乾燥する季節の朝は恐怖です。まぶたに“三角のしわ”が入っていることがあるからです! きゃー!!! もうずいぶん前から気になっていて、湿度が下がってくると、ていねいにアイクリームをぬってみたり、保湿力の高いアイテムでスキンケアしてみたりしてきたのですが、ようやく私の中で結論が出ました。やっぱりワセリンだね、と…。
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ひとつのブランドを長く愛用するのって、あこがれる一方で、飽きることも。私のワセリン利用歴は、足かけ40年以上。赤ちゃんの頃からワセリンと、尿素入り保湿剤を処方され続けてきました。だから、と言ってよいのかわかりませんが、私にとってワセリンは、「スキンケア用品」というよりも、お医者さんの待合室のにおいをほうふつとさせるアイテム。
全身には、お風呂上がりに、保湿剤→ワセリンの順番で、毎日使用しています。全身を油で覆うと体が温かくなります。汗をかく時期は暑いので、ヘパリン類似物質や尿素が入った保湿剤だけで済ませることもあります。そして首から上だけは、ワセリンよりも気分が上がる化粧品をいろいろ試しながら、気に入ったものでスキンケアをしています。
けれどもそんな風にいかないのが、寒くて乾燥する季節。生半可な保湿では、私の顔は干上がって突っ張り、まぶたに至っては三角のしわが出現。本当にしょんぼり…。
そこで、もうこれはワセリンを使うしかない!と、ついに覚悟を決めました。
お風呂上がりのぬれた状態でメリカという化粧水を使っているので、この化粧水のあとに、顔にもワセリンをぬります。
このようにして寝ると、あら不思議! 起きたときに顔が乾かない!
しかし、ひとつだけ問題がありました。
顔がべたべたすぎるのです。寝るときもべたべた(顔のまわりにタオルを当てて寝ます)、起きたときもべたべた。さすがにべたべたすぎだわ…。
そこで登場したのが「やわらかなワセリン」です。ハンドクリーム目的で購入したこのアイテム、顔以外に使用する分には、「白色ワセリン」との違いがあまりはっきりせず、「白色ワセリンを小分けして使えばよかった」と思っていたのですが…。
ナイトクリーム用に使うと、私にはぴったり! 起きたときに、ほどよく油がのった(?)状態なのです。「やわらかなワセリン」には、ローズの香りと、無香料があります。私はどうしても、「お医者さんの待合室」のイメージを払拭したく、ローズの香りを使用。入浴後、いつものようにメリカで肌を整えたあと、両手のひらにワセリンを乗せて顔に広げます(目に入らないように!)。ほのかなローズの香りをかぎながらマッサージをすると、顔色が明るくなって、気分もすっきりします。
そして最後は定番、「ベビーワセリンリップ」。冬のがさがさ唇を守ってくれる、安心のリップクリームですが、出先で目もとや口もとがちょっと乾いたときにも、ささっとぬれるので重宝します。
子どもの頃から使っていて、今も頼れる。それってつまり、乾燥肌の自分にぴったり合っているってことですよね。原点に帰って肌を大切にしたいと思います♪(編集まりりん)
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FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。