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    口角上げでセロトニンUP!「すぐ疲れる人」を180度変える、3つの疲れない生活習慣

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口角を上げて笑顔をつくる女性

「疲れ」を放っておくと、やがて風邪などに対抗する免疫力を下げてしまうことが明らかとなっています。ちょっとしたことで息が切れる、イライラする、集中力が続かない、心がモヤモヤする…というのは疲労感のサイン。今回は、内科医で女性専門の疲労外来ドクターでもある工藤孝文先生に疲れない生活習慣を教えてもらいました。著書『疲れない大百科』(ワニブックス)からご紹介していきます。

監修
工藤 孝文

【疲れない生活習慣1】 笑顔はチョコ2000個分の快楽物質

胸に手を当てて幸福感に浸る女性

「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ」というフランスの哲学者の言葉がありますが、これは科学的にも証明されていること。

「心から楽しいと思っていなくても口角を上げて笑顔を作ると、脳が“楽しい” と勘違いして癒やしホルモンのセロトニンや多幸感をもたらす神経伝達物質のエンドルフィンが分泌されます」(工藤先生)

その効果は、なんとチョコレート2000 個分から得られる幸福感に匹敵するそう!
さらに最近の研究では笑顔を作ることは腸にもよい影響があるとも明らかになってきたのです。

「セロトニンが分泌されて幸福感を覚えると腸内細菌のバランスが整って、免疫力がアップすることがわかってきました。昨今、“脳腸相関”という言葉が注目されている通り、脳と腸は深く影響し合っています。脳が強いストレスを受けると、腸に信号が送られて腸内細菌のバランスが崩れ、免疫力が低下。結果的にさまざまな病気を引き起こしやすくなります」

笑顔を絶やさずにいると、ストレスに強くなり心身の健康もキープしてくれます。疲れたときは口角上げを意識してみましょう。

【疲れない生活習慣2】 ジムに行くより、掃除で心と体を整える

拭き掃除をする女性

運動以外で消費される日常のエネルギーをNEATといいます。

NEATはnon-exercise activity thermogenesisの略で、基礎代謝や日常生活での動作で消費されるエネルギーのこと。エネルギー消費量を上げ、メタボリックシンドロームや糖尿病を予防できると話題です。

「運動で消費するエネルギーは約0〜5%。一方、NEATで消費するエネルギー量は25〜30%で、運動の5〜6倍に当たります。運動が苦手な人や忙しくて運動する時間がとれない人は、こまめに体を動かすほうがずっと効率がよいのです」

“家事トレ”でこまめに動けば、部屋もキレイになって心と体を整えてくれます。習慣にすれば疲れにくい心と体になっていけます。

【疲れない生活習慣3】 天気予測で体調不良を予防しよう

天気痛予防のため、湯船で体を温めてリラックスする女性

気持ちのモヤモヤや体の疲労感、頭痛…。じつは気圧の変化によって引き起こされているかもしれないということをご存じですか?

「頭痛や体調不良、モヤモヤしたうつっぽい気分は天気痛という症状で、日本でも約10人に1人が悩まされているといわれています。天気痛にも対処法や適した漢方薬などがありますので、対策をすれば、今までよりずっと快適な毎日が送れるようになりますよ」

これまでほとんど認知されてこなかったため、“よくわからない体調不良”で片づけられてしまっていた天気痛。急激な気圧の変化で体の水分調整ができなくなることが原因で、体液の巡りが滞ったり、耳の内耳が反応したりして、自律神経がストレスを感じ、痛みや不調を引き起こすとされます。

こうした症状が気になる人は、スマホのアプリなどを活用して、天気による体調不良に予防策を講じましょう。

「雨の日は頭痛がひどい、曇りの日は気分が沈むという具合に法則性をつかみます。あらかじめ翌日の天気予報を確認して、症状が出そうだなと思ったら漢方薬を飲む、体を温める、お風呂で発汗するなどの対処を行いましょう」

水の巡りをよくする食材として、ハトムギ茶、きゅうりの酢の物、豆類、根菜の煮物なども積極的にとるとよいそうです。

生活習慣から疲労の原因をとり除くと、疲労が慢性化する前に疲労回復でき、疲れにくい心と体をつくることができます。

文/庄司真紀

 

参考書籍
工藤孝文『 疲れない大百科 – 女性専門の疲労外来ドクターが教える』(ワニブックス)

書影

工藤 孝文

工藤 孝文

福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、大学病院、地域の基幹病院を経て、現在は福岡県みやま市の工藤内科で地域医療を行っている。糖尿病・ダイエット治療・漢方治療を専門とし、NHK「ガッテン! 」、日本テレビ「世界一受けたい授業」、フジテレビ「ホンマでっか!? TV」へ肥満治療評論家・漢方治療評論家として出演するなど、メディア出演多数。日本内科学会・日本糖尿病学会・日本肥満学会・日本抗加齢医学会・日本東洋医学会・日本女性医学学会・日本高血圧学会・小児慢性疾病指定医。

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