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レモンの栄養効果で疲労感軽減! 丸ごとレモンを使った健康鍋レシピ

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もやしレモン粉雪ミルク鍋

1年を通してスーパーで手に入るレモンですが、じつは国産レモンの旬は冬。11月から収穫が始まります。今回は、レモンの生産量日本一を誇る広島県の離島、大崎上島の住民に行った健康調査結果をもとに、レモンの健康効果を専門に研究している先生方に解説していただきました。また、管理栄養士の柴田真希先生に冬におすすめのレモンを丸ごと使った鍋レシピもご紹介します!

Contents 目次

レモンが食べたくなる。レモンの健康効果!

近年、日本のレモン収穫・出荷量は、増加傾向にあるそうです。
その理由は『瀬戸内レモン』のブランド化やひろしま菓子博でレモンを使ったお菓子が多く紹介されたことがきっかけとなり、注目されるようになりました。また、塩レモンやレモン酢といった皮ごと使う活用法の広がりや、レモンを使ったお菓子やおつまみなどの加工品も増え、需要に供給が追いつかない状態が続いているそうです。

レモンの健康効果に対する研究も進み、テレビなどで紹介されていることが増えたこともレモンの生産量の増加につながっていると言えるでしょう。

今回は、レモン島に住む人たちの健康調査結果をもとに、専門の先生方に解説いただいたコメントをご紹介していきます。

レモンの摂取量のグラフ

【レモン島民は骨が丈夫!】
博士(医学)・県立広島大学保健福祉学部理学療法学科 教授の飯田忠行先生が2017年2月〜2018年2月に実施した島民90名を対象にした健康調査によると、女性では同年齢平均の骨密度よりも、島民の人のほうが高い傾向が見られました。さらに、レモンを多く摂取している島民は骨密度が高いこともわかりました。

「骨密度が高い理由のひとつとして、レモンに含まれるクエン酸が持つキレート作用が関係していると思います。キレート作用とは、カルシウムをはじめ、ミネラルを腸から吸収しやすい形に変えることです。そのため、血中カルシウム濃度が維持され、骨密度を維持することにつながります。
通常カルシウムは、人体には吸収されにくく、食物から摂取した場合約70%は体外に排出されてしまいます。とくに高齢になると腸から吸収されるカルシウム量は低下傾向にあり、体は骨に蓄えられているカルシウムを使って補おうとします。その結果、骨粗しょう症になりやすくなるのです。
島民の皆さんは、ふだんから多くのレモンをとることで、自然とカルシウムが体内に吸収されやすくなっているので、平均よりも骨密度が高くなった理由のひとつにレモンの摂取が考えられます 」と飯田先生はコメント。

【風邪予防にはレモンのビタミンⅭ】
呼吸器内科の専門医で、池袋大谷クリニック院長 大谷義夫先生は、レモンを代表する栄養素ビタミンCについて以下のようにコメントしています。

「重労働下の厳しい環境では、ビタミンCは風邪予防に有効であるという研究結果※がでています。これは、疲れている状況での風邪予防として、ビタミンCが有効である可能性があるといえるでしょう」
※出典:2016年9月日本胸部臨床、上気道感染症を科学する「ビタミンCとかぜの関連」

続いては、管理栄養士の柴田真希先生がおすすめする、レモンを丸ごと使ったおいしい健康鍋レシピをご紹介します。

疲労解消!もやしレモン肉タワー鍋

もやしレモン肉タワー鍋

この時期気になる免疫力アップに役立つレシピです!
レモンに多く含まれるビタミンCはウイルスの侵入を防ぐなど風邪対策に欠かせず、疲労回復などの効果が期待できます。子大豆もやしは、アスパラギン酸という疲労回復成分を豊富に含んでいます。また、カリウムやマグネシウムなどのミネラルが緑豆もやしに比べ3〜4倍多く含まれています。
さらに、にらや豆苗には、免疫力を高めるβ-カロテンが豊富。きのこに含まれるβ-グルカンをはじめとした食物繊維は、みそなどの発酵食品と一緒にとることにより腸の働きを促し免疫力を高める効果が期待できます。
レモンごまだれは、レモンのビタミンCとごまのビタミンEのWの抗酸化作用があり、疲労回復効果が期待できます。

<材料 2人分>
●具材
・豆苗 1/2袋
・レモン 1個
・子大豆もやし 2袋
・しめじ 1/2袋(50g)
・にら 4本(30g)
・豚ロース肉 200g

●スープ
・みそ 大さじ2
・豆板醤 小さじ1
・砂糖 小さじ1
・にんにく(すりおろし) 小さじ1/2
・鶏ガラスープ 800cc

●レモンごまだれ(作りやすい分量)
・白ねりごま 大さじ1
・白すりごま 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・しょう油 大さじ1
・レモン果汁 大さじ1

<作り方>
(1) 〈レモンごまだれ〉を作る。〈レモンごまだれ〉の材料を上から順に混ぜ合わせる。
(2) 豆苗をざく切りにし、トッピング用に少量残しておき、残りは子大豆もやしと混ぜ合わせる。 しめじは手でほぐす。にらをざく切りにレモンを2〜3mm厚の輪切りにし、半分にする。
(3) 鍋に〈スープ〉の材料を上から順に混ぜ合わせる。子大豆もやし、豆苗、にら、しめじを山盛りに鍋に盛りつけ、まわりに豚ロース 肉を巻きつける。輪切りのレモンを散らす。
(4) (3)を中火にかけ野菜を崩しながら鍋の具材全体を温める。お好みで〈レモンごまだれ〉をかけていただく。

骨を丈夫に!もやしレモン粉雪ミルク鍋

もやしレモン粉雪ミルク鍋

骨を丈夫にするのに大切な栄養素といえばカルシウム。このレシピには、カルシウムとカルシウムの吸収をよくする食材が豊富に含まれています。
まず、カルシウム源として、牛乳、春菊などの野菜。さらに子大豆もやしです。子大豆もやしには、カルシウムと大豆イソフラボンが含まれているため、骨の健康維持に効果が期待できます。
次に、カルシウムの吸収を高めてくれるクエン酸が豊富に含まれているレモン。カルシウムを多く含む食材とレモンを一緒にとることで、丈夫な骨づくりに役立ちます。
鮭やマイタケに含まれるビタミンDも血液中にカルシウムをとり込みやすくするように働きます。

<材料 2人分>
●具材
・鮭 2切れ
・キャベツ 1/8個(150g)
・春菊 1/4袋(50g)
・玉ねぎ 1/2個(100g)
・マイタケ 1/2袋(50g)
・にんじん 1/5本(30g)
・レモン 1個
・子大豆もやし 1袋
・コーン(缶詰/お好みで) 50g
・バター 10〜20g
・粉チーズ 大さじ2

●スープ
(A)水 400cc
(A)塩 小さじ1/4
(A)白だし 大さじ1
(A)レモン果汁 大さじ2
牛乳 400cc

<作り方>
(1) 鮭を4等分に切る。キャベツ、春菊をざく切りに、玉ねぎを1cm幅に切る。 マイタケを手でほぐす。にんじんを輪切りにし、型にとる。レモンを2〜3mm厚の輪切りにする。
(2) 鍋に〈スープ〉の(A)と〈具材〉を入れ、フタをして加熱する。
(3) 全体が温まったら牛乳とバターを加えて沸騰直前まで加熱し、粉チーズをぱらぱらとかけて火を止める。

これからの季節、年末に向けて睡眠不足で仕事をして、疲労が蓄積されることも多くなるのではないでしょうか。そのようなときは、意識的にビタミンCを多く含むレモンを食事にとり入れることをおすすめします。

■監修者:
博士(医学)・県立広島大学保健福祉学部理学療法学科 教授 飯田忠行 先生
日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医。池袋大谷クリニック院長 大谷義夫 先生
■レシピ監修:管理栄養士 柴田真希 先生

文/FYTTE編集部

 

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