夏になる前に、なんとかしておきたい部分のひとつである二の腕。昔に比べて、たるんできた、たくましくなったような気がすると感じている人も多いのではないでしょうか? 今回はエステティシャンである筆者が自宅でできる二の腕やせに効果的なマッサージ&ストレッチ法についてご紹介します。
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二の腕の筋肉がたるんでしまう要因
二の腕にある力こぶの部分は「上腕二頭筋」といって、ものを持つときなどに使う筋肉です。
二の腕がぷよぷよして引き締まりがないと感じる部分は「上腕三頭筋」といって日常生活では使う機会が少ないため、筋肉が低下し老廃物や脂肪がたまることでたるんだ二の腕になっていきます。
今日は、これから夏に向けて、ほっそり二の腕を作るマッサージとストレッチをご紹介します。
ほっそり二の腕を作る!マッサージ&ストレッチ法
二の腕を引き締めたい、細くしたい場合は二の腕周辺にたまっている老廃物を流すようなイメージでマッサージを行うのがポイントです。
(1)二の腕にマッサージオイルやクリームを塗布します。
(2)二の腕の外側を、ひじからわきのリンパに向かってゆっくり20回流します。
(3)二の腕の内側を、ひじからわきのリンパに向かってゆっくり20回流します。
逆側の二の腕も同様に行います。
(4)腕を上げて、もう片方の手でわきの下のリンパを約1分もみほぐします。わきの下のリンパがつまっていると、最初は痛く感じますがくり返していくうちに、やわらかくなるのがわかります。
逆側のわきの下のリンパも同様にもみほぐします。
(5)二の腕の外側を内側に向かってしぼるように約1分マッサージします。
逆側の二の腕も同様に行います。
(6)自宅にコロコロマッサージグッズなどがあれば、入浴中やお風呂上がりなど体が温まっている間にとり入れるのもいいですね。
(7)マッサージが終わったらストレッチを行います。
脚を肩幅に広げて立ち、右手の親指を左手でつかみながら腕を伸ばします。
指をつかんだまま、体をゆっくり左にかたむけて体側を伸ばします。20秒キープを3セットくり返します。
逆側も同じように、脚を肩幅に広げて立ち、左手の親指を右手でつかみながら腕を伸ばします。
指をつかんだまま、体をゆっくり右にかたむけて体側を伸ばします。20秒キープを3セットくり返します。
(8)体のうしろで手を組み、上げられるところまで腕を持ち上げて、20秒キープを3セットくり返します。このとき、腰が反らないようにお腹に力を入れておきます。
(9)水などが入ったペットボトルを用意し、両手をまっすぐ真上に伸ばします。
肩からひじまではまっすぐに伸ばしたまま、ひじから手のひらをうしろに曲げて伸ばすを20回、3セットくり返します。
二の腕を細くしたい、引き締めたい場合は、わきの下や二の腕周りの老廃物や脂肪をマッサージでやわらかくしたあと、 上腕三頭筋を意識したストレッチをとり入れるのがポイントです。
ぜひ、日々のストレッチ習慣に試してみてください。