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「マスクで隠れるから…」って諦めないで! 二重あご・ほうれい線【エイジング悩み】はセルフケアで解消
ふと真顔で鏡を見たとき、下に垂れ下がった二重あごやくっきりと入ったほうれい線に驚いた経験ありませんか? 長いマスク生活で「マスクで隠れるからいいか…」と放置していると顔の筋肉は衰える一方。高級な化粧品を使うより、顔の筋肉をしっかり使えるようにトレーニングすることで、驚くほど解消されるんです。YouTubeのセルフケア動画の再生回数は1700万回超、チャンネル登録数は30万人以上の人気美容整体師で、「整体 KAWASHIMA」代表の川島悠希先生に、自宅で簡単にできるセルフトレーニングを教えていただきました。
Contents 目次
二重あごになる、原因とは?
二重あごになるのは、脂肪や顔まわりのむくみが挙げられますが、舌の奥の筋肉「舌筋」が大きなカギを握っているのだそう!
「のど付近にある舌筋は、日常では使いづらい筋肉。意識的に使わないと、年齢とともに筋肉が衰えて舌の位置が下がり、あご下のたるみや二重あごの原因になります」
口を閉じた自然な状態で上あごに舌がついていなければ、舌の位置が下がっている証拠。
「舌の位置が下がっている人には、口が半開きで口呼吸が習慣になっている人が多いので、注意しましょう」
舌筋トレーニングで、舌の位置を引き上げ!
「舌の位置を引き上げるには、舌のつけ根にある舌筋を鍛えるトレーニングが必要。毎日コツコツと続けて土台の筋肉を鍛えると自然と舌を引き上げられるようになり、すっきりとしたフェイスラインが手に入ります」
ふだん使わない舌の奥の筋肉なので、意識しながらしっかり動かすことがポイント。初級〜上級までの3ステップは、できる範囲でまずは毎日少しずつ続けてみましょう。
<初級編>
舌のつけ根をほぐしながら、上に持ち上げるトレーニング。
舌のつけ根からしっかり上げ下げするように動かしましょう。
(1)舌を根もとから上に持ち上げる
口を閉じたまま、舌先を上前歯の裏に軽く当て、舌全体を上あごにべったりとつけるように持ち上げる。根もとからしっかりつけたら、20秒キープする。
(2)舌の根もとを下げる
口を閉じたまま、舌を根もとから下におろして下あごにつける。そのまま10秒キープ。
(1)と(2)をくり返し、1日6回行う。
*わかりづらい場合は、手をあごの下に当てながら行いましょう。(1)のときは凹んですっきりとして、(2)のときは下に膨らみます。
<中級編>
舌全体をまんべんなくしっかりと動かすトレーニング。
根もとからしっかり大きく動かしましょう。
(1)歯をなぞるように舌を回す
口を閉じたまま、歯をなぞるように舌を動かして口の中を1周する。舌を少し前に出すようにして舌の根もとからしっかり動かし、できるだけゆっくりと大きく回す。左右に10回ずつ行う。
<上級編>
舌筋を引き上げるトレーニング。
舌のつけ根からしっかり伸ばして負荷をかけましょう。
(1)頭をうしろに倒す
頭をうしろに倒して、顔を天井に向ける。のどをしっかり伸ばすようにする。
(2)舌を思いっきり突き出す
上を向いたまま、舌を天井方向につきだすように伸ばす。限界まで伸ばしたら、そのまま20秒キープする。
(3)10秒休憩する
(2)が終わったら、舌を戻してラクな姿勢で10秒間休憩する。1日6回行う。