鏡を見るときや写真を撮るとき、角度によって顔の印象が変わることが気になっている人も多いのでは? 資生堂が20〜40代の女性516名を対象に実施した調査によると、他人を見るときに「角度によって印象が変わる」と感じたことがある人は84%。自分の顔についても、見られる角度によって顔の自己評価に50点以上の差が生じていることがわかりました。自分が最も魅力的に見える“ゴールデン角度”はどうやって見つけたらいいのか。その方法を、くわしい調査結果とともにご紹介します。
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他人を見るとき、約8割の人々は正面以外からも見ている!
まずは、2020年2月にインターネットで実施された調査の結果を見ていきましょう。「他人を見るときの角度」についての質問では、約8割 (79%)が「正面からだけでなく、さまざまな角度から見ている」と回答。具体的に、「正面」の角度と「正面以外」の角度を見る比率を聞くと、「正面:正面以外」=「6:4」の割合が平均となりました。
さらに、「他人を見るとき、角度によって印象が変わると感じたことはあるか」という問いには、じつに84%の人が「ある」と回答。また、顔の角度によって「見た目の魅力度は異なると思う」と答えた人も84%にのぼりました。顔の角度はその人の印象に加えて、魅力度にまで影響を及ぼしていることがわかります。
「好きな角度」と「好きではない角度」では、顔の自己評価に50点の差が!
「自分の顔の角度」についての質問では、64%が「自分の顔で好きな角度と好きではない角度がある」と回答。好きな角度について、どのようなところが気に入っているかという質問には「角度をつけると顔がシャープに見える」(29歳)、「目がほかの角度よりも大きく見える」(25歳)、「小顔に見え、彫りもいちばん目立つようになる」(38歳)などのコメントがありました。
さらに、「好きな角度」と「好きではない角度」の両方がある方(68名)に、それぞれの角度における自身の顔の魅力度を評価してもらったところ、「好きな角度」は100点満点中73点に対して、「好きではない角度」はたったの23点。同じ顔でも、角度によって自己評価に50点もの差が生じる、という驚きの結果となっています。
一方で、「自分で魅力的・素敵だと思う顔の角度と、他人から見られたときの魅力的・素敵な角度は違うと思いますか?」との問いには、「そう思う」と答えた人が51%にとどまったのに対して、「わからない」と回答した人が44%。また、「他人から見られたときの自分の魅力的・素敵な角度を知っていますか?」という質問でも、「知っている」と答えた人はわずか7%。自分の中で「好きな角度」があったとしても、他人の目から見てもその角度が最も魅力的に見えているかは自信がない、という人が多いようです。
平均的な日本人の “ゴールデン角度”とは?
他人から見て最も魅力的な“ゴールデン角度”はどの角度なのでしょうか。その答えを知るために、資生堂が「角度による顔の見え方の違い」を検証! 顔立ちの異なる4グループ×各5名(合計20名)の3Dデータをもとに作成した「日本人女性の平均的な顔立ち画像」をサンプルとして、角度が異なる顔写真をもとに、魅力度や印象の違いを調査対象者に評価してもらいました(縦:上下0〜20度の範囲で10度ごと、横:左右0〜45度の範囲で15度ごとに異なる全35種類の写真をもとに調査)。
その結果、平均的な日本人の顔立ちサンプルにおいて、最も「魅力度が高い」と評価された“ゴールデン角度”は、「縦:上に10度、横:左に30度」の角度と判明!
具体的な理由としては、「鼻すじがきれいに見える」(32歳)、「いちばん顔全体のバランスがよく美しく見える」(43歳)、「ほかの角度に比べて顔が小さい印象を受け、心なしか目も大きく見える」(22歳)などの声が上がりました。ゴールデン角度は「最も年齢が下に見える(若く見える)角度」、「最も肌にハリがあると感じる角度」とも一致。顔の角度は、見た目年齢や肌のハリ感など、 若々しさにも影響をおよぼすことが判明しました。
一方で、「最も年齢が上に見える角度」は、「縦:下に20度、横:正面0度」の角度が最多という結果に。「正面下」からの角度は、老けて見られやすいことが明らかになりました。また、この角度は「最も肌にハリがないと感じる角度」とも一致しているので気をつけたいところ。
なお、「最も年齢が下に見える(若く見える)角度」が具体的に何歳に見えるかを聞いたところ、平均は23歳。一方で、「最も年齢が上に見える角度」において同じ質問をすると、平均は34歳。同じ顔でも、角度によって見た目年齢に10歳以上もの差が生じることがわかります。
“ゴールデン角度”は顔立ちのタイプごとに異なる!
平均的な顔立ちだけではなく、いろいろな顔立ちにについて“ゴールデン角度”を知りたい! そんな女性たちの希望に応えて、追加の調査も実施。資生堂が⻑年研究してきた女性の美に関するデータ(顔立ち分析法)をもとに、日本人女性の顔立ちを「フレッシュ」「キュート」「クール」「フェミニン」と4グループに分け、各グループ5名ずつの表情画像からサンプルデータを作成。調査対象者に角度が異なる顔写真を見せて、魅力度や印象の違いを評価してもらいました(縦:上下0〜20度の範囲で10度ごと、横:左右0〜30度の範囲で15度ごとに異なる全25種類の写真をもとに調査)
顔立ちのタイプ別、最も魅力的に見える“ゴールデン角度”はこちら。
<顔立ちの分類>
■フレッシュ
顔の⻑さがやや「短く」、顔のパーツが「直線的」
■キュート
顔の⻑さがやや「短く」、顔のパーツが「曲線的」
■クール
顔の⻑さがやや「長く」、顔のパーツが「直線的」
■フェミニン
顔の⻑さがやや「長く」、顔のパーツが「曲線的」
<顔立ちごとの最も魅力的な角度>
■フレッシュ
縦:正面0度 横:左に15度
■キュート
縦:上に10度 横:右に30度
■クール
縦:上に10度 横:左に15度
■フェミニン
縦:上に10度 横:左に30度
全体的に、 縦の角度は0〜10度、横の角度は正面ではなく15〜30度が魅力的という傾向は共通しています。しかし、細かな角度や左右の向きなどは顔立ちによって異なるよう。
アプリで簡単! 自分の“ゴールデン角度”を撮影しよう
資生堂「ザ・コラーゲン」では、他人から最も魅力的に見える“ゴールデン角度”を知る機会として、スマートフォン向けコンテンツ「4D SELFIE SMARTPHONE(フォーディー セルフィー スマートフォン)」を展開しています。
顔写真を撮影することで「自分の顔立ちタイプ」と、今回の調査結果で明らかになった「顔立ちごとの“ゴールデン角度”」が判明。さらに、ナビゲーションに従って角度を調整することで、スマホで手軽に “ゴールデン角度”のセルフィーを撮影できます。
<URL> 「4D SELFIE SMARTPHONE」
https://4d-selfie.shiseido.com/(スマートフォン専用)
▼利用推奨環境
【対象】 スマートフォン(PCでは利用不可)
【推奨動作環境】 iOS 12 以上、Android 8.0 以上 ※iOS、Androidは、各社の商標または登録商標です。
より美しく見せるためには、内側からのケアも大事。資生堂の売上 No.1 コラーゲンブランド※「 ザ・コラーゲン」などをとり入れるのもよいですね。キレイを目指し、日常的にケアしていきましょう!
※:インテージSDI コラーゲンドリンク市場(美容・健康ドリンク+栄養ドリンク+健康食品+その他健康食品市 場)2018年11月〜2020年6月 メーカー別累計販売金額
<URL> 「ザ・コラーゲン」ブランドサイト https://www.shiseido.co.jp/collagen/