コロナ禍で人に直接会う機会が減ってしまった今、肌のお手入れ意識までダウンしてしまっていませんか。美肌のためには、あれこれ手をかけたいけれど、正直、めんどうくさいなと感じている人に、お手入れが楽しくなるアイデアをお伝えします!
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お手入れは自分をいたわる時間ととらえて
毎朝毎晩のスキンケアのルーティーンに「正直、めんどうくさいし、やる気も起きない…」そんな気持ちになってしまうこと、あると思います。
私は、肌にふれることは、頑張っている自分を自分でいたわり、癒すための時間だと考えています。家族やペット、植物のお世話など、自分以外のことは毎日頑張っているけれど、自分自身のことって、ついあと回しになりがちではないでしょうか。
手のひらで肌にふれたり、鏡を見る時間は自分との対話の時間です。
「手ざわりがカサカサしているから、もっと保湿してあげたほうがいいな」
「PC作業を頑張ったから、クマができてる。目の周りのツボ押しをしよう」
「今日は肌にツヤがあって調子がいいな! 新色リップをつけてみようかな」
肌の調子がよくても悪くても、今の自分に共感し、いたわりの気持ちで接すると、疲れがやわらいでいくはず。たとえシンプルケアでも、肌にふれること自体に癒しの効果を感じることができると思います。
今回は、これなら楽しくお手入れできるかも?!という、やる気アップにつながりそうなアイデアをご紹介します。毎日のケアがマンネリになってしまっている人も、ぜひ試してみてくださいね!
1.超シンプルケアでもOK!
コスメを食事にたとえてみましょう! しっかり栄養をとりたいからといって、カロリーの高いごちそうをずらりと並べても、体が受けつけなかったり、かえって調子をくずしたりしてしまうかもしれませんね。
コスメも同じです。高額なコスメをそろえたり、たくさんのアイテムを使ったりすることが、必ずしも肌にいいわけではありません。自分の肌に合わないと、吹き出ものが出たり、肌に刺激になったりすることもあります。肌の調子をチェックして、必要なアイテムを厳選すればいいのです。
スキンケアの基本は、肌を清潔に保ち、足りない水分と油分を補給して保湿してあげること。そして、日中は日焼け止めを使うことが大切です。
私は、スキンケアがめんどうに感じたときは、超シンプルケアを試してみます。すると、この部分にはもう少しうるおいが欲しいな、など、肌が求めるものがわかってきますよ。
●超シンプルな保湿ケア
洗顔後、タオルドライし、まだ肌に湿り気があるうちに、植物オイルや馬油、スクワランオイルなどのオイルを肌になじませます。乾燥が気になる部位には重ねづけしましょう。
2.思わず試したくなる個性派コスメを使ってみよう
まるでつぶしたお米を肌にぬっているみたいなパック、と聞いたら、興味がわきませんか? 感触や機能が個性的なコスメなら、思わず試してみたくなるはず。そんな楽しいコスメを紹介します!
●石澤研究所 お米のパック
4種類の100%国産米由来成分が配合された、洗い流すパックです。まるでつぶしたお米のような感触ですが、べたつくことはありません。
パック中は肌がひんやりとするので、鎮静効果も感じます。洗い流すとつるつるになり、顔色がぱっと明るくなるので、パックするのが楽しみになります。
●pdc リフターナ ベースメイキングマスク
こちらは1枚で、スキンケアから化粧下地まで完了するマスクです。シートマスクなのにSPF4のUVケア効果があります。
パウダー入りの乳液がしみ込んだタイプで、普通のシートマスクとは使用感が異なります。シートマスクをはがすと、ピンク色の化粧下地を塗ったように肌が整いますよ! 時短にもなって、朝の支度が楽しくなるアイテムです。
3.実力派コスメを1品とり入れてみよう
あれこれコスメを使うのはめんどうだけど、肌悩みはきちんとケアしたいという人は、ベストコスメ常連の実力派コスメに頼ってみるのもあり。ふだんのアイテムをガラリと入れ替えるより、厳選した1品をとり入れたほうが、肌の変化をとらえやすいのでおすすめです。
たとえば、肌の土台作りに役立つブースター美容液なら、いつものコスメの効果も引き上げてくれます。
●ランコム ジェニフィック アドバンスト
肌の常在菌を整える効果があり、肌のバリア機能を高める美容液。
●ファンケル コアエフェクター
肌の土台を強化するたんぱく質「チオレドキシン」に着目した美容液。
4.好みのデザインを選んで視覚的に楽しもう
最近のコスメの容器は、デザイン性が高く、飾っておきたいような素敵なものがたくさんありますね! コスメのデザインを視覚で楽しむことも、お手入れの楽しさのひとつだと思います。
化粧品の容器デザインの選び方にも、好みがあると思います。私の場合、白やクリアのシンプルなパッケージが好きなので、洗面台など見えるところに並べるコスメたちは、メーカーは違っても色やデザインを統一するようにしています。
シンプルなもの、キラキラ感があるもの、木目のナチュラル感があるもの、薬品のようなイメージのもの、シックなもの…、いろんなデザインの中から、自宅のインテリアにマッチするものを探して、コーディネートするのも楽しいですよ!
5.自分の苦手部位をあえてケアしてみよう
新しいコスメを使い始めるときは、肌変化に対して敏感になりますが、だんだんと効果が感じられなくなってきて、お手入れをさぼりがちになってしまう…、私自身にもそんな経験があります。
コスメによるお手入れ効果を改めて実感するなら、いつもはあまりケアしていない部位を、あえてケアしてみることをおすすめします。ちゃんとケアをすると、肌状態がこんなによくなる、ということを改めて実感できるはずです。
年齢が出やすいといわれる手の甲や、ざらつきがちなひざやひじ、お尻の肌などで試してみるのもいいですが、私のおすすめ部位は、デコルテのケア! 冬場はあまり露出しない部分でもあり、お手入れを忘れがちではないでしょうか。
じつはデコルテの肌がキレイだと、自前のレフ板のように光を反射するので、顔の肌色まで明るく見えるのです。薄着の季節に向けて、今からスタートしてみませんか?
ケアといっても、顔にコスメを使うついでに、手にあまった化粧水や乳液をなじませる程度でもOK。
デコルテをしっかりケアしたい人は、「肌見せの季節はもう目の前! 今から間に合う3ステップの簡単デコルテケア」を参考にしてくださいね!
お手入れを頑張りすぎることが、ストレスになってしまっては逆効果。自分にぴったりの楽しみ方をみつけてくださいね!