。
・睡眠を十分とる。

最近の研究では、LG21乳酸菌入りのヨーグルトを継続して食べることで、機能性ディスペプシアの症状が緩和されたという報告もあります。胃が弱い人は、朝、ヨーグルトを食べてから朝食を食べれば、胃の負担も軽減されます」(山口トキコ先生)。

発酵×漢方のケミストリーで、おいしくて胃弱対策になる最強の「発酵鍋」が登場!

発酵鍋

今年もやってきたお鍋のシーズン。この冬のトレンド鍋といわれるのが「発酵鍋」です。腸内環境を整えてくれるうえ、豊かなうま味が味わえます。「発酵鍋」だけでも優秀ですが、さらに漢方食材を加えた「薬膳胃弱鍋」があると知り、新橋にある薬膳レストラン『Kampo’s』に伺ってきました。

先生

薬剤師・薬膳師・国際中医師の山口りりこさんが監修した、特製火鍋が味わえるこの店。10月末からこの秋冬限定で登場した「ダブル発酵2色スープの『薬膳胃弱鍋』~ピリ辛味噌と魚介出汁~」は、“発酵×漢方”のかけ合わせで、最強の「発酵鍋」に。「漢方医学では、体を一つのものとしてとらえ、すべてつながっていると考えます。そのため、健康とは陰と陽のバランスが取れていることを指します。漢方で『腎』とは、泌尿生殖器系のほか、生命エネルギーやエイジングケアの要になっています。冬は特にこの『腎』を補うことで、冷えにくい体や、老化防止、免疫力向上につながります」(山口りりこさん)。

「今回、創作した『ダブル発酵2色スープの『薬膳胃弱鍋』~ピリ辛味噌と魚介出汁~』は、一度に2種類の発酵スープが楽しめます。ひとつは、胃腸を温めて、胃弱対策と消化促進に特化した生薬やスパイスを使ったピリ辛味噌スープ(写真鍋右側)。発酵食材の味噌に、熱を発散させる生のしょうがと、温かさを閉じ込める役割の蒸して乾燥させた乾姜という2種類のしょうがを使い、体を中から温め、消化薬の役割をするサンザシやミカンの皮、山椒のほか、鉄分やマグネシウム、カリウムなどが豊富なナツメが入っています。

発酵鍋

もうひとつ(写真鍋左側)は、エイジングケアの要『腎』を補う、魚介出汁に発酵食品のヨーグルトと甘酒を加えたスープ。ヨーグルトには暴飲暴食による胃痛の原因『胃熱』を取り除く効果が期待できます。ほか、『腎』を温めるクルミや、アンチエイジングや目の疾患を改善するクコの実、髪をきれいにする女貞子(じょていし)や桑の実などの生薬が入っています。また、ホルモンバランスを整えるバラの花をたっぷりと散りばめ、見た目にも鮮やかなスープになっています」(山口りりこさん)。

薬膳鍋って実際どうなの?
驚きの効果にリピート決定! 胃弱編集部員の試食レポート

鍋

薬膳料理が体にいいことは知っていますが、どちらかというと体に悪いもののほうがおいしいと思いがちな私、奥沢ナツが行ってきました。もちろん、薬膳鍋は初体験。少々、敷居が高いイメージでしたが、エレベーターを降りた途端、居心地のよさそうな素敵な空間が広がっていました。

40歳を超え、脂っこいものを食べたわけでもないのに、胃もたれがするようになり、常備薬に胃薬が欠かせなくなってきた今日この頃。薬膳料理には、薬という言葉が入っているだけに、良薬は口に苦しの印象しかありませんでした……。
そこで早速、「ダブル発酵2色スープの『薬膳胃弱鍋』~ピリ辛味噌と魚介出汁~」をいただきます。

この鍋には、旬の野菜を使った24節気前菜のほか、厳選農家野菜の盛り合わせ、キノコ8種盛り合わせ、ラム肉肩ロース、総州 白王豚、〆の1品(ウコン麺OR八穀麺どちらか)、デザートの大葉とライチのグラニータが付きます。

スープに火を入れる前に、キノコ8種の盛り合わせを入れ、キノコのうま味をスープに溶かします。スープが温まるにつれ、濃厚なスープの香りが漂い、食欲をそそります。まずは、バラの花びらが浮かぶ魚介出汁のスープ。黒っぽいインパクトのある見た目ですが、キノコからの出汁もでて、発酵食品であるヨーグルトの風味のせいか、まろやかで体に染みわたるやさしい味わい。クルミの香ばしさもあり、食感も楽しいスープです。

一方、ピリ辛味噌スープは、後を引く辛さ。しょうがや山椒の風味が効いていますが、煮込むほどにまろやかになっていきます。これまでの薬膳のイメージを覆す、コク深くて風味豊かなおいしさにびっくり。ふたつのスープを交互にいただいていると、いくらでもエンドレスで食べられます。しかも、体にいいことをしているので、罪悪感は一切なし。食べるほどに、体の中からじんわり温まってくるのも感じました。ピリ辛というと胃が弱っているときにはどうなのかな?と思ったのですが、やさしく染みわたる感じと、体の温まり方、食べたあとのグンと体調が上がる感じは、胃弱のときにも間違いなくおすすめの薬膳発酵鍋でした。

が、その効果を発揮したのは、帰宅後。便秘ぎみだったのに、すぐにすっきりとした(恥ずかしいですが、ここ大事です!)お通じがあり、食べたら出るという長らく忘れていた当たり前の感覚に感動すら覚えたほど。しかも、ボロボロだった肌の調子が、翌日、ここ最近で一番よくなっていました! 調子が悪かったからこその、このふり幅の大きさに、もっと体を労わろうと猛省。そのためにも、また行きたい、いや、絶対に行かなければ!と思うのでした。

「ダブル発酵2色スープの『薬膳胃弱鍋』~ピリ辛味噌と魚介出汁~」3500円(税別・1名様コース)※2名様から

薬膳レストランKampo’s銀座

レストランの店内写真

東京都港区新橋1-5-6 第3誠和ビル5F
月~金17:00~23:00、土日祝11:00~15:00(完全予約制)、17:00~22:00
TEL:03-6264-5811
URL:http://human-relations.jp/kampos/restrant/

 

監修
山口トキコ先生
「マリーゴールドクリニック」院長。医学博士。日本大腸肛門病学会専門医・指導医・評議員。日本臨床肛門病学会技能指導医・評議員。日本外科学会 専門医。1988年、東京女子医科大学卒業。1992年東京女子医科大学大学院修了。東京女子医科大学付属病院で研修後、社会保険中央総合病院(現:東京山手メディカルセンター)勤務を経て、2000年に「マリーゴールドクリニック」を開業。日本初の女性肛門科専門医として、テレビや雑誌などでも活躍。著書も多数ある。

山口トキコ先生

山口りりこさん
薬剤師・薬膳師・国際中医師。星薬科大学を卒業後、薬日本堂に入社。漢方や薬膳に魅了され、黒龍江中医薬大学日本校・遼寧中医薬大学日本校にて国際中医師・国際薬剤師を取得。より身近に漢方や薬膳を伝えるべく2015年に薬膳鍋『Kampo’s』をプロデュース。ほかにも漢方薬店の運営や商品監修など、幅広く活動している。

山口りりこ先生

撮影/田辺エリ イラスト/クロカワユカリ 取材・文/奥沢ナツ

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