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ビューティ賢者に聞く! キレイをつくる「おこもり美容法」 栗原恵さん <前編>

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ビューティ賢者に聞く! キレイをつくる「おこもり美容法」 栗原恵さん <前編>

新型コロナウイルスの影響により、自宅で過ごす時間がぐっと長くなりました。
そこでFYTTEでは、美容やフィットネス、食生活などに気を使い、美しいボディ&フェイスをキープされている“ビューティ賢者”の方々に、いま取り組んでいる「おこもり美容法」についてヒアリングを実施!

第1回目のゲストは、バレーボール女子日本代表のエースとして活躍し、現在はバレーボール解説者やタレントとして活躍する栗原恵さん。愛くるしい笑顔とルックスから「プリンセス・メグ」の愛称で親しまれ、引退後もその美しさにいっそう磨きがかかったと話題に。Instagramでは、ヘルシーなお料理やトップアスリートならではのハードなトレーニングの様子を撮影した動画や写真などの投稿も注目を集めています。この春には、なんとアスリートフードマイスターの資格を取得!
そんな日々進化し続ける栗原さんの「おこもり美容法」とは?

Contents 目次

<01. SKIN CARE & MAKE UP>
乾燥肌なので保湿ケアを重点的に。
お肌を休めるために、ほぼノーメイクで過ごします

私は肌が乾燥しやすいので、スキンケアアイテムはできるだけ保湿力が高いものを選ぶようにしています。
アイテム選びはもちろん大切ですが、以前メイクさんから、「お肌に水がついていると、その水が蒸発してより乾燥しやすくなる」と聞いたので、それ以来、お風呂から上がるとすぐに、スプレータイプの化粧水を顔と体にさっと吹きかけるようになりました。
このひと手間をかけるかどうかで保湿力が全然違う気がして、教えていただいてからずっと続けています。

スキンケアは基本的に、化粧水からクリームまでひと通り使用しますね。
朝・晩で少しお手入れの仕方が異なるのですが、まず朝は、お風呂から上がったあと、先の化粧水をさっと吹きかけてから、浸透を高める美容液をつけます。その後、化粧水、乳液、クリームを。
夜は、ミルククレンジングで汚れを洗い流したあと、朝と同じ美容液をつけてから、週に1回程度とり入れている炭酸ジェルパックをして、オイル、クリームで完了です。夜のほうが保湿をより入念に行います。
補足になりますが、夜だけでなく、朝もお風呂に入ることが多いんですよ(笑)。

メイクアップに関しては、お肌を休めるためにも、自宅にいるときはほぼノーメイクで過ごすようにしています。日焼けをしないように気をつけているので、ひと通りスキンケアをしたあとにUVケア機能のある下地を塗ります。その後、フェイスパウダーとアイブロウ、アイライナーをプラスすることも。

ほかには、できるだけ美白ケアをするよう心がけています。朝晩の化粧水の前に、ブライトニング用のクリームをプラス。また、スキンケアと並行して、ビタミン剤も服用。
日焼け止め、ブライトニング用クリーム、ビタミン剤…と、美白ケアは1年中意識しています。

<02. HAIR CARE>
ヘアオイル、ヘアバーム、ドライヤー…
“やさしい”がアイテム選びのポイント

ヘアケアについては、朝、シャンプーとトリートメントをしたあとに、お風呂上りに洗い流さないタイプのトリートメント(ヘアクリーム)をつけてから、ドライヤーで髪を乾かします。その後、ヘアオイルとヘアバームをプラスして保湿を。
夜は、シャンプーとトリートメントまでは朝と同じですが、お風呂上がりにヘアクリームをつけたあと、ドライヤーで乾かして完了です。
ヘアオイルもヘアバームも、オーガニックのもので、ハンドクリームの代わりとして肌につけてもいいアイテムを使用。スキンケアアイテムに限らず、できるだけ低刺激でやさしいものを選ぶようにしています。

ドライヤーは、「REPRONIZER(レプロナイザー)3D Plus」(Bioprogramming)を愛用中です。指通りが全然違うんですよ! 独自技術によって、乾かしているにもかかわらず、潤いやツヤが出るんです。もう手放せません(笑)。
また、同じメーカーの「HAIRBEAURON(ヘアビューロン) 4D Plus [ストレート]」(Bioprogramming)は、高温で使用しなくても髪をストレートにできますし、高温であてたとしても髪が傷む心配がなくて、こちらも重宝しています。

なかなか外出できなくてプロの手を借りられないからこそ、できるだけ髪にも負担をかけないですむような“やさしい”アイテムが大事だな、と改めて感じています。

右:REPRONIZER(レプロナイザー)3D Plus
左:HAIRBEAURON(ヘアビューロン) 4D Plus [ストレート]
「AVEDA」のパドルブラシも長年愛用しています。ブラッシングはもちろん、頭皮マッサージもできて大活躍!

 

 

プレゼントでいただいたもの。なんと、「Megumi」の名前入り!

<03. FITNESS>
運動は“ながら”よりも
時間を決めて集中的に行います

今は外出を控えているので、どうしても運動量がかなり減ってしまって。そのため、できるだけストレッチポールでこまめに体をほぐしたり、ストレッチやエクササイズをして体を動かすようにしています。

とはいえ、ジムでは重りを持ってウエイトトレーニングをしていたので、負荷はどうしても今までより少なくなってしまう…。
そこで、重さではなく、15~20分動き続けて刺激を入れるようにしています。”ながら”トレーニングより、「15分だけ集中してやろう!」という意識で、集中して行うほうが効果的だと思います!
YouTubeなどでも、いろいろなトレーニング動画がアップされているので、自分の好みやタイプに合ったものからチャレンジしてみるのも楽しいと思いますよ。

またご参考までに、私がいま行っているトレーニングのなかから、手軽にできるものをいくつかご紹介したいと思います。

① フェイスタオルを使ったオーバーヘッドスクワット
・フェイスタオルを両手で持ち、両手を上に上げます。
・ひじは曲げずに腕をまっすぐ保ちながら、胸を張ってお尻を後ろに突き出すように、ゆっくりひざを曲げていきます。
・太ももと床が並行になるくらいの角度まで下りたら、ゆっくり立ち上がります。
体幹が鍛えられるだけでなく、ヒップの引き締めにも効果的ですよ!

② 足を大きく開いて行うワイドスクワット
・肩幅よりも広い間隔で立ち、つま先を外側に向けます。
・つま先とひざが同じ方向になるように、ひざを外側に開きながら、ゆっくり腰を落としていきます。
・太ももと床が並行になるくらいの角度まで下りたら、ゆっくり立ち上がります。
内転筋(内もも)が鍛えられて、内ももが引き締まります。

③ 自重で壁を支えにしてのカーフレイズ
・肩幅よりやや狭い幅で立ち、壁に軽く手を添えます。
・壁に体重をかけないようにしながら、ひざを曲げずに、つま先立ちをします。
・限界の高さまでかかとを上げたら、ゆっくりともとに戻ります。
ふくらはぎの筋肉が鍛えられ、引き締まった美しい脚に!

④ ヨガのダウンドック(下を向いた犬のポーズ)からの足上げ
・両手と両ひざを床につけ、上半身は床と並行にして、両足のつま先を立てます。
・ひざを曲げながらお尻を後ろに突き出していき、同時に両腕は前に伸ばしていきます。
・おでこが床についたら、今度は両腕とひざを伸ばしていき、お尻を天井に向けて突き上げます。
・そこから片脚を真後ろに持ち上げます。
この動きで、肩甲骨周りからお尻までの筋肉が伸びますし、ヒップアップ効果も!

いつも自宅での室内トレーニングの際には、マスクをして呼吸をしづらくして心拍を上げるようにしています。

ほかにも、縄跳びをしているとイメージして1分間軽くジャンプをする動きを3セットと、腹筋エクササイズ、倒立も行っています。

いろいろご紹介しましたが、どんなトレーニングよりも、じつは‟血流をよくすること”がいちばん大切なのではないかと考えているんです。
そのため、毎日ゴルフボールを使って、足裏をほぐすマッサージを行っています。コロコロと転がすのでなく、しっかり踏んで体重をかけて、少しずつ動かしながら足裏にまんべんなくボールをあてていく。
これだけで、血液の循環がかなりよくなるのを実感できるのでオススメです!

自分ひとりではなかなか運動ができない、続かないという方は、参考になるかどうかわかりませんが、私はお気に入りの洋楽をはじめ、何かしら音楽を聴くようにしています。すると、テンションが上がって、トレーニングのスイッチが入るんです(笑)。
とくに、アップテンポな曲がオススメ。よかったら、ぜひ試してみてください!

<後編>では、食生活やメンタルコントロールなどについてご紹介します。お楽しみに!

Profile
栗原 恵(くりはら・めぐみ)
1984年、広島県出身。小学4年からバレーボールを始め、中学2年で強豪・兵庫県姫路市立大津中学校に単身バレー留学。中学3年で出場したアクエリアス杯ではオリンピック有望選手賞受賞。三田尻女子高校(現・誠英高校)に進学し、1年時からインターハイ・国体・春高バレーに出場。2001年、全日本女子に初選出、02年日米対抗で代表デビュー。「プリンセス・メグ」の愛称で親しまれ、大山加奈とともに「メグカナ」ブームを巻き起こす。2004年、アテネオリンピックに出場し5位入賞。08年のワールドグランプリでは、決勝ラウンドでベストスコアラー賞とベストサーバー賞をW受賞、同年開催の北京オリンピックにも出場。11年9月、ロシアのスーパーリーグ「ディナモ・カザン」に入団し、海外でプレー。その後、国内に拠点を移し、岡山シーガルズ、日立リヴァーレに所属。16年1月23日のデンソー戦に出場し、通算出場試合数が230試合となり、Vリーグ栄誉賞を受賞。18年5月、JTマーヴェラスに入部。19年5月末、JTマーヴェラスを退部、同年6月、現役引退を発表。現在は、バレーボール女子日本代表の試合や春高バレーなどで解説者・リポーターとして活躍するほか、競技を問わず、スポーツの魅力やアスリートの魅力を伝え、スポーツ界へ恩返しをするべく心を込めて活動を行っている。趣味は音楽鑑賞とドライブ。

取材・文/FYTTE編集部

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