連休はいかがお過ごすですか。今年こそ、早めにダイエットやパーツケアを行いたい! 今日はFYTTE読者の皆さんのダイエット意欲やモチベーションを高めるために、専門家の方々が実際にしていることを教えてもらいました。今回は、美容家で8店舗のサロンを経営し、ご自身も−12キロのダイエットに成功した経験を持つ谷恵美子先生の美脚&美尻メソッドをお届けします!
Contents 目次
夏までにやせる!私が3か月で結果を出したダイエット法
上半身はやせるけど下半身の脂肪がなかなか落とせない…という悩みのご相談は多いですね。私は過去にお尻と脚やせ(−12kgやせ)に成功しました。今回はそのときに行ったダイエット法4つをご紹介していきます。
1.スッキリ!むくみが解消する入浴法
まずは美脚を作るためにふくらはぎの筋肉をはがすマッサージをご紹介します。湯船に浸かりながら、ふくらはぎの内側(スネの内側)の骨のきわ部分に指をそわせて、骨のきわ部分からはがすように軽くほぐします。次にスネの外側の骨のきわ部分をはがすようなイメージでほぐします。
わかりにくい場合は、スネラインの骨のきわ部分(足首からひざまで)両側をほぐします。目安は片足2~3分ずつ。入浴中に行うと、むくみと筋肉の張りがとれてスッキリとしたふくらはぎになりますよ。
2.入浴タイムは愛用品「アルゴテルム」で美尻&美脚作り
私が入浴中に愛用しているのはむくみ解消にすぐれたフランスのブランド「アルゴテルム」シリーズ。まず、海水を微細な粉末状に加工したバスソルト、アクアドーズ(海の恵みをお肌に届ける)で入浴します。海水に含まれる天然のミネラル成分がむくみを解消してくれます。それと合わせて、体に直接塗布して入浴できるバンブーオーアルゲ(バスエッセンス)と使い分けています。バンブーアルゲは体につけて洗い流すだけでケアができるので、シャワーのみで済ませる人にはおすすめです。海をイメージした心地よい香りで癒されますよ。
入浴後は体の表面の水分をタオルで軽く押さえ、セロムマンスグローバル美容液を脚全体にすり込みます。この美容液を肌になじむまでマッサージするようにすり込むと、運動しないと出ないアディポネクチンが出やすくなります。これは“やせホルモン”と言われており、脂肪細胞から分泌されるホルモンの一種です。このホルモンが増えると運動したかのように肌を引き締めてくれるんです。
3.誰もが美脚&美尻に。スクワットがいちばん効く!
まず、体がかたいとやせにくいです。収縮してかたまっている筋肉と股関節を伸ばすところから始めましょう。大体の女性は柔軟性がなくなることで股関節から太ももが内側に引っ張られ、外太ももとふくらはぎ外側で体重を支えてしまって脚が太くなってしまう人が多い傾向にあります。
アスリートが率先して行っている「BIG3」と呼ばれる3種目があります。ベンチプレス、デッドリフト、そしてスクワットです。その中でもスクワットは大腿四頭筋(だいたいしとうきん)、ハムストリング(お尻のつけ根から太もも裏の筋肉の総称)、大臀筋(だいでんきん)など、下半身の筋肉全体とウエストに効くトレーニングです。
スクワットは筋トレの中で最もカロリーを消費できて効率よく筋肉量を増やすことができるのでおすすめです。スクワットにはクオーター、ハーフ、パラレル、フル、フルボトムと5段階のやり方がありますが、その中でも太ももと地面が平行になるまで腰を落とす、パラレルスクワットが効果的です。
脚全体を引き締めたい人は、足幅をややせばめて行うナロースタンススクワット。ヒップアップと太ももやせの両方を引き締めたいなら、つま先を外側にして足幅を大きめにとるワイドスタンススクワットがおすすめ。
これらのスクワットを8~12回くらい行います。正しいやり方で12回ほど行えば筋肉に効いてきます。1セット8〜12回を3~6セットを目安に行ってみてください。日々引き締まる脚とヒップを楽しみに!
4.脚やせ、美尻に効果的な食事でやせる!
美尻、脚やせは食事で作っていくことも大事です。特に大事なのはたんぱく質。脂身がない赤み牛肉、ラム、鶏肉がベストです。そして今まで蓄えた糖を燃焼するために、食事で糖を摂取しないように、最初は糖質を抑えてやせやすい体を作ります。ここで、いつも通りに糖質を摂取してしまうと、いくらがんばってもやせにくくなってしまうのでNGです。
私が行った食事法は、炭水化物は1か月お休み。その間は水をしっかりとり栄養を体にめぐらせることを意識する。コーヒーやお茶は食後に飲むと栄養がすぐ尿として出てしまうので気をつけてください。
やせ食材として意識して食べていたのは、きのこ、海藻、ブロッコリー、納豆。腸の善玉菌を作り出し、やせやすい体作りに◎。むくみ解消はカリウムを多く含むほうれん草、納豆、アボカド、バナナ。糖をエネルギーに変えるビタミンB1が豊富な豚肉、にんにく、ごま。冷え性解消のしょうが、海藻、大根、鮭などもおすすめ。
毎食、ブロッコリーやキャベツ、ほうれん草、レタス、小松菜などの青野菜をたくさんとり、炭水化物や糖を控え、45g前後のたんぱく質をとってスクワットと入浴、そして6時間以上の睡眠を確保します。これを続けていれば3〜6か月後には理想の体型に!
今からスタートすれば夏までに美尻、美脚をゲット間違いなし!