FYTTE

Beauty
CATEGORY : ビューティ |ヘアケア

「ひじきの煮もの+黒ごま」で髪のハリ・コシをアップ! #コンビニちょい足し薬膳

Share
「ひじきの煮もの+黒ごま」で髪のハリ・コシをアップ! #コンビニちょい足し薬膳

難しい知識が必要というイメージの薬膳ですが、じつは身近な食材で簡単に実践できます。なんとなくそのときの気分で選びがちなコンビニ食も、使われている食材に注目して目的に合わせて選ぶと、あっという間に薬膳メニューに。ひじきの煮もの+黒ごまで、ツヤやかでハリ・コシのある美髪を目指しましょう。

監修 : 齋藤 菜々子 (料理家・国際中医薬膳師)

飲食店経営の両親のもとに育ち、大学卒業後は一般企業に就職。忙しい日々の中で食事が心身の充実につながることを実感し、料理の道を志す。料理家のアシスタントを務めながら日本中医食養学会・日本中医学院にて中医学を学び、国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使った作りやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。書籍・雑誌・企業へのレシピ提供、webコラム連載、イベント出演など活動中。著書に『基本調味料で作る体にいいスープ』『基本調味料で作る体にいい作りおき』(ともに主婦と生活社)などがある。

Contents 目次

髪の老化は、“黒い食材”でケア!

髪が乾燥してツヤがなく、ボリュームが失われてきたという人は、髪の老化が原因かもしれません。

「髪は老化の影響が現れやすく、髪は“血の余り”と言われているくらい、血が足りていないと美髪を育むことができません。ハリ・コシのある美髪を目指すには、老化現象を司っている“腎”をケアすることが大切。そのためには、黒い食材が効果的と言われています」

髪のハリ・コシをアップさせたいときは…【ひじきの煮もの+黒ごま】

老化が進むと必然的に「腎」もだんだんと弱ってきます。弱った「腎」のケアに効果的と言われている“黒い食材”。中でも美髪を育むためにも効果的な海藻であるひじきは、髪ケアにぴったり。さらに、黒ごまをトッピングすればダブルで黒い食材をとることができます。黒ごまは、消化吸収率が高いすりごまを選ぶと◎。

<髪のハリ・コシをアップするためのワンポイントアドバイス>
「腎」は、臓の中でも性ホルモンや老化現象を司ると言われています。「腎」が弱まると、白髪が増えたり、足腰が悪くなったり、骨が弱くなったりすることも。老化には抗えませんが、海藻類やしいたけ、キクラゲ、プルーンなどの黒い食材を積極的にとって、「腎」をケアしてあげましょう。

海藻は髪にいい、とよく言われますが、中医学の観点から見ると老化とも関係があります。黒い食材を意識的にとり入れて、ツヤとうるおいのある美髪を育てましょう。

イラスト/伊藤ハムスター 文/高野瞳

連載・関連記事

関連記事

  1. Healthcare「キムチ料理+ねぎ」で、夏冷え対策と免疫力アップ! #コンビニちょい足し薬膳

    「キムチ料理+ねぎ」で、夏冷え対策と免疫力アップ! #コンビニちょい足し薬膳

    30
  2. Healthcare「さけの塩焼き+わらびもち」で生理痛を緩和! #コンビニちょい足し薬膳

    「さけの塩焼き+わらびもち」で生理痛を緩和! #コンビニちょい足し薬膳

    48
  3. Healthcare「ざるそば+ジャスミン茶」でイライラ解消! #コンビニちょい足し薬膳

    「ざるそば+ジャスミン茶」でイライラ解消! #コンビニちょい足し薬膳

    40
  4. Healthcare「オムライス+野菜ジュース」で貧血を予防! #コンビニちょい足し薬膳

    「オムライス+野菜ジュース」で貧血を予防! #コンビニちょい足し薬膳

    38

おすすめの記事PICK UP